Los Angeles Times(2022年1月27日付)は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』主演のダニエル・クレイグとキャリー・ジョージ・フクナガ監督とのインタビュー記事を掲載しています。

ダニエル・クレイグは、『007/慰めの報酬』がアクションに特化した映画だったが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ではドラマ作りに注力した旨をコメント。

過去4作では後になって「こうすればよかった」と思うことがあったそうで、今作には「後悔したくない」と考えて臨んだとのこと。結果的に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では「最善が尽くせた」と満足気です。

フクナガ監督の話では、サフィンとスペクターの関係性についてなど、後半の筋書を決めるのに苦心した模様。

また、様々な案が検討されたとのことで、例としてロシアのロケット船、ポンペイのオペラ、浸水したロシア正教会などのキーワードを挙げました。

クレイグも、10から15バージョンくらいの異なる脚本が出来上がったとコメント。周囲から様々な筋書を提案されたそうですが、どれも検討済みのもので、おとなしく聞き役に徹した、と語っています。