MGM 会長 007映画が3年毎になった理由を語る

LA Daily News によると、MGM 会長で CEO のアレックス・イエメニジャンは、経済的理由で007映画の製作が3年ごとになったと語りました。

ジェームズ・ボンド映画は40年間で20作品と、2年に1度の割合で製作されていましたが、第19作の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)から第20作『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)までには3年間のブランクがありました。次回作も3年後となる2005年に全米公開予定です。

イエメニジャンは金のかかるリスクの高い映画事業を見直し、007も3年に1本へ変更。製作予算も削っています。

またイエメニジャンは MGM がライバル社を買収する計画が存在したことを明らかにしました。MGM がビベンディ・ユニバーサルの買収を狙っていたことは知られていますが、リストには他にパラマウント、そしてソニー・ピクチャーズの名も挙がっていたとのことです。

ソニー 買収後も MGM を存続

ソニーは MGM 買収の最終合意を発表すると共に、買収手続きが終了した後も会社として MGM を存続させることを明らかにしました。

MGM はロサンゼルスを本社に今後も活動が続けられるようです。またソニーは共同出資、制作を行うとしています。

ジャマイカのゴールデンアイで映画祭

Hollywood Reporter によると、パーム・ピクチャーズ代表でアイランド・レコード創設者のクリス・ブラックウェルは、ジャマイカで新しい映画祭 Goldeneye Film Festival の開催を予定しているようです。

ブラックウェルは007の原作者イアン・フレミングが過ごしたジャマイカの家を所有しており、この映画祭の会場に予定しています。12月8日から13日までの開催期間中、約150本の作品が上映されます。

フレミングがジェームズ・ボンド小説の執筆に利用したことで知られるこの家は『ゴールデンアイ』という名が付けられ、007シリーズ17作目の映画タイトルにもなっています。

MGM とジェームズ・ボンドの行方に不透明感

Hollywood Report によると MGM は不安定な状況に置かれています。

ソニーの MGM 買収合意発表がありましたが、米司法省や EU の承認も得て、最終的に買収手続きが完了するには9ヶ月から一年を要するとみられ、その間 Bond 21 を含む MGM の映画制作は買収に影響を受けず進行するそうです。

一方、より早く半年で買収が終了するとの観測もあり、その場合はどのような状況になるのかわかっていません。

ソニー MGM 買収で合意に

ロイターによると、ソニーと投資企業グループが MGM を約50億ドルで買収するとの合意に達したと伝えています。

ソニーは Providence Equity Partners、Texas Pacific Group らと共同で買収交渉にあたっていましたが、これに全米最大のケーブルテレビ会社コムキャストが何らかの形で加わるようです。

優勢とみられていたタイム・ワーナーは提示金額が合意に達せず、交渉の場を退いた模様です。

新ボンド役にダグレイ・スコット?

Sunday Mirror によると、新しいジェームズ・ボンドを演じるのはスコットランド出身のダグレイ・スコットとのことです。

また、同紙はプロデューサーがショーン・コネリー流のボンドを期待しており、それがスコットを選んだ理由とコメントしています。

現在のところ、情報の信憑性は不明です。

ピアース・ブロスナン 007引退の報道を否定

ピアース・ブロスナンは最近伝えられていたジェームズ・ボンド役の降板報道を否定しました。

Los Angeles Confidential とのインタビューにブロスナンは、「(引退の)発表はしてないよ。レポーターの聞き違いかな。『ボンドについて語り尽くした』とは言った気がするけど」と語りました。

同誌による再度の確認にも、引退は「公式の発表じゃないよ」と答えています。

ソニー MGM 買収交渉が続行中

ソニーはまだ MGM の買収を諦めていないようです。

これまでのところタイム・ワーナーの提示した条件が優位と伝えられ、近く交渉がまとまるとの報道もありますが、ソニーの井原勝美副社長はブルームバーグに対し、現在も「交渉中」と語りました。具体的な提案内容については述べられていません。

ソニーは MGM が持っている、007シリーズなど約4000作品の権利を得ることで、さらに映像事業を伸ばしたいとしています。