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俳優/スタッフ

ダニエル・クレイグ主演『Knives Out』 ライオンズゲートが2019年11月全米公開

Deadline(2018年12月13日付)によると、ダニエル・クレイグ主演の映画『Knives Out』は、ライオンズゲート配給で2019年11月27日に全米公開されるようです。

ライアン・ジョンソン監督&脚本の『Knives Out』は、アガサ・クリスティー風の殺人ミステリー。謎を解く刑事役にダニエル・クレイグ。11月にはマサチューセッツ州でロケ撮影に挑むクレイグの姿が目撃されていました。

共演者はクリス・エヴァンス、マイケル・シャノン、キース・スタンフィールド、ジェイミー・リー・カーティス、トニ・コレット、アナ・デ・アルマス、クリストファー・プラマー、キャサリン・ラングフォード、ドン・ジョンソンら。

『Knives Out』のオールライツを取得したのはMRC。日本での配給会社や公開日は未発表です。

ボンドのワルサーPPKが競売に 『007/ドクター・ノオ』撮影で使用

BBC(2018年11月27日付)によると、『007/ドクター・ノオ』(1962)の撮影で使用されたワルサーPPKがオークションに出品されています。

シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』では、Mの指示でブースロイド少佐(後にQとして登場)が、ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドにワルサーPPKを手渡します。

このシーンで使われたのは可動する実銃。イオン・プロダクションの手配していた銃は撮影前に届かず、代りにM役のバーナード・リーが所有していたワルサーPPKを使用。しかし、この実銃は未登録で、イオンは不適切と考え、スタジオ外では使用しなかったようです。

1974年にバーナード・リーは撃針を抜いた状態でこのPPKを友人へプレゼント。今回の売主はその子息で、PPKは法的に無可動化された状態とのことです。

競売会社はイギリスのHumbert & Ellis。12月6日に開催で、開始価格は3万ポンド。インターネット参加も可能となっています。


11/28 追記: 競売会社名を訂正しました。

リッキー・ジェイさん死去 『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演

Variety(2018年11月24日付)によると、アメリカのマジシャンで俳優としても活躍したリッキー・ジェイさんが11月24日、病気のためロサンゼルスで亡くなりました。72歳でした。

リッキー・ジェイさんは1997年公開の映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演、テロリストのヘンリー・グプタを演じました。マジックの知識と経験を活かし、『プレステージ』(2006)、『幻影師アイゼンハイム』(2006)、『オーシャンズ13』(2007)などの映画では、スタッフとしても協力したそうです。

マイケル・アプテッド監督 007映画に起用された理由を語る

The Hollywood Reporter(2018年10月26日付)は、マイケル・アプテッド監督とのインタビューを掲載しています。

1999年製作のシリーズ第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』で監督を務めたマイケル・アプテッド。ダニエル・クレイグは素晴らしい俳優だと評価しましたが、バイオレンスが多すぎるとコメント。この辺りで映画のトーンを変え、以前のようにユーモアを増やす必要があると考えているようです。

007映画の監督に選ばれた理由は、女性の観客動員数を上げる為だったそうです。アプテッドは女性を主人公にした映画を得意とし、『歌え!ロレッタ 愛のために』『愛は霧のかなたに』『ネル』の3作は主演女優がいずれもアカデミー賞のノミネートを受けています(うち1作は受賞)。

女性のキャラクターがもっと活躍する007映画を作ろうと試みたアプテッド監督。『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』でソフィー・マルソーが演じたボンド・ガールのエレクトラ・キングは、ボンドの味方として近づきながらも、途中で敵の女との正体がばれ、ボンドに射殺されるという、シリーズとしては初となる屈折したダークな展開を見せました。また、ジュディ・デンチも活躍。007シリーズでMが敵に捕まり命が危険にさらされる様子を描いたのも本作が初めてです。

しかし、アプテッド監督やプロデューサーらの目論見は失敗した様子で、手は尽くしたものの、より多くの女性客を呼び込むことはできなかったのだそう。結局のところ、007映画は父親と息子が観る男の映画だとアプテッド監督は語っています。

次期ボンド役にリチャード・マッデンの噂

The Mail On Sunday(2018年10月14日付)は、英国俳優リチャード・マッデンが次期ジェームズ・ボンド役をもうすぐ掴みそうだと伝えています。

リチャード・マッデンはBBCのシリーズ『Bodyguard』(『ボディガード ー守るべきものー』の邦題でNetflixが配信)に要人警護官役で出演。イギリスで2018年8月に放映が始まると、マッデンはジェームズ・ボンド役にふさわしいとの視聴者の声が高まっていました。

同紙(Daily Mail日曜版)が得た情報では、マッデンはボンド役候補者リストのトップに位置し、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリがオファーの準備を進めている、とのことです。

この記事の信憑性は不明ですが、映画やテレビに出演し人気を博した英国俳優がボンド役候補者として騒がれるのはしばしば見られる現象。『007/カジノ・ロワイヤル』でのボンド役候補者数は2百人とプロデューサーが明かしており、マッデンが候補者リストに載っていても不思議ではありませんが、『Bond 25』の撮影もまだ始まっていない現段階でオファーの入る可能性は極めて低いと推測されます。

ウルスラ・アンドレス 「私は今でもボンド・ガール」

The Sunday Post(2018年10月13日付)は、ボンド・ガールのウルスラ・アンドレスとのインタビューを掲載しています。

007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)に出演、ジャマイカのビーチに登場したアンドレスの白のビキニ姿は当時、世界的なセンセーションを巻き起こしました。

このビキニが人生を完全に変えたと語るアンドレス。『007/ドクター・ノオ』の後は映画のオファーが次々と舞い込んだそうで、1967年にはコメディ版の『007/カジノ・ロワイヤル』にもヴェスパー・リンド役で出演。

ドイツ人の両親の元、スイスで生まれ育ったアンドレスは、フランス語、ドイツ語、イタリア語を話せるそうですが、英語はかなり後になって学んだのだとか。

その為か、『007/ドクター・ノオ』では彼女の声は吹き替えられることに。その悔しさをバネに英語の勉強を励み、後の映画出演に役立てたのだそう。

女優の道を進むきっかけは、アルバイトをしていたローマで開かれたパーティー。映画プロデューサーと知り合い、オーディションに誘われたのが始まりだったようです。

現在、82歳のウルスラ・アンドレスはスイス在住。今だに時折オファーが入るそうですが、芸術活動に力を入れているのだそう。写真も好きで、彼女の作品はこれまでに何度か雑誌に掲載されているとのこと。

充実した人生で毎日が楽しいと話すアンドレス。『007/ドクター・ノオ』のことは今でも話題になるとのことで、「自分は今もボンド・ガール」だと語っています。

エヴァ・グリーン ハーヴェイ・ワインスタインと監督達を語る

Evening Standard(2018年10月13日付)は、『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド・ガール、エヴァ・グリーンとのインタビューを掲載しています。

フランス出身のエヴァ・グリーンはロンドン在住13年。生まれ故郷のパリよりもロンドンは住み心地が良いようです。

グリーンは映画『ドリーマーズ』で大胆なフル・ヌードを惜しみなく披露していますが、その撮影は順調だったらしく、監督のベルナルド・ベルトルッチは父親のようで良い人だったと回想。

しかし、過激なシーンが用意された『アンチクライスト』ではラース・フォン・トリアー監督と衝突したのだそう。自分はマゾっぽいと認め、リスクは恐れないと語るグリーンですが、台本に書かれた性的なシーンについての質問を監督に投げ掛けると、怒り出したとのこと。最終的にグリーンの役は、シャルロット・ゲンズブールが演じました。

ロマン・ポランスキーの監督作品『告白小説、その結末』については、「良い映画じゃない」と率直に告白。ポランスキーは特にフランスで評価が高く、神のような存在だとし、熟慮せずにオファーを引き受けたのだとか。

昨年、グリーンが過去にハーヴェイ・ワインスタインからセクハラを受けていたことを、彼女の母親が代弁していましたが、今回は自身が言及。ワインスタインは架空のプロジェクトをでっち上げ、役をオファーする見返りとしてグリーンに性的関係を迫っていたそうです。周囲の多くがこの被害に見て見ぬ振りをしたとし、グリーンは憤慨。

年を重ねつつ数々の経験を得たエヴァ・グリーン。権力を悪用する監督やプロデューサーにはもう我慢できないと語っています。

グリーンの次の仕事は、19世紀のニュージーランドが舞台となるBBCドラマ・シリーズ『The Luminaries』。11月から撮影開始とのことです。

レイフ・ファインズ 2018年東京国際映画祭に参加へ

英国俳優レイフ・ファインズが第31回東京国際映画祭に参加する予定です。

ファインズが出演し監督も手がけた映画『The White Crow』(ホワイト・クロウ)の上映イベントに合わせるもので、その日時は2018年10月27日(土)の20時40分から。Q&Aが予定されており、会場はEXシアター六本木。映画祭公式サイトでチケットが発売されています(本記事執筆時点で「残りわずか」)。

同作はバレエ・ダンサー、ルドルフ・ヌレエフの伝記映画で1950年代のソ連が舞台。主な出演者はオレグ・イヴェンコ、アデル・エグザルホプロス、ラファエル・ペルソナ。ファインズは過去にロシア映画への出演でロシア語を身につけたらしく、同国への造詣が深いようです。

レイフ・ファインズは『007/スカイフォール』(2012)と『007/スペクター』(2015)でMI6のトップ、「M」を演じましたが、2020年公開予定の次回作『Bond 25』に出演するかは不明。東京のQ&Aでその質疑があるのかもしれません。

なお、ファインズは『キングスマン』シリーズ第3作への出演が決定している模様です。

バーバラ・ブロッコリ 女性ボンドを否定

The Guardian(2018年10月5日付)は、007映画プロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

ブロッコリは、女性がジェームズ・ボンドを演じる可能性を問われると「ボンドは男性のキャラクター。男性として書かれているので、おそらく今後も男性のままでしょう」と返答。また、「男性のキャラクターを女性に変える必要はない」ともコメント。一方で、新たな女性のキャラクターを生み出すことには積極的な姿勢のようです。

また、ジェームズ・ボンドのDNAに刻まれた特徴には、原作が出来た1950年代からずっと変わらないものがあるとしながら、クレイグ=ボンド作品では女性の描かれ方がより現代風になっている旨を語りました。

『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)でボンド・ガールを演じたロザムンド・パイクが、バーバラ・ブロッコリを「MeToo」の先駆者だったと評したことに質問者が触れると、父親のアルバート・R・ブロッコリや兄マイケル・G・ウィルソンの手厚いサポートがあり、自分の好きにさせてもらうことが出来たと前置きし、女優が嫌な思いをしない環境づくりを心掛けている、と語っています。

また、ブロッコリは珍しくアメリカ政治の話題にもコメント。米連邦最高裁判事候補が性的暴行疑惑を持たれ、被害女性が上院で証言、これをトランプ大統領が嘲笑した件について、「非常に腹立たしい」と一刀両断。大統領ともあろう人が被害者をからかうとは最低だ、と厳しく批判しました。

同紙は、ブロッコリがプロデュースに関わった直近3作品は、『Nancy』がクリスティーナ・チョー、『Trauma is a Time Machine』はブロッコリの娘、アンジェリカ・ゾロ、『The Rhythm Section』はリード・モラーノと、すべて女性が監督を務めていることに触れ、『Bond 25』の次の007映画『Bond 26』に、女性の監督か脚本家を雇う考えはないかと質問。これに対しブロッコリは「ええ、もちろん」と返答。女性プロデューサーとしてぜひ取り組みたい旨の考えを示しています。

007シリーズでは、女性の脚本家はこれまでに一人だけ。女性監督はまだ登場していません。

『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が英国で公開に

スパイ・コメディ映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』が2018年10月5日からイギリスで公開されます。同作は『ジョニー・イングリッシュ』シリーズの第3弾。

主演のジョニー・イングリッシュ役には、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983)で映画デビューを果たしたローワン・アトキンソンが前2作から続投。『007/慰めの報酬』(2008)のボンド・ガール、オルガ・キュリレンコがロシアのスパイ役で共演しています。

そのキュリレンコはMetro(10月3日付)とのインタビューで、007のパロディ作品出演には魅力を感じた、とコメント。台本を読むと、まるで2度目のボンド・ガール役が回ってきたような気がしたそうです。

『ジョニー・イングリッシュ』は007シリーズのパロディ要素を多分に含む映画シリーズ。第1作の脚本は、007シリーズ常連のニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが手がけ、第2作『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(2011)には『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)のボンド・ガール、ロザムンド・パイクが出演しました。

最新作『アナログの逆襲』は日本で東宝東和が配給、11月9日のロードショー予定です。