Collider(2021年10月9日付)は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビューを掲載しています。
Cary Joji Fukunaga on No Time to Die and If He’d Direct Another Bond Movie
撮影監督にリヌス・サンドグレンを起用したのは、『マニアック』に出演したエマ・ストーンによる推薦がきっかけとのこと。
全編をIMAXカメラで撮影したかったそうですが、カメラが6台しか存在せず、それをクリストファー・ノーランが『TENET テネット』で使い始めたため、限定的な使用になったようです。
クランクアップから10日後に最初の編集をした際の尺は3時間弱。それから12週間をかけて削ったのが17分間。DVDのボーナス特典として、削除したシーンを公開する映画がありますが、フクナガ監督はこれに否定的な立場を示しました。
再び007映画を手がける可能性について問われると、20ヶ月以上の間、毎日16時間から18時間働き、その間は家にも戻れなかったと語り、フクナガ監督は今すぐやりたいという気にはなれない様子。しかし、適切なタイミングで良いアイディアがあれば、ぜひやりたいと語りました。