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俳優/スタッフ

ハル・ベリー 依頼あれば再度ボンド・ガールを「演じる」

Metro.co.uk(2019年5月12日付)によると、ハル・ベリーには再びボンド・ガールを演じたいとの意欲があるようです。

2002年公開のシリーズ第20作『007/ダイ・アナザー・デイ』にNSAエージェントのジアシンタ・ジョンソン(通称「ジンクス」)役で出演したハル・ベリー。また007映画に出演したいかと問われると、「今は忙しい」としながらも、数年後にオファーがあれば「演じる」と返答。ボンド・ファミリーとの仕事はキャリアの中でも特に素晴らしい経験だったとし、最新作も楽しみにしていると語ったようです。

ハル・ベリーは『007/ダイ・アナザー・デイ』撮影中にアカデミー主演女優賞を受賞し、同作後にハル・ベリーの演じるジンクスを主人公にしたスピンオフ映画製作が決定。イオン・プロダクション制作、スティーヴン・フリアーズ監督、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド脚本で、ハビエル・バルデムを恋人役に想定したジェイソン・ボーン風のスパイ・スリラー映画になる予定でしたが、MGMの方針転換によりこのプロジェクトは潰れました。

しかし、イオンは女スパイ映画の制作を諦めず、ブレイク・ライヴリー主演の映画『The Rhythm Section』を制作。本作は2019年11月22日全米公開予定となっています。

テリー・ローリングスさん死去 『007/ゴールデンアイ』編集担当

The Hollywood Reporter(2019年4月23日付)によると、映画『007/ゴールデンアイ』の編集を担当したテリー・ローリングスさんが4月23日、イギリスの自宅で亡くなりました。85歳もしくは86歳だったとのことです。

テリー・ローリングスさんは1933年ロンドン生まれ。編集を手がけた作品には、007映画の他に『エイリアン』『炎のランナー』『ブレードランナー』『愛のイエントル』など。他に、ロジャー・ムーア&マイケル・ケイン共演の『ダブルチェイス 俺たちは007じゃない』、ショーン・コネリー主演『エントラップメント』も担当しました。

デヴィッド・ピッカーさん死去 ユナイト元社長

The Hollywood Reporter(2019年4月21日付)によると、ユナイテッド・アーチスツで社長を務めたデヴィッド・ピッカーさんが4月20日、ニューヨークの自宅で亡くなりました。87歳でした。

ピッカーさんは1931年ニューヨーク生まれ。1956年、ユナイトに入社し宣伝部門に配属。1962年、製作部門トップに。1969年には38歳の若さでユナイト社長に就任し、1972年に同社を去りました。

イアン・フレミングの原作ファンだったピッカーさんは、早くから007の映画化権取得に動いていたそうですが、タイミングが合わず結局はハリー・サルツマンが得ることに。

その後、パートナーとなる007映画製作・配給会社を求めていたサルツマンとカビー・ブロッコリがピッカーさんの在籍するユナイトを訪問。映画化の話を持ちかけられたユナイトの会長が、信頼するピッカーさんの意見を聞き入れた結果、ユナイト出資が決定しました。

1962年製作のシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』では、北米出身のプロデューサー・コンビは一時期アメリカ人を監督候補に交渉していたようですが、デヴィッド・ピッカーさんは映画の内容から判断しイギリス人監督を希望。

第7作『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)では、ブロッコリが新ジェームズ・ボンドにシリーズ初となるアメリカ人俳優ジョン・ギャヴィンと契約。しかしピッカー社長は反対し、降板済みだったショーン・コネリーが呼び戻されることになりました。

ナジャ・レジンさん死去 007映画2作でショーン・コネリーと共演

映画007シリーズ公式サイト(2019年4月8日付)によると、女優のナジャ・レジンさんが亡くなりました。87歳でした。

BBC(同日付)によると、ナジャ・レジンさんはセルビアのベオグラード生まれ。故郷やドイツで俳優として活動した後、1950年代にイギリスへ移住。007シリーズ第2作『007/ロシアより愛をこめて』(1963)ではケリム・ベイの恋人役を、続く『007/ゴールドフィンガー』(1964)のプレタイトル・シークエンスには、ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドにハニートラップを仕掛けるダンサーのボニータ役で出演しました。

タニア・マレットさん死去 『007/ゴールドフィンガー』に出演

映画007シリーズ公式サイト(2019年3月31日付)によると、『007/ゴールドフィンガー』(1964)に出演したタニア・マレットさんが亡くなりました。77歳でした。

The Hollywood Reporter(同日付)によると、タニア・マレットさんは1941年イギリス・ブラックプール生まれ。16歳でモデルに。プロデューサーのカビー・ブロッコリが彼女の水着写真に目を留め、『007/ゴールドフィンガー』のティリー・マスターソン役に抜擢したようです。

女優としてタニア・マレットさんの名前がクレジットされた唯一の作品がこの『007/ゴールドフィンガー』。俳優よりもモデル業が気に入っていたとのことです。

また、当初は『007/ロシアより愛をこめて』(1963)のタチアナ・ロマノヴァ役のオーディションも受けていたそうです。

シェーン・リマーさん死去 007映画3作に出演

The Guardian(2019年3月29日付)によると、俳優のシェーン・リマーさんが3月29日、自宅で亡くなりました。89歳でした。

シェーン・リマーさんは1929年、カナダ・トロント生まれ。1950年代にイギリスへ移住。1964年から1966年の間、テレビシリーズ『サンダーバード』で声優として活躍。

100作以上の映画に出演し、007シリーズ計3作にも登場。『007は二度死ぬ』(1967)、『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)では目立たない役柄でしたが、『007/私を愛したスパイ』(1977)では米原子力潜水艦のカーター艦長役を演じました。2017年のインタビューでリマーさんは、自身のキャリアで最も気に入っている仕事として、この007シリーズへの出演を挙げたそうです。

スコット・ウォーカーさん死去 『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』サントラ曲歌手

BBC(2019年3月25日付)によると、歌手のスコット・ウォーカーさんが亡くなりました。76歳でした。

ウォーカーさんは、007シリーズ第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』サントラに収録されている、デヴィッド・アーノルド作曲、ドン・ブラック作詞による『Only Myself To Blame』(オンリー・マイセルフ・トゥ・ブレイム)を歌いました。

当初は同曲がエンディング曲になる予定でしたが、エンドロールへあてたところ、気が沈む内容の歌詞が映画本編とマッチせず、監督らの判断で最終的にアーノルドがアレンジした『ジェームズ・ボンドのテーマ』に差し替えられています。

なお、日本の劇場版のエンディングは、前述の『ジェームズ・ボンドのテーマ』をLUNA SEAの『Sweetest Coma Again』に差し替えて公開。映画007シリーズにおいて、テーマ曲に日本独自版を使用したのは、全24作中この作品のみです。

ダニエル・クレイグ NYで一夜限りのリーディング公演に

Playbill(2019年2月28日付)によると、ボンド俳優ダニエル・クレイグが、一夜限りの慈善リーディング公演を行います。

戯曲はキャリル・チャーチルの『A Number』。会場はニューヨークのNew York Theatre Workshop。日時は2019年3月10日午後7時。

この公演は、同劇場の40周年記念イベント。演出はクレイグが2016年に同劇場で公演した『Othello』も手がけているサム・ゴールド。

チケットは劇場サイトで発売中。価格は25ドルから2,500ドルまでの幅があります。

ダニエル・クレイグ 映画『The Creed of Violence』に出演へ

Collider(2019年2月20日付)によると、ダニエル・クレイグが、インディペンデント映画『The Creed of Violence』に出演するそうです。

ボンド俳優のクレイグは今春、彼にとってのシリーズ最終出演作とみられる『Bond 25』の撮影に入る予定。同作公開時の2020年春に『The Creed of Violence』の撮影が始まるようです。

『The Creed of Violence』(『暴力の教義』)原作はボストン・テラン。監督はトッド・フィールド。1910年のメキシコ革命を背景に、クレイグの演じる殺し屋ロウボーンと政府のエージェントが密輸網を潰そうと、テキサスからメキシコへ向かいます。

主演クレイグ以外の配役については、現時点で未定の模様。

なおクレイグは、『Bond 25』へのボンド役続投を公表する前、トッド・フィールドが監督・脚本を務めるテレビ・シリーズ『Purity』への出演を決めていましたが、同作の企画は撮影前に中断しています。

アルバート・フィニーさん死去 『007/スカイフォール』のキンケイド役

The Guardian(2019年2月8日付)によると、英国俳優のアルバート・フィニーさんが2月7日、ロンドン近郊の病院で亡くなりました。82歳でした。

アルバート・フィニーさんは1936年イギリス生まれ。王立演劇学校で演技を学び、舞台や映画界で活躍。映画『トム・ジョーンズの華麗な冒険』(1963)ではタイトル・ロールを演じ、アカデミー賞の初ノミネートを受けました。ショーン・コネリーと共演した『オリエント急行殺人事件』(1974)でも主役のポアロを演じ、同賞にノミネート。

007シリーズ第23作『007/スカイフォール』(2012)には、ジェームズ・ボンドの実家「スカイフォール」管理人のキンケイド役で出演。ボンドのプライバシーをほとんど描かない映画007シリーズにおいて、少年時代を知る身内のキャラクターが登場したのは、本作が初めてとなりました。

同作で共演したダニエル・クレイグは「深い悲しみに包まれています。世界は偉大な人物を失いました」と哀悼の意を表しています。

なお、イオンのプロデューサー、ハリー・サルツマンは、フィニーさんを初代ボンドに検討したことがあったようです。