Los Angeles Times(2022年11月16日付)は、ダニエル・クレイグとのインタビュー記事を掲載しています。
ニューヨーク・ブルックリンにある自宅からリモート・インタビューに応じたダニエル・クレイグの最新主演作『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』はNetflixで12月23日から世界配信予定。アメリカでは11月23日から1週間限定で劇場上映も行われます(日本の劇場公開日は未発表)。
同作のライアン・ジョンソン監督とは2008年に初めて会ってから関係が続いており、実現はしなかったものの、二人は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』への出演について検討していたそうです。
007映画5作に出演した総括は自分の中でまだできていない、と語ったクレイグ。
最終出演作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のエンディングではジェームズ・ボンドが命を落とします。これは自身の意向を反映した筋書だったことをクレイグは公開時のインタビューで明かしていました。
ボンドの死を望んだ理由として、今回クレイグがあげた理由は二つ。
一つは007シリーズのため。次回作ではリセットをして若い新ボンド俳優と共に仕切り直しをして欲しかったのだそうです。
もう一つは自分自身のため。次の道へ進むためには必要なことで後戻りはしたくなかった、とのこと。続投を求められるのは嬉しいが別の道に進みたかった、愛する者のための自己犠牲に勝るものはなく相応しい最後になった旨も語っています。