Collider(2023年1月3日付)によると、米メディアPuck News(1月2日付)は、アーロン・テイラー=ジョンソンが次期ジェームズ・ボンド役候補になっているとの噂は事実だ、と報道しているようです。
プロデューサーのバーバラ・ブロッコリはテイラー=ジョンソンと面談、順調にいったとのこと。元記事の執筆者は、The Hollywood Reporterで編集を務めていたMatthew Belloni氏。
テイラー=ジョンソンがボンド役の有力候補者であるとの一報は、英タブロイドのThe Sunが2022年11月27日に初報道。その際には、9月に彼の参加するスクリーン・テストが実施されたと報じていました。同紙日曜版(12月10日付)の続報では、アーロン・テイラー=ジョンソンがガンバレル・シークエンスの映像を撮影しており、2023年3月に発表があるとも伝えています。
しかし、テイラー=ジョンソンが候補者リスト入りした可能性はあるとしても、シリーズの方向性や新ボンド像がまだ定まっていないと思われる昨年の時点でスクリーン・テストの段階まで進んでいるとは、考えにくいと言わざるを得ません。
また、テイラー=ジョンソンは、公開待機中のマーベル・コミックのスーパーヒーロー映画『Kraven the Hunter』でタイトル・ロールを演じており、既に同シリーズで複数本の出演契約を結んでいる模様。007映画のプロデューサーらは、これをジェームズ・ボンド役を演じる上での障害とみなす可能性がありそうです。
バーバラ・ブロッコリは2022年のインタビューで、次期ボンド役の本格的な選定作業は2023年に開始予定と発言。シリーズの方向性を決めるのが優先であり、キャスティングが始まるまでには相当な時間を要する旨も語っていました。