Variety(2023年5月24日付)によると、オーストラリア出身の女優レベル・ウィルソンが映画007シリーズ次回作『Bond 26』のオーディションに参加したそうです。

レベル・ウィルソンは2022年3月に開催されたBAFTA Film Awards(英国アカデミー賞)授賞式に司会として登場。

その際には『ジェームズ・ボンドのテーマ』をバックに姿を見せ、次のボンド役は女性で自分だとのジョークを披露しました。

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レベル・ウィルソンがVarietyに明かした話では、007映画に関するこのジョークの事前承認を得るため、イオン・プロダクションのプロデューサーと接触。これがきっかけとなり、次回作『Bond 26』のオーディションへ参加することになったのだそうです。

とてもクールな経験だったと語ったレベル・ウィルソン。BAFTAでは自分がジェームズ・ボンド役だと冗談を言っていましたが、実際にオーディションを受けた役はボンドではないとのこと。

オーディションの時期は2022年。レベル・ウィルソンはこの役を獲得したかどうかは、明らかにしませんでした。

また、このBAFTA授賞式では、トロイ・コッツァーが助演男優賞の受賞スピーチでジェームズ・ボンド役を希望する旨を発言、会場を沸かせました。その後、コッツァーはアフターパーティーでプロデューサーのバーバラ・ブロッコリからオーディションに誘われ、悪役を演じたいと返答したことを自ら明かしています。

Troy Kotsur makes history as first deaf male actor to win a BAFTA

『Bond 26』についての公式発表は現時点で何もなく、出演俳優やスタッフ、撮影開始時期や公開時期なども不明です。