BBCが2021年3月19日に放送したチャリティ番組『Comic Relief: Red Nose Day 2021』中のスケッチに、ダニエル・クレイグが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のジェームズ・ボンドとして登場しました。

公式映像はこちら:
James Bond comes face-to-face with Catherine Tate’s Nan @Comic Relief: Red Nose Day​ 2021

6分半ほどのスケッチの舞台は、ロンドン・ホワイトホールにあるMI6。女優でコメディアンのキャサリン・テイトは自身が別番組で扮しているキャラクター、ナン(おばあちゃん)として登場。掃除婦としてM執務室をクリーニング中にスイッチを押すと、タキシード姿のジェームズ・ボンドがパソコン画面に登場。リモートで繋がります。

ボンドは「独身だがドクターと付き合っている」と語っており、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のボンドとの設定の模様。ナンは最後に白い猫のぬいぐるみを抱き、ボンドを監禁。彼の活動は地球温暖化を促進していると批判します。

007シリーズ公式Instagramによると、このスケッチのセットはパインウッド撮影所で再現されたもの。Mの執務室は007シリーズで唯一、将来の再利用のために撮影所内で保存されているセットとのこと。第1作で用いられた両側革張りドアのコンセプトは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でも使用されているそうです。