<スポイラー注意>

The Telegraph(2022年1月22日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』プロデューサーのマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ダニエル・クレイグとのインタビュー記事を掲載しています。

ダニエル・クレイグは『007/カジノ・ロワイヤル』公開直後にプロデューサーのバーバラ・ブロッコリへ、自分の最終作でジェームズ・ボンドを死なせたい、と提案。

この提案について、クレイグは、自分でもどうして思いついたのか分からない、と語っています。

クレイグ=ボンド最期の場面が撮影されたのは、パインウッド・スタジオ。あらかじめマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥのパートを先に撮影。クレイグは耳に差し込んだイヤフォンで彼女の台詞が聞けたとのことで、それがリアルな演技に繋がったようです。

2022年10月5日は映画007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』公開から60周年の記念日となります。何か重大発表が予定されているかと問われたブロッコリは、「イエス」と返答。ただし、その発表の中身についてブロッコリは、「『60周年記念日が来た』と発表するつもりだ」と冗談も語っています。

また、マイケル・G・ウィルソンとブロッコリの二人は、007映画の時代設定が過去になる可能性があるかと問われると、現代にこだわりたいと返答しています。