カテゴリー別アーカイブ: Actors-Crew

俳優/スタッフ

ナジャ・レジンさん死去 007映画2作でショーン・コネリーと共演

映画007シリーズ公式サイト(2019年4月8日付)によると、女優のナジャ・レジンさんが亡くなりました。87歳でした。

BBC(同日付)によると、ナジャ・レジンさんはセルビアのベオグラード生まれ。故郷やドイツで俳優として活動した後、1950年代にイギリスへ移住。007シリーズ第2作『007/ロシアより愛をこめて』(1963)ではケリム・ベイの恋人役を、続く『007/ゴールドフィンガー』(1964)のプレタイトル・シークエンスには、ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドにハニートラップを仕掛けるダンサーのボニータ役で出演しました。

タニア・マレットさん死去 『007/ゴールドフィンガー』に出演

映画007シリーズ公式サイト(2019年3月31日付)によると、『007/ゴールドフィンガー』(1964)に出演したタニア・マレットさんが亡くなりました。77歳でした。

The Hollywood Reporter(同日付)によると、タニア・マレットさんは1941年イギリス・ブラックプール生まれ。16歳でモデルに。プロデューサーのカビー・ブロッコリが彼女の水着写真に目を留め、『007/ゴールドフィンガー』のティリー・マスターソン役に抜擢したようです。

女優としてタニア・マレットさんの名前がクレジットされた唯一の作品がこの『007/ゴールドフィンガー』。俳優よりもモデル業が気に入っていたとのことです。

また、当初は『007/ロシアより愛をこめて』(1963)のタチアナ・ロマノヴァ役のオーディションも受けていたそうです。

シェーン・リマーさん死去 007映画3作に出演

The Guardian(2019年3月29日付)によると、俳優のシェーン・リマーさんが3月29日、自宅で亡くなりました。89歳でした。

シェーン・リマーさんは1929年、カナダ・トロント生まれ。1950年代にイギリスへ移住。1964年から1966年の間、テレビシリーズ『サンダーバード』で声優として活躍。

100作以上の映画に出演し、007シリーズ計3作にも登場。『007は二度死ぬ』(1967)、『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)では目立たない役柄でしたが、『007/私を愛したスパイ』(1977)では米原子力潜水艦のカーター艦長役を演じました。2017年のインタビューでリマーさんは、自身のキャリアで最も気に入っている仕事として、この007シリーズへの出演を挙げたそうです。

スコット・ウォーカーさん死去 『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』サントラ曲歌手

BBC(2019年3月25日付)によると、歌手のスコット・ウォーカーさんが亡くなりました。76歳でした。

ウォーカーさんは、007シリーズ第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』サントラに収録されている、デヴィッド・アーノルド作曲、ドン・ブラック作詞による『Only Myself To Blame』(オンリー・マイセルフ・トゥ・ブレイム)を歌いました。

当初は同曲がエンディング曲になる予定でしたが、エンドロールへあてたところ、気が沈む内容の歌詞が映画本編とマッチせず、監督らの判断で最終的にアーノルドがアレンジした『ジェームズ・ボンドのテーマ』に差し替えられています。

なお、日本の劇場版のエンディングは、前述の『ジェームズ・ボンドのテーマ』をLUNA SEAの『Sweetest Coma Again』に差し替えて公開。映画007シリーズにおいて、テーマ曲に日本独自版を使用したのは、全24作中この作品のみです。

ダニエル・クレイグ NYで一夜限りのリーディング公演に

Playbill(2019年2月28日付)によると、ボンド俳優ダニエル・クレイグが、一夜限りの慈善リーディング公演を行います。

戯曲はキャリル・チャーチルの『A Number』。会場はニューヨークのNew York Theatre Workshop。日時は2019年3月10日午後7時。

この公演は、同劇場の40周年記念イベント。演出はクレイグが2016年に同劇場で公演した『Othello』も手がけているサム・ゴールド。

チケットは劇場サイトで発売中。価格は25ドルから2,500ドルまでの幅があります。

ダニエル・クレイグ 映画『The Creed of Violence』に出演へ

Collider(2019年2月20日付)によると、ダニエル・クレイグが、インディペンデント映画『The Creed of Violence』に出演するそうです。

ボンド俳優のクレイグは今春、彼にとってのシリーズ最終出演作とみられる『Bond 25』の撮影に入る予定。同作公開時の2020年春に『The Creed of Violence』の撮影が始まるようです。

『The Creed of Violence』(『暴力の教義』)原作はボストン・テラン。監督はトッド・フィールド。1910年のメキシコ革命を背景に、クレイグの演じる殺し屋ロウボーンと政府のエージェントが密輸網を潰そうと、テキサスからメキシコへ向かいます。

主演クレイグ以外の配役については、現時点で未定の模様。

なおクレイグは、『Bond 25』へのボンド役続投を公表する前、トッド・フィールドが監督・脚本を務めるテレビ・シリーズ『Purity』への出演を決めていましたが、同作の企画は撮影前に中断しています。

アルバート・フィニーさん死去 『007/スカイフォール』のキンケイド役

The Guardian(2019年2月8日付)によると、英国俳優のアルバート・フィニーさんが2月7日、ロンドン近郊の病院で亡くなりました。82歳でした。

アルバート・フィニーさんは1936年イギリス生まれ。王立演劇学校で演技を学び、舞台や映画界で活躍。映画『トム・ジョーンズの華麗な冒険』(1963)ではタイトル・ロールを演じ、アカデミー賞の初ノミネートを受けました。ショーン・コネリーと共演した『オリエント急行殺人事件』(1974)でも主役のポアロを演じ、同賞にノミネート。

007シリーズ第23作『007/スカイフォール』(2012)には、ジェームズ・ボンドの実家「スカイフォール」管理人のキンケイド役で出演。ボンドのプライバシーをほとんど描かない映画007シリーズにおいて、少年時代を知る身内のキャラクターが登場したのは、本作が初めてとなりました。

同作で共演したダニエル・クレイグは「深い悲しみに包まれています。世界は偉大な人物を失いました」と哀悼の意を表しています。

なお、イオンのプロデューサー、ハリー・サルツマンは、フィニーさんを初代ボンドに検討したことがあったようです。

ジェマ・アータートンが『Kingsman: The Great Game』に出演

Daily Mail Online(2019年2月8日付)によると、『007/慰めの報酬』のボンド・ガール、ジェマ・アータートンが、スパイ映画『Kingsman: The Great Game』に出演するそうです。

『Kingsman: The Great Game』は映画『キングスマン』のプリクエルで、舞台設定は第1次世界大戦時。『007/スペクター』のM役俳優レイフ・ファインズはオックスフォード公爵を、その子息コンラッドを英国俳優ハリス・ディキンソンが演じる模様で、ジェマ・アータートンの役どころは、コンラッドの教育係ポリー。

その他の出演者は、アーロン・テイラー=ジョンソン、ダニエル・ブリュール、チャールズ・ダンス、リス・エヴァンス、スタンリー・トゥッチ、マシュー・グード、ジャイモン・フンスー、アリソン・ステッドマン、トム・ホランダー。なお、ホランダーは1人で3役を演じるとのこと。

『Kingsman: The Great Game』の監督はマシュー・ヴォーン。現在、イギリス国内でロケ撮影中で、サリー州にある古い軍の研究施設を撮影所として利用しているそうです。

『Kingsman: The Great Game』は2019年11月全米公開予定です。

リチャード・マッデン 7代目ボンドの有力候補か

Daily Mail Online(2019年1月27日付)は、英国俳優リチャード・マッデンが、次期ジェームズ・ボンドの有力候補である旨を伝えています。

リチャード・マッデンは、2018年放送のBBCシリーズ『Bodyguard』(Netflixの邦題は『ボディガード -守るべきもの-』)の出演で人気を博し、次のボンド役に相応しいとの評判を得ています。

過去の当人の発言からは007ファンであることが伺え、ボンド役への意欲も示していましたが、有力候補者になっているとの報道に対しては、否定していました。

そのマッデンは1月22日、イギリスで開催されたNational Television Awardsで、Drama Performance賞を受賞。授賞式に同席した『Bodyguard』のプロデューサーは、Mail On Sundayの記者に対し、「リチャードが第2シリーズに出演するか分からない」と発言。その理由として「今後のボンド次第なので、まだ分からない」とも語ったようです。

この記事内容が正しければ、マッデンはボンド役就任を期待し、第2シリーズへの続投を躊躇。『Bodyguard』のプロデューサーも、マッデンが有力候補者でボンド役に就任する可能性があると考えていることになります。

なお、一定の活躍をしている30代のイギリスや英連邦の男優であれば、その多くが初期段階でボンド役候補者になる可能性があり、ダニエル・クレイグを選出した『007/カジノ・ロワイヤル』では候補者として200人をリストアップしていたことを、007プロデューサーが明らかにしています。

ミシェル・ルグランさん死去 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の音楽担当

BBC(2019年1月26日付)によると、フランスの音楽家ミシェル・ルグランさんがパリで亡くなりました。86歳でした。

ルグランさんは50年以上に渡る音楽活動で、『シェルブールの雨傘』(1964)など、200作以上の映画・テレビのスコア/ソングを作曲。

ルグランさんが作曲した、映画『華麗なる賭け』(1968)の主題歌『風のささやき』はアカデミー歌曲賞を受賞。この曲は、5代目ボンド俳優のピアース・ブロスナンが主演した同作のリメイク『トーマス・クラウン・アフェアー』(1999)でも再び使用されました。

その後、『おもいでの夏』(1971)、『愛のイエントル』(1983)ではアカデミー作曲賞を受賞。

1983年公開のショーン・コネリー主演007映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の音楽も担当し、ラニ・ホールの歌う同名主題歌を作曲。フランス語の同作挿入歌『愛のシャンソン』(『Une Chanson D’Amour』)は、ルグランさんが700人に及ぶ候補者の中から選んだというソフィー・デラが90人編成のオーケストラをバックに、文字通り愛を高らかに歌い上げる傑作となりました。

また同作のスコアも、映画の舞台となったバハマやコート・ダジュールなどの洗練されたリゾート地にマッチするジャズ・テイストに溢れた名曲揃い。モンテカルロのタンゴ・シーンで流れる『殺しのタンゴ』(『Tango To The Death』)も印象深い曲でした。