【スポイラー注意】

Express.co.uk(2022年5月24日付)はRadio Timesが掲載したダニー・ボイルとのインタビュー記事を紹介しています。

『Bond 25』(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』)の監督を辞任したダニー・ボイル。その理由として、ダニエル・クレイグやプロデューサーが本作のジェームズ・ボンドを死なせようとし、ボイルがその案に反対した為との噂が公開前に流れていました(ボイルがボンドの死を望み、クレイグらが反対したとの真逆の報道もあり)。

今回のインタビューでダニー・ボイルは、ダニエル・クレイグが『Bond 25』のボンドを死なせるようプロデューサーと交渉、ボイルが監督就任した時点でそれは既成事実になっていた旨を語りました。その為、ボイルはクレイグにとって相応しいボンドの死を受け入れ、計画に織り込んでいたのだそう。

前述の噂は事実でなく、ボンドの死が監督辞任の理由ではなかったことになります。

しかし、ボイルは、ボンドが死ぬ結末に至るまでの話の流れについて、クレイグやプロデューサーと対立があったことを仄めかしています。

ボイル案では、結末の舞台がロシア。これに沿って雇われてた俳優が複数いたそうですが、ボイルが降りたことでクビにされたとのこと。

なお、ボイル辞任の際には、満足できる報酬が支払われたようです。