Entertainment Weekly(2022年10月24日付)は、サム・ヒューアンの自伝『Waypoints: My Scottish Journey』の抜粋を掲載しています。
『007/カジノ・ロワイヤル』時にジェームズ・ボンド役の候補者だったスコットランド出身の俳優サム・ヒューアン。10月25日に発売される自伝でこれまでの人生を回顧、ボンド役オーディションに参加した際の経験を披露しています。
これによると、ヒューアンはロンドンにあるイオン・プロダクションの本社を訪問。最初はキャスティング・ディレクターとのテストがあり、次に上階へ呼ばれて行くと、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが大きなテーブルの向こう側にある革張りの椅子で待っていて、まるでMのように見えた……のだそうです。
監督のマーティン・キャンベルも同席し、スコットランドやボンドについて話をしたあと、あるシーンを読んだとのこと。ブロッコリはチャーミングで愉快だったとのことで、終始和やかな雰囲気だったようです。
しかし、ヒューアンはオーディションに落選。その理由として「あまり”edgy”(クール)ではない」と知らされたそうで、プロデューサーらが求めていた自信がその時の自分には足りなかった、と振り返りました。