IGN(2022年4月21日付)は、007ファンによるポッドキャスト「The James Bond A-Z Podcast」(4月21日配信)に参加したマーク・ミラーの発言を紹介しています。

マーク・ミラーは映画『キングスマン』の原作コミックのクリエイター。

ミラーの話では、マシュー・ヴォーン監督が『キングスマン』のティーザー・トレイラーに歴代6人のジェームズ・ボンド俳優を総出演させるアイディアを思いついたとのこと。

6人がテーブルを囲んでウイスキーを飲みながら新世代のスパイを語り合う設定で、カメラがパンすると、コリン・ファースやタロン・エガートンの姿が見える……映像になる予定だったようです。

出演交渉はヴォーン監督やミラー達がそれぞれの人脈を使って役割分担。

ヴォーン監督にはロジャー・ムーアと共通の友人が。『レイヤー・ケーキ』に出演したダニエル・クレイグともコネクションがあります。

ピアース・ブロスナンは『キングスマン』俳優のコリン・ファースの友人だったとのこと。ジョージ・レーゼンビーにも繋がったそうです。

ミラーとショーン・コネリーにも共通の友人が。コネリーに話を持ちかけたところ、重い病のために「無理だ」と断られたそうです。

最終的に歴代ボンド俳優総出演の企画は頓挫しましたが、コネリー以外の5人は出演に前向きな返答をしていたようです。