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『ボンド25』

ナオミ・ハリス ダニエル・クレイグのボンド役続投を熱望

BBC(2016年10月7日付)によると、007シリーズのミス・マネーペニー役ナオミ・ハリスは、ダニエル・クレイグのボンド役続投を強く願っているようです。

開催中のロンドン映画祭で10月6日、自身の最新作『Moonlight』上映会に出席したナオミ・ハリス。メディアに対し、クレイグには是非ともボンド役に戻って欲しい、とコメント。『007/スカイフォール』撮影初日、かなり緊張していたハリスの心を解きほぐしてくれたのが、クレイグだったのだそう。またハリスは、クレイグが戻ってくれば、自分も007シリーズ出演を続けたいとの意向を示しました。

ダニエル・クレイグは『007/スペクター』撮影後から、ボンド役を今後も続けるのか態度をはっきりさせておらず、その去就がメディアの注目を集めています。

007次回作『Bond 25』はどうなる? シリーズの現状と展望(1)

『007/スペクター』の英国公開から間もなく一年。今ここで007シリーズが置かれている現状を整理し、その今後も占って見たい。

この一年、メディアを賑わせてきたのは、シリーズ次回作『Bond 25』(第25作)でジェームズ・ボンドを演じる俳優が誰になるのかという話題。事の発端は Time Out が掲載したインタビュー記事だった。これまで4作でボンド役を演じてきたダニエル・クレイグが、次回作のことを今考えるのなら「手首を切ったほうがマシだ」と発言。これが事実上の降板表明と捉えられ、次のボンド役は誰なのかと騒がれ始めた。この発言は果たしてどこまでがクレイグの本心だったのか。本人のみぞ知るところだが(或いは自身でも分からなくなっていたのか…)、共演者も擁護していたように、心身ともに疲れ切った長期間に及ぶ撮影が終了した直後のインタビューであり、当時は頭を空にして休息したいという思いが支配的だったのだろう。

プロデューサーがダニエル・クレイグ続投を望む声は直接何度もメディアに取り上げられてきているものの、クレイグは前述の発言から一年を過ぎた今もボンド役を続投するか降板するのか態度を表明していないが、それは何故か(2015年の時点でクレイグはもう1作の出演契約が残っていることを語っていたのだが、2016年に入ったプロデューサー、マイケル・G・ウィルソンはクレイグとの契約はないと発言した。『Bond 25』のオプション契約が2015年内で期限切れになり、仕切り直しが必要となった可能性がある)。クレイグと制作側は良好な関係を継続していた模様で、クレイグが契約条件を釣り上げるため、サインを先延ばしにしているとは考えにくい。クレイグは降板の決意を早期に制作側へ伝えたが、引き留めたいプロデューサーらが説得に時間をかけてクレイグの心変わりを待っているのだろうか。

クレイグがもし既に降板を決めたすれば、その原因は「家族」かもしれない。クレイグの妻で女優のレイチェル・ワイズがボンド役に難色を示していることが伝えられている。クレイグは映画『ミケランジェロ・プロジェクト』をワイズの意向で降りたことが以前明らかとなったが、より大規模な007映画の撮影は約半年間。プリプロダクションやプロモーションも含めると、束縛期間は世界各地で長期に及ぶ。クレイグはワイズの映画撮影時、海外のロケ地へ出向いて幾度となく付き添っているが、二人の時間を重視する夫妻にとって、007映画への出演は大きな「障害」と言えなくもない。『007/スペクター』ではクレイグが足を負傷し手術を受けた。50歳近いクレイグがアクション映画に出演することへの不安も妻にはあるようだ。

ダニエル・クレイグがボンド役を辞めたとして、誰が七代目ジェームズ・ボンドを襲名するのか。これまでに有力候補者として挙げられているのは、トム・ヒドルストンやエイダン・ターナーら。留意すべきは、現状で時期ボンド役候補者について名前を具体的に報じているのは、タブロイド紙である点。自ずとその信憑性には疑問符が付く。一般メディアでもニュースとして取り上げているが、これらは基本的にタブロイドの後追い記事に過ぎない。クレイグに2作6800万ポンドの続投オファーと報じ話題を振りまいた件も、出所は英タブロイドの Daily Mail。同紙は一時期007映画に関して精度の高い独占スクープを量産していたが、当該記事は実績ある記者とは別人が書いたものだ。とは言え、タブロイド発の嘘のように思えるニュースが実は事実だった、ということもある。クレイグを選出した『007/カジノ・ロワイヤル』ではボンド役候補者リストに200人の俳優の名が連なっていたという。イギリスで活躍する30代男優ならそのほとんどが候補者になるのではないか。取り敢えず、人気俳優の名前を記事にしておけば、「嘘から出た誠」になる可能性はあるだろう。いずれにしても、様々な噂が飛び交うのはこの人気長寿シリーズならでは。振り回されないよう非公式情報を遮断する手もあるが、嘘か事実か分からない噂を楽む余裕と忍耐が007ファンには必要かもしれない。

ダニエル・クレイグは『007/スペクター』の宣伝終了後からメディアへの露出をほとんど避けてきたが、10月7日にニューヨークで行われるイベントでは、一年近く続いた長い沈黙を破り対談に応じる予定だ。この日クレイグの口から何が飛び出すのか。『007/慰めの報酬』でM(ジュディ・デンチ)は暴走したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)を任務から解こうとするが、最後のシーンで「戻って欲しい」と頼む。ボンドから返ってきた答えは「辞めた覚えはありません」。これこそ、クレイグ・ファンが今なによりも求めている台詞だろう。

007シリーズ配給会社は未定 ソニー・ピクチャーズのトム・ロスマン会長インタビュー

Deadline(2016年10月5日付)は、ソニー・ピクチャーズ映画部門会長トム・ロスマンとのインタビューを掲載しています。

この中で、ロスマン会長は時期007映画の配給に関するソニーの動きを尋ねられますが、直接的な返答を避けました。しかし、MGM側との交渉はまだ進んでいない模様です。

Deadlineでは、ソニーが007シリーズの配給を今後も狙っているのは明らかだとし、先日発表された同社と中国ワンダ・グループとの提携(作品毎の出資・マーケティング協力等)が、MGMへのセールス・ポイントになると見ているようです。

007次回作『Bond 25』のボンド役者は未定 エグゼクティヴ・プロデューサーが語る

BBC(2016年9月30日付)によると、007シリーズのエグゼクティヴ・プロデューサー、カラム・マクドゥーガルは、次回作のジェームズ・ボンド役を誰が演じるのか、まだ分からないようです。

カラム・マクドゥーガルは『007/リビング・デイライツ』(1987)で助監督として007シリーズに初参加以来、1作を除き最新作『007/スペクター』までの9作で活躍。ダニエル・クレイグ主演4作では、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされています。

そのマクドゥーガルは9月30日放送のBBCラジオ番組『Today』に出演。次回作のボンド役は誰なのかと尋ねられると、「知っていればよかったのだが」と返答。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリやマイケル・G・ウィルソンにとってダニエル・クレイグは第一希望であり、二人は彼の続投を期待していると続けました。

なお、当のクレイグは10月7日にニューヨークで開催されるトーク・イベントに参加予定。演題は「Beyond Bond」となっており、この場でボンド役の進退について何らかの発言をすることが期待されます。

ガイ・リッチーが次期007映画の監督候補に?

Mirror Online(2016年9月17日付)は、ガイ・リッチーが007映画次回作『Bond 25』の監督候補だと伝えています。

ガイ・リッチーは、監督の有力候補者の一人になっているとのことで、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンと詳細を話し合うため、先日ロサンゼルスへ向かったとのことです。

スサンネ・ビア 007シリーズ初の女性監督就任を希望

Business Insider UK(2016年9月16日付)はデンマーク出身の監督スサンネ・ビアとのインタビューを掲載しています。

スサンネ・ビアは、Radio Times によって2016年7月、次期007映画の監督候補者だと報道されていましたが、これについてビア本人は単なる噂だと否定。007プロデューサーのバーバラ・ブロッコリとも接触していないそうです。

しかし、監督は名誉な話であるとし、もしもシリーズ初の女性監督として007映画を監督できればとても楽しいことになるだろう、と語ったようです。

MGM会長 ダニエル・クレイグ発言に激怒していた

Vanity Fair(2016年9月9日付)は、ダニエル・クレイグにジェームズ・ボンド役続投がオファーされたとの噂を否定しています。

RadarOnline.com(9月3日付)は、ソニー・ピクチャーズがクレイグに対して、あと2作のボンド役出演に1億5千万ドルをオファーしたと伝えていましたが、Vanity Fair が接触した複数の事情通らは、この噂を作り話だと考えているのだそう。

また、2015年に Time Out とのインタビューでダニエル・クレイグが、次回作を今考えるのなら「手首を切ったほうがマシだ」と発言した後、これを知ったMGMのゲイリー・バーバー会長兼CEOが激怒し、クレイグに電話口で怒鳴っていたとのこと(2015年10月にも Page Six による類似報道あり)。この情報源は、これがクレイグのボンド役降板の理由になってもおかしくないと見ているようです。

ダニエル・クレイグがトーク・イベントに出演へ ボンド役進退を語るか

The New Yorker によると、同誌が2016年10月に開催予定の『The New Yorker Festival』で実施されるトーク・イベント『Daniel Craig talks with Nicholas Schmidle』にダニエル・クレイグが参加します。

日程は10月7日午後10時(現地時間)から90分間。会場はニューヨークの SVA Theatreで、チケットの発売は9月9日から。クレイグの対談相手は The New Yorker のライター、ニコラス・シュミドル。

なお、このイベントには意味深な『Beyond Bond』(ボンドを越えて)と副題が付けられています。ダニエル・クレイグは『007/スペクター』のプロモーション活動を終えた2015年末からメディアへの露出を避けており、ジェームズ・ボンド役を続投するか降板するのか態度をはっきりさせていませんでした。様々な噂は報道されてきましたが、ここでようやく本人の口からボンド役についての考えが聞けるかもしれません。

ソニーが007映画配給を継続しダニエル・クレイグに2作で1億5千万ドルのオファー?

芸能ゴシップ・サイト RadarOnline.com(2016年9月3日付)は、ソニー・ピクチャーズが映画007シリーズの配給契約を更新することになったと伝えています。

また、ソニーは、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド続投を熱望しており、2作で1億5千万ドルのギャラをオファー。この2作(『Bond 25』と『Bond 26』)は連続で製作し、その後は若い俳優にボンド役をまかせようとしている、とのことです。

当初、製作側は『007/スペクター』(『Bond 24』)を2部構成の1作目として構想していましたが、ダニエル・クレイグらの強い反対で単独の作品になったことが明らかになっています。

ソニーは007映画の著作権を握るMGMと契約し、『007/カジノ・ロワイヤル』から007シリーズの劇場配給権を得ていましたが、『007/スペクター』でその契約は終了。次回作『Bond 25』やそれ以降の007映画の配給は各メジャー・スタジオが狙っていると報道されており、MGMの新パートナーは現時点で公式発表されていません。

MGMが次期ボンド役候補者を6人に絞る?

The Sun(2016年8月30日付)は、MGMの次期ジェームズ・ボンド役候補者が6人に絞り込まれたことを伝えています。

MGM側の候補者リストに名前が挙がっているのは、イドリス・エルバ、マイケル・ファスベンダー、ルーク・エヴァンス、チャーリー・ハナム、エイダン・ターナー、トム・ヒドルストン。

また、イオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリは、MGMのリストに含まれていないジェームズ・ノートン、ジェイミー・ベルも候補者として検討しているとのことです。


9/2 訂正:候補者として記述していた「ビリー・エリオット」(ジェイミー・ベルが以前演じた役名)を削除しました。