カテゴリー別アーカイブ: Actors-Crew

俳優/スタッフ

ヒュー・ジャックマン ボンド役辞退を説明

Variety(2017年12月5日付)は、ヒュー・ジャックマンとのインタビューを掲載しています。

『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役を得た経緯などを明かしたジャックマンは、ジェームズ・ボンド役を断った理由についても語りました。

エージェントから電話が入り、ボンド役への興味の度合いを尋ねられたのは、『007/ダイ・アナザー・デイ』を最後にピアース・ブロスナンが引退した後。ジャックマンは、その頃の007映画は現実味を失ってクレイジーな筋書になっていると、感じていたそうです。

もっとリアルな映画にできないのかと訊いたところ、エージェントからは「意見できる立場にはなく黙ってサインするしかない」と言われたのだとか。

また、話があったのは『X-MEN2』の撮影間近で、ウルヴァリンとボンドの二役を演じる時間的余裕がなかったとも語っています。

ジャックマン辞退後、ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドとなり『007/カジノ・ロワイヤル』が作られましたが、その作風は過去よりもリアルに。続く作品もボンド俳優クレイグの意見が色濃く反映。皮肉にも、ジャックマンが思い描いたような007映画が実現することになりました。

なお、ジャックマンはボンド役辞退後、本気とも冗談とも受け取れる表現で、ボンド役がやりたい旨の発言を度々しています。

メル・ギブソン ジェームズ・ボンド役辞退を語る

Express.co.uk(2017年11月23日付)によると、メル・ギブソンがテレビ番組で、ジェームズ・ボンド役のオファーを辞退した経験について語ったようです。

オファーのタイミングはロジャー・ムーアがボンド役を引退した後。ギブソンは「20代の頃に頼まれたが、ただやりたくなかった」と説明した模様です。

なお、1970年代に007シリーズの脚本家として活躍したトム・マンキーウィッツは自叙伝の中で、ユナイトから「メル・ギブソンがボンド役をやりたがっている」との連絡を受けた経験を披露。1億ドル超の興収があれば続投するとの具体的条件もあったとし、ユナイト側は乗り気だったようです。しかし、プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリは反対。ギブソンを起用すれば「ジェームズ・ボンド映画」でなく「メル・ギブソン映画」になってしまうと憂慮していたそうです。他に、ブロッコリがアメリカ人や背の低い俳優の起用に消極的であったことも伝えられています。

ギブソンは、ティモシー・ダルトンがボンド役を降板した90年代にも、次のボンド役候補者として騒がれていました。

ギブソンがゲスト出演のトーク・ショー『The Graham Norton Show』はイギリスで11月24日夜(現地時間)に放送予定です。

カリン・ドールさん死去 『007は二度死ぬ』のボンド・ガール

The Hollywood Reporter(2017年11月8日付)によると、ドイツ女優のカリン・ドールさんが11月6日、ミュンヘンで亡くなりました。79歳でした。

ドールさんは1967年の映画『007は二度死ぬ』に出演。ボンドの敵となるスペクターのメンバー、ヘルガ・ブラントを演じました。

ジョージ・レーゼンビーの『Becoming Bond』DVDが発売へ

STUDIOCANAL(イギリス)は、ジョージ・レーゼンビー出演『Becoming Bond』のDVDを2017年11月6日にリリースします。

『Becoming Bond』は米Huluで2017年に配信された1時間半のドキュメンタリー。オーストラリア出身のジョージ・レーゼンビーが、車のセールスやモデルを経て、2代目ジェームズ・ボンドになる過程などを描いた番組。レーゼンビー本人が過去を振り返りながら語る話に、俳優らの再現ドラマを交えた構成です。監督はジョシュ・グリーンバウム、レーゼンビー役はオーストラリア俳優ジョシュ・ローソン。

ブライアン・ウィルソン 007映画不採用の曲を語る

Billboard(2017年10月18日付)は、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンとのインタビューと、Rhino Records による動画を掲載しています。

ブライアン・ウィルソンは今年9月にソロ・アルバム『Playback: The Brian Wilson Anthology』をリリース。この中には新曲『Run James Run』が含まれています。

元々『Run James Run』は、ビーチ・ボーイズが1966年に発表したインストゥルメンタル『Pet Sounds』のオリジナル・タイトル。当初ウィルソンが007映画向けに作って制作側へ提出したものの、プロデューサーから却下された曲です。

新曲『Run James Run』は、過去の因縁あるタイトルを蘇らせていますが、ウィルソンらが今回新たに作ったもの。なお、Billboardでは触れていませんが、ウィルソンが応募した007映画は、第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)だったようです。

その後のシリーズ第14作『007/美しき獲物たち』(1985)のプレタイトル・シークエンスでは、スノーボード・シーンのBGMとして、奇しくもビーチ・ボーイズの『California Girls』(カヴァー版)が採用されています。

ロジャー・ムーアを偲ぶ会に多数のゲストが参加

ロジャー・ムーア公式ツイッターによると、2017年10月15日、パインウッド・スタジオで故ロジャー・ムーアを偲ぶ会が開催され、多くのゲストが参加したようです。

参加したのは、親族や、ムーアの友人で俳優のマイケル・ケイン、ジョーン・コリンズ、スティーヴン・フライなどの他、007映画の共演者やスタッフなど。ウェセックス伯爵夫人は、パインウッド・スタジオにあるサウンドステージの一つが「The Roger Moore Stage」と命名されたことを発表しています。

なお、ツイッターでこれまでに紹介された主な参加者のうち、007関係者は以下の通りです。

俳優
ユーニス・ゲイソン(『007/ドクター・ノオ』『007/ロシアより愛をこめて』)
マデリーン・スミス(『007/死ぬのは奴らだ』)
グロリア・ヘンドリー(『007/死ぬのは奴らだ』)
ジョン・グローヴァー(『007/ユア・アイズ・オンリー』)
リン=ホリー・ジョンソン(『007/ユア・アイズ・オンリー』)
ジョン・ワイマン(『007/ユア・アイズ・オンリー』)
ジョン・モレーノ(『007/ユア・アイズ・オンリー』)
スティーヴン・バーコフ(『007/オクトパシー』)
トニー&デヴィッド・マイヤー(『007/オクトパシー』)
キャロル・アシュビー(『007/オクトパシー』『007/美しき獲物たち』)

スタッフ
マイケル・G・ウィルソン(プロデューサー)
バーバラ・ブロッコリ(プロデューサー)
モンティ・ノーマン(作曲家)
レスリー・ブリッカス(作詞家)
ティム・ライス(作詞家)
ヴィック・アームストロング(第2班監督、スタント)
ウェンディ・リーチ(スタント)
グレッグ・パウエル(スタント)
ロッキー・テイラー(スタント)
ポール・ウェストン(スタント)
ピーター・ラモント(プロダクション・デザイナー)
アラン・トムキンス(アート・ディレクター)

パインウッド撮影所 「ザ・ロジャー・ムーア・ステージ」を発表

パインウッド・スタジオは2017年10月15日、ステージの一つを、故ロジャー・ムーアの名を冠し「The Roger Moore Stage」にしたと発表しました。

この日は、5月に亡くなったロジャー・ムーアの家族や友人らがパインウッドに集まり、偲ぶ会に参加したようです。なお、前日はロジャー・ムーアの90歳の誕生日でした。

イギリス・バッキンガムシャー州にあるパインウッド・スタジオには20以上のステージがありますが、人名のつけられたステージはこの他に3つ。プロデューサー名を冠した「Albert R. Broccoli 007 Stage」、007シリーズのキャラクター名が付いた「Q Stage」と、「The Richard Attenborough Stage」です。

エヴァ・グリーンもハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ被害に

People.com(2017年10月13日付)によると、『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド・ガール、エヴァ・グリーンもハーヴェイ・ワインスタインによるセクシャル・ハラスメント被害にあっていたそうです。

フランスのラジオ局「Europe 1」の番組に出演して被害を明かしたのは、エヴァ・グリーンの母親で女優のマルレーヌ・ジョベール。

娘エヴァが受けた被害は、2010年から11年にかけて。ホテルにオフィスを構えたワインスタインは、魅力的な役を餌に、性的関係を迫ったようです。エヴァは何とか逃げたようですが、女優生命を終わらせる旨の脅迫を受けることに。そして、ワインスタインはその後も数ヶ月間、パリを訪れる度にしつこく言い寄ったとのこと。

エヴァにとっては忘れたい出来事であり、今は表に出て話したくないそうです。しかし、このままワインスタインを放免させる訳にはいかず、証言をしたいという気になり、母親が代弁を決意した模様です。

先日には、同じフランス女優でボンド・ガールのレア・セドゥもワインスタインから受けた同様の被害を告白しています。

ピアース・ブロスナン出演『The Foreigner』がアメリカで公開に

映画『The Foreigner』が2017年10月13日、アメリカの劇場で封切りとなります。主演はジャッキー・チェン。共演にピアース・ブロスナン。

ロンドンでレストランを営むベトナム出身の移民クアン・グォク・ミン(ジャッキー・チェン)は、IRA絡みの爆弾テロに巻き込まれた娘を目の前で亡くすことに。事件の背後に見え隠れする北アイルランドの政治家リーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)を巻き込みながら、クアンは復讐計画を着々と進めていきます。

監督は『007/ゴールデンアイ』『007/カジノ・ロワイヤル』のマーティン・キャンベル。撮影監督は『007/ダイ・アナザー・デイ』のデヴィッド・タッターサルが務めました。

レア・セドゥ セクハラ被害を告白

The Guardian(2017年10月11日付)は、『007/スペクター』でボンド・ガールを務めたレア・セドゥの寄稿文を掲載しています。内容は、セドゥが映画界で受けたセクシャル・ハラスメント被害を告白するもの。

ハリウッドのプロデューサーで、製作会社ミラマックスとワインスタイン・カンパニーを設立したハーヴェイ・ワインスタインからは、ホテルでのドリンクを誘われましたが、女優の立場で拒むことは難しかったようです。アシスタントが退室すると突然襲われ、キスをされそうに。セドゥは強く抵抗した為、それ以上の被害は受けなかったようです。しかしセドゥは、他の様々な映画イベントで、ワインスタインが女性に言い寄ったり、自分と寝るように口説く場面を目撃しています。

権威を振りかざす点では監督も同様。過去10年程の間に様々な監督の作品に出演しましたが、不適切な発言を受けたり、体を求められ拒むという経験は度々あったようです。

そして、レア・セドゥは、女性蔑視の映画業界で女性が生きていく為には戦わなければいけない、としています。

ハーヴェイ・ワインスタインの性的スキャンダルは、The New York Times がアシュレイ・ジャッドの被害をリポートしたことで明るみに。これを皮切りに、アンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロウら多くの女優たちが被害を訴え始めており、アメリカで社会問題化しています。