Yahoo Movies UK(2021年9月26日付)は、キャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビューを掲載しています。
キャリー・ジョージ・フクナガ監督は、『007/スペクター』公開直後、ニューヨークの馴染みのレストランでバーバラ・ブロッコリと会食。45分ほどの間にダニエル・クレイグ降板後のボンド役候補者の様々な名前を挙げ、話し合っていたそうです。
その3年後には、アッパー・イースト・サイドにあるブロッコリのタウンハウスに招待されることになった、と振り返りました。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』監督に就任すると、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドと協力し、脚本を一から作り直すことに。8週間かけて新しい敵、新しい危機を考え出して、概要を作成。
フィービー・ウォーラー=ブリッジ起用はダニエル・クレイグの提案。彼女とはロンドンのイオン・オフィスでミーティングをしたそうです。
過去作は全て観直し、小説も読み直し。夜に思いついたアイディアは、翌朝イオン・プロのオフィスで提案していたとのこと。
今作は、基本的に『007/スペクター』の続編的な内容であることを指摘。そして、他のクレイグ=ボンド作品にも登場してきたキャラクターやそのストーリーをまとめ上げており、クレイグ=ボンドの最後に相応しい映画に仕上がったようです。
再び007映画を監督するかとの問いには、今はわからないとしながらも、可能性がある旨を答えています。