CBSのトーク番組『The Late Late Show with James Corden』(2021年6月24日放送)にリーアム・ニーソンが出演しました。
Liam Neeson’s Driving Instructor Was Helen Mirren
司会のジェームズ・コーデンから、ボンド役候補になっていた過去について話を振られたニーソン。
『シンドラーのリスト』出演後にバーバラ・ブロッコリから数回電話があったとのこと。正式なオファーではなかったものの、ボンド役に関心がないか訊かれていたようです。
ニーソンはその当時、アメリカで映画『ネル』を撮影中。共演者で恋人のナターシャ・リチャードソンから「ボンドになるのなら結婚はしない」と言われ、ボンド役を辞退。
そして、リーアム・ニーソンはナターシャと結婚。夫婦喧嘩の際は、ニーソンが拳銃を構える仕草をしながら『ジェームズ・ボンドのテーマ』をハミングすることが、しばしばあったとのこと。自分はナターシャのために譲歩して、演じたかったボンドを辞退した……との思いがあったのかもしれません。
5代目ジェームズ・ボンドにはピアース・ブロスナンが就任しますが、ナターシャの一言がなければ、007シリーズの歴史が今とは違うものになっていた可能性があります。