The Sunday Times(2022年12月11日付)は、ボンド俳優ダニエル・クレイグとのインタビューを掲載しています。

ボンド・デビュー作『007/カジノ・ロワイヤル』のベルリン・プレミアを終えて車に乗っている際、クレイグはプロデューサーのバーバラ・ブロッコリにあと何作出演しなければならないのか尋ねると、彼女の答えは4作。その際に、ボンドを殺すアイディアを提案、ブロッコリの返事は「イエス」だったとのこと。

しかし、MGMはボンドの死に消極的。そこで、クレイグやプロデューサーらは秘密裏に計画を進め、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドの死を実現させます。

クレイグは、ボンドに死以外の選択肢がなくなったことは真の悲劇だ、とコメント。一方で、求めていた愛を最後に見つけたボンドは至福の時を迎えられた、とも語っています。