IndieWire(2021年10月8日付)は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビューを掲載しています。

アストンマーティンDB5のアクション・シーンはイタリアのマテーラでほとんどの撮影が行われました。しかし、車が横から突っ込んでくる場面はスタジオで撮ったとのこと。ダニエル・クレイグとレア・セドゥの肩越しに撮るショットは大型のIMAXカメラでは不可能だったので、5パーフォレーションのカメラを使ったとのこと。

プロデューサーらはダニー・ボイルの監督辞任後、白紙状態からのやり直しを求めたとのこと。初期バージョンのアイディアを幾つか採り入れたようですが、それらはプロデューサーの希望だったそうです。

また、フクナガ監督が最初の制作ミーティングに加わった時点で、キャラクターに関するアイディア、新事実に関するアイディア、そしてエンディング(特にエンディングの結果)に関するアイディアは既にテーブルの上に置かれていたとのこと。その為、これらアイディアやコンセプトが生まれた過程は、分からないようです。

Wall Street Journalとのインタビューで、バーバラ・ブロッコリがキャリー・フクナガの続投を求めていましたが、その記事については読んでいないとのこと。「まずは休みたい」と答えています。

キャリー・フクナガ監督は、広島への原爆投下を描いたノンフィクション『Shockwave: Countdown to Hiroshima』の映画化に向けて長らく動いてきました。これについて問われると、原爆投下に至る決断は今まで一方的に説明されてきたとし、自分はこれに多面的な視点から迫りたい、と語ったようです。