Deadline(2021年12月4日付)によると、「Deadline Contenders Film: New York」が12月4日に開催されました。参加した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』関係者はプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ、サフィン役ラミ・マレック、マーク・ティルデスリー、クリス・コーボールドら。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドが壮大なフィナーレを迎えました。ブロッコリはこれを受けて次回作(『Bond 26』)をどう描くことにするのか、現時点で決めていないそうです。しかし、「そこはなんとかうまくやる」とし、「ジェームズ・ボンドは戻ってくるので安心して欲しい」ともコメントしています。

プレタイトル・シークエンスではマドレーヌ・スワンの過去が描写され、サフィンも登場します。ブロッコリはプレタイトルを「非常に上手く出来た」と評価。これはキャリー・ジョージ・フクナガ監督の功績とのことです。

今作のプレタイトルはシリーズ最長記録となる25分間ですが、ウィルソンはここで描く背景は映画全編のために必要だった、としました。

ラミ・マレックは007シリーズは映画史の中心的存在だと表現。プレタイトルの舞台となったノルウェーの湖上での撮影を振り返り、いつ氷が溶けるか分からず最高に緊張した旨を語っています。