Los Angeles Times(2022年4月13日付)は、戦争中のウクライナにおけるキャリー・ジョージ・フクナガ監督の人道活動を紹介しています。
フクナガ監督は3月19日にウクライナ入り。首都キーウなど各地をまわりながら、避難者の苦境を自身のInstagramを通じて発信。
スペイン出身のシェフ、ホセ・アンドレと彼が率いる食料支援団体「World Central Kitchen」の活動に同行しつつ、記録をしているようです。
フクナガ監督の話では、ドキュメンタリーのためではなく、人道支援のためにウクライナにいるとのこと。食料援助の他に、ウクライナの農民を支援することが目的なのだそうで、同国政府の協力を得ているとのこと。
また、Deadline(同日付)も、フクナガ監督のInstagram投稿を紹介。2,800人が避難したキーウにあるシェルター内では、偶然にも『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』上映会が行われたようです。
なお、キャリー・フクナガは料理を主題としたApple TV+のドキュメンタリー・シリーズ『Omnivore』を手掛けることが報道されており、ウクライナの状況も同番組で取り上げられるのかもしれません。