Radio Times(2023年4月7日付)は、007映画のキャスティング・ディレクター、デビー・マクウィリアムズとのインタビュー記事を掲載しています。

イアン・フレミングの小説『007/カジノ・ロワイヤル』が初出版されてから今月で70周年を迎えることを記念して実施されたインタビューに応じたマクウィリアムズは、『007/ユア・アイズ・オンリー』から『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』までの007映画14作品に参加しているベテラン。

次回作『Bond 26』に登場する新ジェームズ・ボンドの候補者探しについて問われると、「今のところ話し合いはしていない」と返答。

その理由は、「バーバラ・ブロッコリ(プロデューサー)は他に複数のプロジェクトを抱えており、多忙」だからとのこと。ボンド俳優の交代時に長期間(5年間)の空白が生じるのは珍しくない、ともコメントしたようです。

そのブロッコリは2022年のインタビューで、シリーズの方向性と新ボンド像を定めた後、俳優選定に入る旨を語っており、次回作の撮影開始は2024年以降になるとも明かしていました。

また、デビー・マクウィリアムズは、ボンド候補者の報道に腹を抱えて笑っているとのこと。ネタがなく困っている時にボンドの話を差し込んでくるのだろう、とも語っています。