『Bond 25』の撮影監督はリヌス・サンドグレンか

VarietyエディターのKristopher Tapley氏は2018年12月4日、リヌス・サンドグレンが『Bond 25』の撮影監督を務める模様だとツイートしています。

リヌス・サンドグレンは母国スウェーデンでキャリアを積み、近年はハリウッドで活躍し『アメリカン・ハッスル』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』『ファースト・マン』などで撮影監督を担当。『ラ・ラ・ランド』ではアカデミー撮影賞を受賞しています。

『007/カジノ・ロワイヤル』の体験型映画上映「シークレット・シネマ」が英で2019年夏に開催

『007/カジノ・ロワイヤル』の上映イベント「Secret Cinema Presents Casino Royale」が、2019年夏にロンドンで開催されます。

Secret Cinema Presents Casino Royale
Secret Cinema Presents Casino Royale

「Secret Cinema(シークレット・シネマ)」とは、イギリスのSecret Group社が随時開催している、体験型の映画上映イベント。上映の際は、映画の世界観に沿った特設舞台を非公開の場所にセッティング。観客も映画の登場人物のような服装で参加、ミッションをこなしつつ、スクリーンのキャラクターとインタラクティブに交わります。

これまでにも『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『ブレードランナー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『28日後…』など人気作のイベントが開催されており、007シリーズでは今回の『007/カジノ・ロワイヤル』が初。

「Secret Cinema Presents Casino Royale」のオープニングは2019年5月29日。以降、7月までの毎週水曜日から日曜日に、ロンドン市内の秘密の場所で開催。屋内イベントとしては、「Secret Cinema」史上最大となる各回1,500人の参加が予定されています。参加者は「ワイルド・カード作戦」の為に新規リクルートされ、Q課もしくはM課に所属するという設定。個々の役割に応じて事前に別名、ドレスコード、トレーニングの指示などが与えられます。

参加資格は18歳以上。水曜日から土曜日は18時開場、日曜日は16時開場。イベントの所要時間は4時間強。会場のロケーションは、オープニング日の数週間前に通知されます。

チケットには複数のレベルがあり、スタンダードの価格は40ポンドから79ポンド、VIPチケットは125ポンドから175ポンド。

詳細情報とチケット購入(2018年12月6日から)は「Secret Cinema」公式サイトで。

なお、過去の「Secret Cinema」映像は、こちらで視聴可能です。
https://vimeo.com/secretcinemapresents/

Special thanks to Secret Cinema
Picture courtesy: Secret Cinema

『007/スカイフォール』の『Skyfall in Concert』が英で2019年開催

イギリスのRoyal Albert Hallは、『Skyfall in Concert』の開催を発表しました。これは、フル・オーケストラによるスコアのライブ演奏をバックに映画を上映するイベントで、「Film Concerts Live!」が手掛けています。

映画007シリーズでは、第21作の『007/カジノ・ロワイヤル』が初めて選ばれ、そのワールド・プレミアが2017年にRoyal Albert Hallで実施。今年は東京でも日本初開催されました。

今回はその第2弾として、第23作『007/スカイフォール』を世界初開催。Royal Philharmonic Concert Orchestraが、トーマス・ニューマンの手掛けた同作スコアを生演奏します。

開幕前には、007シリーズ5作で作曲を担当したデヴィッド・アーノルドの参加するQ&Aが予定。なお、『007/スカイフォール』でもアーノルドの曲『The Name’s Bond… James Bond』が一部引用されています。

『Skyfall in Concert』開催日は2019年10月4日と5日。開始時刻は14:30と19:30。チケットの優先予約は11月29日から、一般予約は11月30日から。Royal Albert Hall公式サイトで購入可能です。

ボンドのワルサーPPKが競売に 『007/ドクター・ノオ』撮影で使用

BBC(2018年11月27日付)によると、『007/ドクター・ノオ』(1962)の撮影で使用されたワルサーPPKがオークションに出品されています。

シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』では、Mの指示でブースロイド少佐(後にQとして登場)が、ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドにワルサーPPKを手渡します。

このシーンで使われたのは可動する実銃。イオン・プロダクションの手配していた銃は撮影前に届かず、代りにM役のバーナード・リーが所有していたワルサーPPKを使用。しかし、この実銃は未登録で、イオンは不適切と考え、スタジオ外では使用しなかったようです。

1974年にバーナード・リーは撃針を抜いた状態でこのPPKを友人へプレゼント。今回の売主はその子息で、PPKは法的に無可動化された状態とのことです。

競売会社はイギリスのHumbert & Ellis。12月6日に開催で、開始価格は3万ポンド。インターネット参加も可能となっています。


11/28 追記: 競売会社名を訂正しました。

リッキー・ジェイさん死去 『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演

Variety(2018年11月24日付)によると、アメリカのマジシャンで俳優としても活躍したリッキー・ジェイさんが11月24日、病気のためロサンゼルスで亡くなりました。72歳でした。

リッキー・ジェイさんは1997年公開の映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演、テロリストのヘンリー・グプタを演じました。マジックの知識と経験を活かし、『プレステージ』(2006)、『幻影師アイゼンハイム』(2006)、『オーシャンズ13』(2007)などの映画では、スタッフとしても協力したそうです。

007映画等に関する米国人対象のアンケート調査結果が公開に

Morning ConsultとThe Hollywood Reporterは2018年11月20日、アメリカ人に対して共同実施した映画のアンケート調査結果を発表しました。調査はオンラインで期間は11月8日から11日。サンプル数は成人2,201人。

全設問数は184点、うち69点が007映画に関する設問です。

「007シリーズの映画を観たことがありますか?」でイエスと答えたのは74%(他のシリーズ物では『バットマン』が76%、『スター・ウォーズ』は75%、『スーパーマン』と『スパイダーマン』が73%、『ハリー・ポッター』が67%、『トランスフォーマー』が62%、『ミッション・インポッシブル』が66%、『X-MEN』が59%など)。

「007シリーズの次回作を観たいと思いますか?」で観る予定だと答えたのは60%。ボンド俳優に好印象を抱いている割合は、ショーン・コネリーが82%、ジョージ・レーゼンビーが29%、ロジャー・ムーアが74%、ティモシー・ダルトンが49%、ピアース・ブロスナンが81%、ダニエル・クレイグが71%となっています。

「将来の007シリーズでブラック・ボンドの登場を支持しますか?」には52%が支持すると答えていますが、同種の設問「イドリス・エルバのボンド役を支持しますか?」では「ブラック・ボンド」を上回り63%が支持。アジア系ボンドの支持者は37%、女性ボンドは37%、ゲイのボンドは28%、アメリカ人ボンドは57%でした。

007シリーズの今後への要望を伺う設問で、時代に応じた変革とキャストの多様性を求める声は34%。このまま変えないで欲しいとの声は51%に登っています。他、007シリーズの作品毎に、鑑賞経験や印象を尋ねる設問もあります。

それぞれの設問に対する回答者の答えは、属性の内容別によって集計されており、性別、年代、支持政党、思想、学歴、年収、人種、宗教、居住地方、職業、トランプ大統領への支持・不支持、社会問題の関心事、大統領選で投票した候補者、テレビ視聴の頻度、映画鑑賞の頻度、などに細分化されています。

例として、「ブラック・ボンド」の設問で賛成したのは、支持政党別では民主党支持者が65%に対し、共和党支持者では39%に留まっています。人種別の賛成者は、白人が48%、アフリカ系が74%。

「女性ボンド」に賛成したのは、男性で38%、女性が35%。年齢層では、18歳から29歳の47%が賛成、65歳以上は29%が賛成となっています。

アンケート結果(PDF)は下記のウェブサイトで公開されています。

Morning Consult(詳細版)
The Hollywood Reporter(簡易版)

クリストファー・マッカリー 『Bond 26』の監督を希望

Yahoo Movies UK(2018年11月19日付)によると、ダニー・ボイルが『Bond 25』の監督を降板した直後に新監督候補の一人として噂されていたクリストファー・マッカリーが、『Bond 26』の監督を希望しているようです。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』とその続編『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の監督としても知られるマッカリーは、『フォールアウト』のDVD&ブルーレイ発売のプロモーションで同サイトとのインタビューに応じました。

この中でマッカリー監督は、ダニエル・クレイグのボンド・デビュー作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)やピアース・ブロスナンのボンド就任作品『007/ゴールデンアイ』(1995)などの例を挙げ、ボンド俳優の代替わりなど、シリーズに大きな変革が訪れる機会を狙って監督をやりたい旨を語ったようです。

クレイグは次回作『Bond 25』でボンド役から退く意向を既に示しており、『Bond 26』では新ボンド俳優が就任する可能性が高いとみられています。マッカリーは、ブロスナン=ボンドのファンなのだそうで、もし『Bond 26』を監督できるのならば、ブロスナン時代の007作品のような、軽めのトーンを蘇らせたいそうです。

マッカリー監督は、007シリーズの作品ごとの時間の繋がりが緩やかになっている点を高評価。敵の種類も様々で臨機応変、新ボンドの登場によって刷新されることが気に入っているようです。

キャリー・フクナガ監督 『Bond 25』脚本は未完成

Inquirer.net(2018年11月18日付)は007シリーズ次回作『Bond 25』の新監督キャリー・フクナガとのインタビューを掲載しています。

007映画を監督するとの実感がまだ湧かない様子のフクナガ監督ですが、『Bond 25』の脚本は完成していないそうです。アクション・シーンの計画についてはあまり進んでいないらしく、ストーリーの構築に力を注いでいる段階との事。

『007/スペクター』に出演したクリストフ・ヴァルツとベン・ウィショーが『Bond 25』には続投しないとの噂について尋ねられると、これを事実上否定し、この二人は素晴らしい俳優だと評価。出演は確定していない様子ですが、ストーリーに合うのなら是非とも再起用したいとの意向を示しました。

海外ロケ地については、ファンの期待に添え得る所を準備しているそうですが、具体的な地名には触れませんでした。

フクナガ監督は以前からダニエル・クレイグのファンだったそうで、『ロード・トゥ・パーディション』での演技を評価。また、『007/カジノ・ロワイヤル』でクレイグが表現したジェームズ・ボンドの脆さと人間性についても触れ、同作でスタートしたこの流れを『Bond 25』でも継承しつつ、自分なりの味付けをしたい旨を語っています。

初めて観た007映画は1985年公開の『007/美しき獲物たち』。生まれ育ったサンフランシスコのベイエリアが映画館のスクリーンに映し出されたのはエキサイティングだったと語りました。

音楽の嗜好については、7つ年上の兄からの影響を受けているそうで、007シリーズで一番気に入っている主題歌はデュラン・デュランの『007/美しき獲物たち』との事です。


11/18 一部表記を追加・修正しました。

サム・ヒューアン ボンド役オーディションに参加していた

英国俳優のサム・ヒューアンは、ジェームズ・ボンド役のオーディションに参加していたそうです。

ヒューアンはアメリカのトーク番組『Live with Kelly and Ryan』(2018年11月1日放送)に出演。司会からボンド役についての話題を振られると、これまでに何度かボンド役のことを考えたことがあると返答。そして『Bond 21』(『007/カジノ・ロワイヤル』)で若いボンドが求められていた際、オーディションに参加したと明かしました。

この時期は2005年で、ヒューアンが24歳か25歳の頃と思われます。『007/カジノ・ロワイヤル』のボンド役オーディションでは、ヒューアンの他にも20歳代の俳優が多数参加していますが、最終的には当時37歳のダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに選ばれています。

『Live with Kelly and Ryan』番組映像

キャリー・フクナガ監督 最初に観た007映画は『007/美しき獲物たち』

IndieWire(2018年10月29日付)は、『Bond 25』の新監督、キャリー・フクナガとのインタビューを掲載しています。

「IndieWire Honors」の受賞が決まったフクナガ監督。これまでは勉強の為、敢えて色々なジャンルの映画に挑戦してきたそうですが、いずれは自分の得意とする分野にある程度絞って極めたいと考えているようです。

フクナガ監督が最初に観た007映画はロジャー・ムーア最終出演作『007/美しき獲物たち』(1985)とのこと。007の模倣映画や、それらを真似た映画が長期に渡って大量に製作されているとも指摘。本元である007映画を監督できることは、エキサイティングだと語っています。


10/30 訂正:「一番好きなボンド俳優」の記述を削除しました。