Deadline(2021年7月9日付)によると、AmazonによるMGM買収がアメリカの規制当局から承認されるのは、半年以上先になるかもしれません。
同サイトはThe Information(同日付)の記事を引用し紹介。連邦取引委員会(FTC)はMGM買収に関して反トラスト法の違反がないか、綿密な審査を行っているとのことで、この審査は6ヶ月かそれ以上かかる可能性があるとのこと。
FTCのリナ・カーン委員長が現職就任前からAmazonの企業姿勢に批判的な立場であることも、審査が長引く要因と見られているようです。
この審査が長期化すれば、007シリーズ次回作『Bond 26』の本格的な製作開始時期が遅れる可能性も考えられます。
MGMのM&Aが007映画の製作・公開時期を遅らせる一因となった例としては、1990年のジャンカルロ・パレッティ(パテ・コミュニケーションズ社)による買収、2004年のソニー連合による買収などがあります。