The Hollywood Reporter(2021年8月18日付)によると、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は今のところ、予定通りのスケジュールで劇場公開される可能性が高そうです。

COVID-19のデルタ株が流行中のアメリカ。7月実施のアンケート調査では、映画館での鑑賞に81%が意欲的だったそうですが、その数値は8月16日の時点で64%へ急激に下がったとのこと。

最近になり、劇場公開が延期されたり断念となる映画が再び出始めていますが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が延期となる可能性は、今の時点で低いと見られている模様。マーケティング活動を再スタートする度に、多額の費用を要することがその理由なのだとか。AmazonによるMGM買収も完了しておらず、すぐに配信されることもないようです。

しかし、ある映画会社幹部は、今の状況が6週間前に分かっていたら全作品を来年へ延期させていた、とコメント。他社の幹部も、6週間前は延期を考えなかったが今ならあり得る、と語っているそうです。