ポッドキャストGirls On Film(2021年12月10日配信)に、イオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリが参加、次期ボンド役などについて語りました。
バーバラ・ブロッコリは、強さと脆さを内に抱える21世紀に相応しいボンドを『007/カジノ・ロワイヤル』から演じた俳優として、ダニエル・クレイグを評価。
新ボンド俳優の検討を始めるのは来年(2022年)からだとし、女性ボンドについては明確に否定。ノンバイナリーの可能性について尋ねられると、どうなるか分からないとしつつ、完全には否定しませんでした。
さらに、次期ボンド役にはイギリス人を求めているとし、これまで唯一の例外がオーストラリア人のジョージ・レーゼンビーだと指摘(注:ピアース・ブロスナンはアイルランド生まれのイギリス育ち、イギリス国籍なし)。イギリス人であることは重要であるが、肌の色は問わないとのこと。
ブロッコリの発言をそのまま受けとめるとすれば、次期ボンド役にはイギリス人を優先的に検討、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英連邦人は候補外か、少なくとも優先順位が下がることになりそうです。
また、ブロッコリは時差のあるアメリカと仕事をするのは大きなストレスだとコメント。ロンドンの夜10時や11時にロサンゼルス側とやり取りをしているそうです。
12/12追記:ダニエル・クレイグについての記述を修正しました。