GoldDerby(2021年11月19日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影監督リヌス・サンドグレンとのインタビューを掲載しています。
‘No Time to Die’ cinematographer Linus Sandgren on James Bond’s epic stairway climb
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を制作するにあたって、キャリー・ジョージ・フクナガ監督とは、007映画の本質を語り合ったというサンドグレン。フクナガ監督はボンドの内面に限りなく深く迫ろうと試みたそうです。
エンディング近辺のシーンでは、ボンドが目標に向かって階段を上りつつ敵を倒します。サンドグレンの話では、これはボンドの過酷なジャーニーのメタファーであるとのこと。
階段シーンを含め、手持ち撮影での場面が随所に見られますが、これはジェームズ・ボンドが不安定な状態であることを示しているそうです。逆にドリーやクレーンで撮影している映像は、ボンドが状況を上手くコントロールしている場面とのこと。