Deadline(2022年10月1日付)によると、007映画次回作『Bond 26』で御目見する7代目ジェームズ・ボンドには、30代俳優が採用されそうです。

ロンドンではBFIが映画007シリーズ60周年を記念した様々なイベントを開催中。9月30日に実施されたパネル・ディスカッション「In conversation: 60 years of James Bond」には、複数の007映画スタッフや俳優らが参加。

参加者の一人、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンは、ボンド役候補のスクリーンテストには『007/ロシアより愛をこめて』のベッドシーンを常に使うとコメント。

ディスカッション終了後は、DeadlineのBaz Bamigboye氏とのインタビューに応じ、新ボンド俳優のキャスティングはまだ始まっていない、と改めて強調。

一方で、ウィルソンは7代目ボンド俳優の年齢について言及。「以前はもっと若い俳優を検討したが、その姿がうまくイメージできなかった」とし、ボンドは学校を出たての若者ではなく経験豊富な男だ、と定義。「30代ならしっくりくる」ともコメントしたようです。

現行プランのまま進むのであれば、次回作『Bond 26』のボンドは、ベテランの30代男として描かれることになりそうです。

なお、ダブル・オー就任前のボンドが登場した『007/カジノ・ロワイヤル』では当初、20代ボンド俳優の起用が検討。21歳から22歳(2005年当時)だったヘンリー・カヴィルも最有力候補の一人でした。