The Independent(AP、2021年9月8日付)は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビュー記事を掲載しています。

ロンドンから電話インタビューに応じたフクナガ監督。その前夜はサム・メンデス監督と凍った湖で水上スキーを楽しむ夢を見たそうです。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇場公開延期の可能性については、何が起きるか公開日を迎えるまで分からないとのこと。

フクナガ監督は、大作映画のヒーローの中では、ジェームズ・ボンドが最も気に入っていた様子。自分の過去作では常にアウトサイダーへ焦点を当ててきたとし、ボンドも同様だと指摘。また、ほとんどの自作で孤児のキャラクターを登場させている、とも語りました。

『トゥルー・ディテクティブ』で見せた6分間の長回しのような映像が『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でもあるのかと訊かれると、ダニー・ボイル監督辞任により時間が不足しており、特色ある画作りも重要であるが、ストーリー構築が最優先課題だったと説明しています。