The Guardian(2021年10月1日付)は、ファンや俳優からの質問に対する、ダニエル・クレイグの返答を掲載しています。

自分の007映画に最も影響を与えたフレミングの小説は何かと問われたクレイグは、『007/死ぬのは奴らだ』と返答。その理由は、この作品が最初に読んだ原作であり、最初に映画館で観た作品だからとのこと。

映画撮影で使った小道具を個人所有しているか、との質問には、『007/カジノ・ロワイヤル』のクレーン・シーンで身につけていた腕時計がある、と返答。プロデューサーからもらったもので、バハマの赤い砂がいまだに付いているそうです。

ボンド役としてプロモーションする中で最も楽しかったのは、『007/カジノ・ロワイヤル』の宣伝で訪れていたスイス。滞在先で寝ようとすると、バーバラ・ブロッコリから下へ降りてくるように電話が。その時は首になるのかと思ったとのこと。ソニーのエイミー・パスカルも同席しており、『007/カジノ・ロワイヤル』の天井破りな興行成績を伝えられたのだそうです。

演じてみたい007映画の悪役はマッツ・ミケルセンの演じたル・シッフル。

自分が出た007映画で、一番気に入っているのは『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。007シリーズ全体では『007/ゴールドフィンガー』。

自身の俳優キャリアの中で、最も誇りに思う作品を問われると、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』と返答。理由としては、COVID-19とは別に、今作を作る過程で多くの苦難があった旨を指摘。今作はストーリーが素晴らしく、俳優陣やスタッフも優れている、と語ったようです。

質問を寄せた中には、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』共演者のアナ・デ・アルマスやナオミ・ハリス、過去の007映画で共演したジュディ・デンチ、ジェマ・アータートンもいます。