Rolling Stone(2023年2月20日付)は、リーアム・ニーソンとのインタビュー記事を掲載しています。

最新主演映画『Marlowe』がアメリカで公開中のリーアム・ニーソン。

『007/ゴールデンアイ』(1995)でジェームズ・ボンド役を断った経緯について質問されると、「ボンド役のオファーはなかった」と説明。しかし、『シンドラーのリスト』公開後にプロデューサーのバーバラ・ブロッコリから何度か電話があり、ボンド役に興味はないかと打診されたので、「興味がある」と返答したとのこと。

少なくともこの時のニーソンには、ボンド役を演じる意欲があったという事になります。

しかし、当時のガールフレンドで後に妻となるナターシャ・リチャードソンが「ジェームズ・ボンドを演るのなら結婚はしない」と反対。

結果的に新ボンドにはピアース・ブロスナンが就任。ニーソンは妻となったリチャードソンと喧嘩する度に、「ジェームズ・ボンドのテーマ」をハミングし、からかっていたようです。

ニーソンは、妻は本気だったと振り返り、ボンドを演じれば世界中の美女たちとベッドを共にする事になるので、これを彼女が嫌った旨を語っています。

2023年5月12日から日本公開予定のニーソン主演映画『MEMORY メモリー』の監督は、ニーソンが出演辞退した『007/ゴールデンアイ』のマーティン・キャンベル。『007/スペクター』のボンド・ガール、モニカ・ベルッチ共演です。