PerthNow(2022年9月12日付)によると、2代目ジェームズ・ボンド俳優ジョージ・レーゼンビーが不適切発言を理由に、007映画音楽のコンサートから降板させられたそうです。

レーゼンビーの出身地オーストラリアでは、9月3日から『The Music of James Bond with George Lazenby Live on Stage』が開催中。これは、007映画の音楽を地元オーケストラが演奏、ジョージ・レーゼンビーも登壇し、007映画の経験などを聴衆へ語るというイベントです。

9月10日は3都市目となるパースのコンサート・ホールで開催。参加者がラジオ局6PRへ語った話では、ジョージ・レーゼンビーから007映画の話題はなく、性行為の話を相手女性の名前を含め披露。同性愛を嫌悪したり、罵る、亡くなったばかりのエリザベス女王を軽視する発言もあったそうです。

レーゼンビーがロンドンで女性を追いかけ回し、パブから引きずり出して車に押し込んだ……という話は恐ろしかった、とのこと。

他にも苦情が複数入っており、主催者Concertworksは、ジョージ・レーゼンビーの発言を「現代社会では許されない」ものだとコメント。

最終日となる9月17日にメルボルンで開催予定のコンサートでは、ジョージ・レーゼンビーを降板させる旨を発表したようです。


9/12追記:ジョージ・レーゼンビーは公式Twitter(9月12日付)で、発言を謝罪しました。