Variety(2021年10月10日付)が、ジャマイカ各地の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ロケ地などを紹介しています。
Boundbrook Wharf
ポートアントニオの埠頭。夜のキューバとして撮影が行われた。船の爆発シーンはこの埠頭の近く。この周辺はキューバ軍の基地との設定で、カストロやゲバラの壁画が地元アーティストによって描かれた。撮影終了後はブルーのペンキで塗り潰されている。
Ken Jones Aerodrome
この飛行場からセスナ185水上機がキューバへ向けて飛び立つ様子が撮影されたが、最終的にこのシーンはカットされた。
Coco Walk
引退したボンドが過ごす家は、ポートアントニオのSan San Bayにあるプライベート・ビーチ、Coco Walkがロケ地。家はスタッフの手で全てが一から作られた。撮影後は直ちに解体されたが、このエリアの風景は映画同様、変わっていない。私有地のため、この場所を訪問するには陸地でなくボートをチャーターして行くのがお勧め。
Market Square
ボンドが運転するシーンはポートアントニオのWestとWilliams通りの交差点などで撮影された。この場所はMarket Squareと呼ばれている。近辺にはレストランPiggy’s Jerk Centreがある。ダニエル・クレイグはこの店を気に入り、キャストやスタッフと共に何度も通った。火災で焼け落ちたが、クレイグは募金活動を支援し再建された。ボンドが車の故障で困っているシーンの背景で店が映っている。
Cocosan Villa
ダニエル・クレイグは撮影期間中、このヴィラ(ホテル)で2週間宿泊した。寝室は6つあり、宿泊費は一泊6千ドル。