The Leica Camera Blog(2021年9月9日付)は、イオン・プロダクションのプロデューサー、マイケル・G・ウィルソン氏のエッセイを掲載しています。

写真愛好家で知られるウィルソン氏。父親の影響で幼少の頃からフォトグラフィーに魅了されてきたとのこと。自宅に暗室を設けているそうですが、夫人からは不評のようです。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』制作時は、ウィルソン氏、ダニエル・クレイグ、グレッグ・ウィリアムズ、ニコラ・ダヴの4名がそれぞれライカのカメラを持って撮影。途中からウィルソン氏は、この4名の写真展覧会を開くことを思いついたとのこと。

ウィルソン氏が選定した写真25点は、「No Time To Die – Behind the Scenes」と題して、ロンドンやロサンゼルスなど世界10都市で展示予定。日本では東京(2021年9月24日から2022年1月25日)と大阪(2021年11月3日から2022年1月11日)で展覧会が開催されます。

写真25点からなるポートフォリオは、イオン・プロダクションのアーカイブの所蔵となる他、2022年秋開催予定のボンド・オークションにて競売に出されるとのこと。007シリーズ60周年を記念した大掛かりなオークションが予想されます。

なお、4名の写真はライカのブログで公開中です。