The Gentleman’s Journal(2022年3月7日付)は、サム・ヒューアンとのインタビュー記事を掲載しています。

サム・ヒューアンはテレビ映画『A Princess for Christmas』でロジャー・ムーアと共演。ムーアはジェントルマンで、素晴らしく魅力的だったと評しながら、共演時の出来事を披露。

撮影最終日の最後の撮影は、主演女優のケイティ・マクグラスの出番。残された時間がない中、マクグラスはワンテイクで済ませなければならないプレッシャーで緊張し、演技がうまくいかなかったようです。

そこでロジャー・ムーアは大きな音を立てて咳を始めたとのこと。ヒューアンの話では、ムーアがわざと撮影を妨害したとのこと。自らやり直しを要求しづらいマクグラスに代わってムーアが音を立てることで、再度の撮影ができるように仕向けたようです。

007映画の大ファンで、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は複数回、鑑賞したというサム・ヒューアン。

ヒューアンは『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド役オーディションに参加した時を振り返り、ボンド役を手に入れたのはダニエル・クレイグだが、制作側は当初、20歳ぐらいのもっと若いボンドを求めていた旨をコメントしています。

一時期報道された『007/カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンドの年齢設定は20代。6代目ボンドのオーディションが行われた2005年の時点でサム・ヒューアンは25歳。最終候補者となったヘンリー・カヴィルは22歳。

一方、ボンド役に採用されたダニエル・クレイグは37歳。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが、クレイグをボンド役に据えるため、途中で年齢設定を変更したものと思われます。