The Sydney Morning Herald(2021年11月6日付)は、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』劇中でアナ・デ・アルマスが演じるパロマのドレスを提供したオーストラリア人デザイナー、マイケル・ロ・ソルドとのインタビューを掲載しています。
スパイ映画のようなスタートだったと振り返ったマイケル・ロ・ソルド。2019年6月にコスチューム・デザイナーのスティラット・アン・ラーラーブからメールがきたのが全ての始まりだったそうです。
メールの内容は、ロンドンで撮影される映画向けに、ロ・ソルドのドレスを使用したいとの要望。その時点で映画のタイトルは明かされなかったとのこと。
ロ・ソルドはネイビー色のシルク・サテン・ドレス「Alexandra」を10着用意することに。女優が誰かも知らされなかったそうですが、Zoom経由でフィッティングを行い、完成品はパリのホテルで手渡ししたそうです。
2019年8月にシドニーにあるロ・ソルドのスタジオへ007ロゴ付きのボックスが届いた時は、ファンとして興奮したとのこと。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のイギリス公開を受けて、NET-A-PORTERがこのドレスを販売したところ、2日間で売り切れに。現在は4回目のロットを作っているそうです。自社オンライン・ショップでも、何度も売り切れになっているのだとか。
オリジナル・デザインのドレスは、シドニーのPowerhouse Museumへ寄贈する予定とのことです。
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