Yahoo Movies UK(2021年9月25日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプロデューサー、マイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

バーバラ・ブロッコリは、最新作のタイトル『No Time To Die』(邦題『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)の発案者なのだそうです。

バーバラの父親アルバート・R・ブロッコリは1958年、テレンス・ヤング監督で『No Time To Die』(邦題『今は死ぬ時でない』)のタイトルをつけた戦争映画を制作していましたが、当初その事はすっかり頭から抜けていたようです。

007最新作のタイトルとして『No Time To Die』を思いついた後で、過去作のタイトルと同じことに気づき、権利を握っているコロンビア・ピクチャーズから使用許諾をもらったとのこと。

ジャマイカで開催された『Bond 25』の制作発表イベントでは、タイトルが発表されませんでしたが、ウィルソンはその理由として、単にまだ正式題名が決まっていなかった、と語ったようです。

バーバラは映画『エリザベス』でダニエル・クレイグが廊下を歩く姿に惚れたようで、目が離せなかったとのこと。クレイグが当初、ボンド役に躊躇していた理由は、自分の人生が変わることに気づいていたから、なのだそう。実際に彼の人生は変わったが、人間性は変わっておらず、初めて彼にあった日と同じまま素晴らしい男だ、と評価しています。

また、キャリー・ジョージ・フクナガ監督について、彼は打席に立って(積極的に取り組んで)、ホームランを打った、と表現。フクナガ監督の成果に満足気です。