カテゴリー別アーカイブ: Spectre

『スペクター』

サム・メンデス監督が『007/スペクター』でレディオヘッドの主題歌を断った理由とは

BBC Radio 6 Music に2017年11月5日、『007/スペクター』のサム・メンデス監督がゲスト出演し、自身の手がけた映画の音楽を語りました。

メンデス監督が明かした話によると、『007/スペクター』では、監督から依頼を受けたレディオヘッドが主題歌担当のアーティストとして、早い段階から作業を始めていたそうです。レディオヘッド起用はサム・メンデス監督の希望によるもので、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリも彼の意向に賛成。

最初にレディオヘッドが『007/スペクター』主題歌として提出した楽曲は『Man Of War』。メンデス監督はこれを非常に気に入り、他の関係者も同様の感想だったそうです。監督はこの曲の採用を決定。

ところが、後になって、これは十年以上前に書かれた古い曲だと判明。オリジナル曲とは見なされず、アカデミー賞の候補曲の規定にも当てはまらなくなる為、監督は『Man Of War』を却下。

その後、サム・スミスが呼ばれることに。しかし、レディオヘッドはもう一度チャンスが欲しいと懇願。スミスはアカデミー歌曲賞を受賞することになる『Writing’s On The Wall』を提出する一方、レディオヘッドは『Spectre』を完成させます。

メンデス監督は映画にマッチしたサム・スミスの曲を主題歌として採用することに決定。メランコリック過ぎるレディオヘッドの曲は映画本編の中で挿入歌として使うことにしたそうですが、どう料理すればいいのか散々悩んだ挙句、最終的に使用を諦めたとのことです。ただし、メンデス監督は『Spectre』を素晴らしい曲だと評価しています。

レディオヘッドは幻となった『Spectre』を2015年12月にネットで公開し、翌年にヴィニール・シングルのB面としてリリース。『Man Of War』はこれまで正式リリースされていませんでしたが、2017年発売のアルバム『OK Computer OKNOTOK 1997 2017』に収録されました。

メキシコシティで2回目の「死者の日」パレードが開催

Reuters(2017年10月29日付)によると、メキシコシティで「死者の日」のパレードが10月28日に開催されました。

「死者の日」は、亡くなった人々に思いを馳せるメキシコ伝統の祭り。『007/スペクター』(2015)の冒頭シーンで大パレードが披露されますが、これはフィクションであり、実際には行われていませんでした。しかし、政府と市当局の協力を得て、観光客向けに映画を再現するパレードが2016年に初実施。今年が2回目の開催となりました。多くの参加者が、骸骨をモチーフにしたメイクや衣装でパレードに臨んだようです。

2016年のパレードの観覧者は約20万人でしたが、今年は少なくとも30万人以上が集まったとのことです。


「死者の日」パレード 写真掲載サイト
Desfile de Día de Muertos arriba al Zócalo capitalino (El Universal)
Mexico City’s Day of Dead parade honors quake victims (Daily Mail)

007映画インスタレーション 『007 ELEMENTS』がソルデンで開催へ

映画007シリーズ公式サイト 007.com は2017年9月19日、007映画のインスタレーション『007 ELEMENTS』の情報を追加発表しました。

『007 ELEMENTS』は『007/スペクター』ロケ地であるオーストリア・ソルデンのガイスラッハコーゲル山頂(標高3,050メートル)に今冬オープン予定。

特設の建物内に複数のギャラリーが設けられ、『007/スペクター』を中心に、過去の007映画を象徴する要素が盛り込まれたクラフトを展示。建物は2層に分かれ、延床面積1,300平方メートル。トンネルを抜けてアクセスするメイン・エリアからは、チロルの眺望も堪能できます。

『007 ELEMENTS』のクリエイティヴ・ディレクターは、ダニエル・クレイグ出演の007映画4作でアート・ディレクターを務めたニール・カロー氏です。

『007/スペクター』撮影で使用のランドローバー・ディフェンダーが競売に

ロンドンの RM Sotheby’s で2017年9月6日、映画『007/スペクター』で使用されたランドローバー・ディフェンダー SVX Concept がオークション出品されます。

ランドローバーは『007/スペクター』制作のためにディフェンダーを10台提供。その後、すべてBowler社へ送られ撮影仕様車として改造されました。

今回出品の車は、現在の所有者が直接Bowler社から買い付けたもの。走行シーンで使用されましたが、撮影によるダメージは受けていない車だそうで、イギリス国内の道路では法的に走行可能とのことです。

007映画展覧会が『007/スペクター』ロケ地の山頂で今冬開催

映画007シリーズ公式サイト 007.com は2017年7月26日、007映画のインスタレーションを今冬オープンすると発表しました。

場所はオーストリア・ソルデンのガイスラッハコーゲル山頂。『007/スペクター』劇中にホフラー・クリニックとして登場した「ICE Q」レストランのそば。地元でケーブル・カーを運営する企業 Cable Car Companies Sölden が、007シリーズのプロダクション・デザイナーとして知られるケン・アダムの仕事にインスピレーションを受けた特別仕様の建物を建設し、インスタレーションを収めます。

インスタレーションのコンセプト・デザインは『007/カジノ・ロワイヤル』から『007/スペクター』までの007シリーズ4作でアート・ディレクターを務めたニール・キャロウなどが担当。

詳細は後日発表されます。

『007/スペクター』のレア・セドゥ サム・メンデス監督に怒られていた

The List(2017年2月23日付)は、『007/スペクター』のボンド・ガール、レア・セドゥが同作のサム・メンデス監督に怒られていたエピソードを紹介しています。

レア・セドゥはカナダで撮影されるザヴィエ・ドラン監督映画『たかが世界の終わり』(日本公開中)にどうしても出演したくなったそうですが、『007/スペクター』の終盤撮影スケジュールと重なることに。

007プロデューサーのバーバラ・ブロッコリに相談したところ、「何とかしましょう」と対応してくれたそうです。しかし、サム・メンデス監督は「同時に2本の映画はできない。ボンド映画は大作だ」と立腹したとのこと。結局セドゥは了承を得て、セット間を飛び回ったそうです。

その後『たかが世界の終わり』はカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。セドゥの努力も報われたようです。

メキシコシティ 『007/スペクター』の「死者の日」パレードを10月29日開催

メキシコ市は2016年10月20日、今年10月29日から11月2日まで開催される「死者の日」の詳細を発表しました。

「死者の日」は亡くなった家族や親しい人々の霊を弔う祭り。ユネスコの無形文化遺産に登録されており、メキシコの他に中南米各地でも行われています。

映画『007/スペクター』のプレタイトル・シークエンスは「死者の日」を迎えたメキシコシティが舞台。賑やかなパレードをバックにジェームズ・ボンドが敵を追撃します。しかし実際には同市でこの様なパレードはこれまで実施されておらず、映画の影響を受けて今年から催されることになりました。

フェスティバル幕開けは10月29日の大パレード。15時にメキシコシティの独立記念塔を出発後、レフォルマ通り、ファレス通り、セントラル通り、タクバ通り(『007/スペクター』冒頭、ボンドがボンド・ガールと歩く道)、5月5日通りなどを経由し、ソカロ(ボンドがヘリに乗り込む広場)まで約3時間をかけて行進します。このパレードには1,200人以上が参加予定。現地の伝統的な装飾に加え、『007/スペクター』で使用されたコスチュームやプロップも再現されます。

『007/スペクター』の「死者の日」パレードがメキシコシティで再現へ

La Jornada(2016年7月7日付)によると、メキシコ政府とメキシコシティ市当局は、『007/スペクター』のような「死者の日」カーニバルの開催を計画中のようです。

映画007シリーズ第24作『007/スペクター』のプレタイトル・シークエンスは「死者の日」を祝うメキシコシティが舞台。千数百名のエキストラが参加した大掛かりなパレードが行われる中、ジェームズ・ボンドが敵を追いかけます。

「死者の日」は10月末から11月初めにかけ、メキシコ各地で実施されている祭りですが、メキシコシティで『007/スペクター』のような派手なパレードはやっていないそうです。メキシコのエンリケ・デ・ラ・マドリッド・コルデロ観光大臣は、旅行代理店が参加するイベントに出席し、このままでは『007/スペクター』の風景を期待して訪れる観光客を落胆させてしまうので映画のようなカーニバルを作る必要がある旨をコメントしています。

この計画は進行中で、メキシコシティでのF1レースの開催に合わせて今年から始まる模様です。

レディオヘッド 『007/スペクター』主題歌に採用されなかった理由を語る

BBC(2016年6月16日付)は、レディオヘッドのメンバー、ジョニー・グリーンウッドとのインタビューを掲載しています。

ジョニー・グリーンウッドは6月19日放送予定のBBCラジオ番組『The First Time with Jonny Greenwood』に出演、2015年クリスマスにレディオヘッドが公開した『Spectre』が映画『007/スペクター』の主題歌として採用されなかった理由を訊かれました。

グリーンウッドに言わせれば、「映画には合わなかった」からで「ダークすぎた」とのこと。あえてボンド風のテーマ曲を作ろうとは考えなかったようです。グリーンウッドは、自分たちの思い通りの曲に仕上げられたとし、「誇りに思う」と結果には満足気です。

新アルバム『ア・ムーン・シェイプト・プール』(CDは6月15日、日本先行発売)をリリースしたレディオヘッドは現在ワールド・ツアー中で、8月20日・21日には大阪・東京のサマーソニックにも参加予定です。

『007/スペクター』のスタジオ・セット写真集 『On the Set of James Bond’s Spectre』が発売

Anderson & Low 公式サイトによると、映画『007/スペクター』のセット写真集『On the Set of James Bond’s Spectre』が2016年6月、発売になります。

この写真集は、イギリスの写真家デュオ Anderson & Low(ジョナサン・アンダーソン&エドウィン・ロー)が、007映画制作会社からの依頼を受け、アート・プロジェクトとして、パインウッド・スタジオ内に組まれた『007/スペクター』のセットを撮影したもの。5点の写真は『007/スペクター』プレミア時に公開されましたが、残りはドイツ・ベルリンの「CWC Gallery」にて6月25日から8月27日の日程で開催される Anderson & Low の個展で初披露されると共に、全64ページの『On the Set of James Bond’s Spectre』としてドイツの Hatje Cantz から出版されます。