映画007シリーズ公式サイトは2021年9月16日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで9月28日に開催される、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ワールド・プレミアの詳細を発表しました。
ワールド・プレミアに出席する主な俳優は、ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ジェフリー・ライト、ロリー・キニア、アナ・デ・アルマス、デヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ。
出席スタッフは、キャリー・ジョージ・フクナガ監督、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ、脚本家のニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、作曲家ハンス・ジマー、主題歌担当のビリー・アイリッシュ、フィニアス・オコネル。
当イベント開催後は、世界57都市でも地域プレミアが順次開催。このうちイギリスとアイルランドは10都市で開催され、コロナ禍での仕事に敬意を表し、医療従事者が特別ゲストとして招待されます。
このワールド・プレミアは、ジェームズ・ボンドが勤務するMI6(SIS)の他、MI5(Security Service)、GCHQの各諜報機関に勤務する現役職員やその退職者を支援するチャリティ・イベント。イギリス特殊部隊(UKSF)もサポート対象となっており、彼らも招待客となります。
今回のプレミアでは、一般人のレッドカーペット周辺への立ち入りができないとのこと。イベントのハイライトは、007映画公式の各SNSで配信されます。
ワールド・プレミアの一般向けチケット(限定数)はロイヤル・アルバート・ホール公式サイト経由で販売、とアナウンスされていますが、販売開始から10分前後で完売となっています。
なお、007シリーズの英国プレミアは、1960年代から英王室メンバーの出席が慣例となっていますが、今回の発表では触れられていません。王族参加がないとすれば、『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以来となります。