news.com.au(2021年11月10日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビューを掲載しています。
フクナガ監督は子供の時から007映画のファン。将来は国際的スパイになって、カッコいい車で世界を股にかけ、悪党をやっつけたい……と思っていたのだそうです。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』へのアプローチについて語ったフクナガ監督。自分の手でこのシリーズを刷新しようとは考えなかったのだそう。あくまで全5作の最終章として仕上げることが自分の責任であり、『007/カジノ・ロワイヤル』からの連続性を保つことが必要だった旨を語りました。
脚本を書く際には、イアン・フレミングの小説を読み返したとのこと。ボンドが男を暗殺しようとする際の心の葛藤を描いた部分には特に興味を惹かれたそうで、映画『女王陛下の007』も併せ、これら作品の感情的要素を探求することにしたそうです。