タグ別アーカイブ: 『007/スペクター』

『SPECTRE』(Bond 24)

007映画インスタレーション『007 Elements』

『007 Elements』(007エレメンツ)は映画007シリーズのインスタレーション。『007/スペクター』ロケ地となったオーストリア・チロル州ゼルデン(ソルデン)のガイスラッハコーゲル、標高3,040メートル地点にあるレストラン「ice Q」に隣接する形で新たに恒常施設が建てられました。

「ice Q」はプロダクション・デザイナーのデニス・ガスナーらがロケハンで探し出したもので、劇中に「ホフラー・クリニック」として登場。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、ボンド・ガールのレア・セドゥ、悪役を演じたデイヴ・バウティスタらがロケに参加。屋内シーンはガスナーによってパインウッド・スタジオで組まれたものですが、屋外は現地にて撮影。麓から山頂へと伸びるロープウェイの中間駅では、Q役ベン・ウィショーがゴンドラに乗るシーンもロケ撮影されています。

『007 Elements』制作に加わったのはイオン・プロダクション、MGM、そしてロープウェイ運営会社 Bergbahnen Sölden。建物の設計は、ゴンドラのデザインも手がけた建築家ヨハン・オバモザーによるもの。インスタレーションのコンセプト・デザイン担当は、『Bond 25』を含めたダニエル・クレイグの007映画全作品でアート・ディレクターを務めるニール・カロウとドイツ出身のティノ・シェードラー。

色彩を抑え気味のこの建物は、初期の007シリーズでプロダクション・デザイナーを務めたケン・アダムの仕事にインスパイアされ、9つの部屋とプラザで構成。永久凍土への影響を避けるため、内部は摂氏1度に保たれています。施設では映画007シリーズの世界観や舞台裏が体験可能。特に『007/スペクター』に焦点を当てています。なお、このインスタレーションは常設で、終了時期は未設定。写真撮影は自由となっています。

 

バレル・オブ・ザ・ガン Barrel of the Gun
『007 Elements』への入口。007映画のタイトル・シークエンスと音楽が楽しめる。

バレル・オブ・ザ・ガン Barrel of the Gun
バレル・オブ・ザ・ガン Barrel of the Gun

プラザ Plaza
オープン・エアの広場。山のパノラマ風景を眺めることができる。

ロビー Lobby
007映画に登場する敵の本拠地を思わせる空間。サム・メンデス監督による解説で、『007/ドクター・ノオ』から『007/スペクター』まで、007シリーズの歴史を紹介する。

ロビー Lobby
ロビー Lobby
ロビー Lobby
ロビー Lobby

レアー Lair
007映画のキャラクターや台詞が学べるデジタル・シアター。

レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair
レアー Lair

ブリーフィング・ルーム Briefing Room
マネーペニー役のナオミ・ハリスによる特別解説で、ロケ地選定の舞台裏などを明かす。特に『007/スペクター』のオーストリア・シーンに焦点を当てる。

ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room
ブリーフィング・ルーム Briefing Room

ヴァレー・パッセージ VALLEY PASSAGE
『007/スペクター』の撮影が行われたエリアが眺望できるスペース。

ヴァレー・パッセージ VALLEY PASSAGE
ヴァレー・パッセージ VALLEY PASSAGE

テック・ラボ Tech Lab
007映画に登場した秘密兵器などの技術をインタラクティブに体験できる。

テック・ラボ Tech Lab
テック・ラボ Tech Lab
テック・ラボ Tech Lab
テック・ラボ Tech Lab
テック・ラボ Tech Lab
テック・ラボ Tech Lab

アクション・ホール Action Hall
007映画の特殊効果やスタントについて学べるエリア。

アクション・ホール Action Hall
アクション・ホール Action Hall

スクリーニング・ルーム Screening Room
『007/スペクター』のオーストリアでのアクション・シーンの舞台裏を上映。

スクリーニング・ルーム Screening Room
スクリーニング・ルーム Screening Room

レガシー・ギャラリー Legacy Gallery
007シリーズの画像ファイルがタッチ・スクリーンで呼び出せる。限定販売の007関連グッズが購入できる。


『007 Elements』概要
オープン日:2018年7月12日
入場時間:毎日9時から15時30分、閉場16時
入場時間帯:9時から11時、11時から13時、13時から15時30分(どの時間帯でも16時まで滞在可)
開場期間:夏季は2018年7月12日から9月30日、秋・冬は10月26日から2019年5月1日
入場料:大人22ユーロ、ユース(1999年から2003年生まれ)17ユーロ、子ども(2004年から2010年生まれ)12ユーロ(ロープウェイ代込みの券はそれぞれ54、49、30ユーロ)
入場券販売所:オンライン、ロープウェイの麓と中間駅で販売中(頂上駅=会場前での販売は2018年9月より)
場所:オーストリア・チロル州ゼルデンのガイスラッハコーゲル
アクセス:ゼルデンの麓からロープウェイで山頂駅下車、所要時間約30分(中間駅での乗換含む)
公式サイト:007elements.com

External photo courtesy: Christoph Nosig/007 ELEMENTS
Internal photos courtesy: Kristopher Grunert/007 ELEMENTS
Special thanks to 007 ELEMENTS


7/23追記:本文中のクリニック名を修正しました(「ホフマン」から「ホフラー」)。

『007 ELEMENTS』 展示内容が発表に

映画007シリーズ公式サイトは2018年6月7日、007映画のインスタレーション『007 ELEMENTS』の展示内容を発表しました。

『007 ELEMENTS』は『007/スペクター』ロケ地となったオーストリア・ソルデンの山頂にあるレストラン「ice Q」に隣接して設置された、007映画の世界観を体験できるインスタレーション。2018年7月12日からオープン予定となっています。

「BARREL OF THE GUN」
インスタレーションへの入口。007映画のタイトル・シークエンスと音楽を紹介。

「PLAZA」
山脈の眺望が堪能できるオープンエアの広場。007シリーズのプロダクション・デザイナー、ケン・アダムの影響を受けた建築デザイン。

「LOBBY」
敵の本拠地を思わせるロビー。サム・メンデス監督によるナレーションと特別限定の映像で007シリーズ全作品の歴史を紹介する。また、メンデス監督は007映画への個人的な思い入れも披露。

「LAIR」
007映画のキャラクターとセリフを紹介するデジタル・シアター。

「BRIEFING ROOM」
マネーペニー俳優ナオミ・ハリスがナレーションを務めた特別映像を上映、007映画のロケ地やスタジオのセットを紹介する。『007/スペクター』ロケ地のオーストリアに焦点を当てている。

「VALLEY PASSAGE」
『007/スペクター』が撮影されたグレチャーシュトラーセが見渡せる眺望スペース。

「TECH LAB」
007シリーズに登場してきた技術を紹介する。懐かしい小道具から最新のデジタル技術を体験。

「ACTION HALL」
特殊効果とスタントに焦点を当てる。『007/スペクター』でジェームズ・ボンドが操縦した飛行機の一部分を展示。山を舞台に繰り広げられたチェイス・シーンの裏側を紹介する。

「SCREENING ROOM」
この上映室では、オーストリアを舞台にした『007/スペクター』のアクション・シーン舞台裏映像が鑑賞できる。

「LEGACY GALLERY」
007映画のアーカイブをインタラクティブにチェック可能。当地限定の007関連商品を販売。

デイヴ・バウティスタ 『Bond 25』出演決定か

デイヴ・バウティスタの『Bond 25』出演が最近になって決まったかもしれません。

バウティスタは2018年4月19日、自身のインスタグラムに右手アップの写真を掲載。コメントは付いていませんが、中指にタトゥーらしきスペクター・ロゴが写っています。

『007/スペクター』にミスター・ヒンクス役で出演したバウティスタは以前から『Bond 25』への続投を希望しており、昨年のインタビューで、制作側と話し続けていることを明らかにしていました。

現時点で公式発表されている配役はジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグのみです。

なお、『007/スペクター』では、サム・スミスも主題歌アーティストとして発表される前に、スペクターの指輪をはめた写真をツイッターに掲載しています。

『007/スペクター』撮影事故で負傷の助監督が提訴

The Telegraph(2018年3月14日付)によると、『007/スペクター』の撮影事故で負傷した助監督が訴えを起こしたようです。

この助監督は第2班担当のテリー・マッデン氏。007シリーズには『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981)から全作参加してきたそうです。

事故が発生したのは2015年2月。オーストリア・アルプスで飛行機のアクション・シーンを撮影中、カメラ機材が備え付けられた撮影車のレンジローバーが道を外れ、マッデン氏に激突。足に深刻なダメージを受け、助監督としてのキャリアに終止符が打たれた模様。

イオン・プロダクションの保険会社は責任を既に認めており、マッデン氏側は250万ポンドの支払いを求めて今年3月13日に訴訟を起こしたとのこと。なお、同氏はイオンに対して批判的な態度ではないとのことです。

また、Daily Mail Online(同日付)によると、訴状の被告は、イオン・プロダクションとB24(イオンのプロデューサーが設立した『007/スペクター』制作用のペーパー・カンパニー)になっているとのことです。

『007 ELEMENTS』 2018年7月にオーストリアでオープン

映画007シリーズ公式サイト 007.com は2018年3月8日、『007 ELEMENTS』が7月12日からオーストリアのソルデンで始まると発表しました。

『007 ELEMENTS』は007映画の世界を紹介するインスタレーション。会場は、『007/スペクター』で「ホフラー・クリニック」として登場した「ice Q」レストランに隣接する特設施設。当初は2017年/18年冬季のオープン予定でした。

チケット情報など詳細は近日発表されるとのことです。

N.Peal 007映画のおかげで経営順調

Yorkshire Post(2018年2月6日付)はイギリスのブランド N.Peal(エヌ・ピール)経営者アダム・ホルズワース氏の記事を掲載しています。

ホルズワース氏は『007/スカイフォール』制作時、映画のスタイリストがボンド用にブルーの N.Peal カシミア・セーターを25着購入したという噂話を耳にしたのだそうです。完成した映画を観に行き、スコットランドでボンドが着ている場面を見つけて、ようやく噂が本当だったと分かったのだとか。後になって知ったそうですが、スタイリストはロンドン中のショップを回り、ダニエル・クレイグの瞳を引き立ててくれる特別なブルー色のセーターを探していたそうです。

続く『007/スペクター』では、N.Peal を気に入ったスタイリストからの依頼で、2種類のカシミア・セーターを新しく作ることに。また、ダニエル・クレイグが N.Peal を着用して仁王立ちする宣伝写真も撮影され、ポスターとして採用。レスタースクエアでその巨大看板が掲げられた時は興奮したと語ったホルズワース氏。ただし、トム・フォード側からクレームが入り、2週間後には白いタキシードのポスターに掛け替えられたのだとか。

そしてホルズワース氏は、007シリーズ次回作『Bond 25』でも同社製品が起用されることを期待しているとのことです。

一時期破産にまで至った N.Peal の経営は、007映画に登場してから好調で、ここ数年間でロンドンに3店舗をオープン。今月はニューヨークにも初出店し、今後も海外展開を進めていくようです。

クリストフ・ヴァルツ 「次回作には出演しない」

The Times(2018年1月16日付)は、クリストフ・ヴァルツとのインタビューを掲載しています。

映画『ダウンサイズ』をロンドンでプロモーション中のクリストフ・ヴァルツ。『007/スペクター』にブロフェルド役で出演したことについて、自分が文化的現象の一部になったのは信じられない体験だったと振り返りました。ただし撮影中は常にハッピーだった訳ではないとし、思い通りにいかなかった事が幾つかあるようです。

そして007映画次回作『Bond 25』については、「出演しない」と明言。その理由について詳細を語りませんでしたが、「批判は避けたい」とコメントしたようです。

サム・スミス 『Bond 25』主題歌の依頼を受ける

NY Daily News(2018年1月1日付)は、007映画次回作『Bond 25』のプロデューサーが、サム・スミスに同作の主題歌を依頼したと伝えています。

シンガー・ソングライターのサム・スミスは『007/スペクター』(2015)の主題歌『Writing’s On The Wall』を手がけ、全米チャートでNo.1の座を獲得。アデルの『007/スカイフォール』(2012)同様にアカデミー歌曲賞も受賞しました。

プロデューサーはサム・スミスがもたらした成果を大成功と評価。脚本が完成次第、曲作りに取り掛かれるよう、早くもサム・スミスへ接触したとのことです。しかし当のスミスは達成感を得ているようで、今のところ続投には消極的な姿勢を示している模様です。

なお、007映画の主題歌は複数のアーティストが候補となる場合が多く、『007/スペクター』ではサム・スミスの前に、レディオヘッドへオファーされていたことが明らかになっています。

サム・メンデス監督が『007/スペクター』でレディオヘッドの主題歌を断った理由とは

BBC Radio 6 Music に2017年11月5日、『007/スペクター』のサム・メンデス監督がゲスト出演し、自身の手がけた映画の音楽を語りました。

メンデス監督が明かした話によると、『007/スペクター』では、監督から依頼を受けたレディオヘッドが主題歌担当のアーティストとして、早い段階から作業を始めていたそうです。レディオヘッド起用はサム・メンデス監督の希望によるもので、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリも彼の意向に賛成。

最初にレディオヘッドが『007/スペクター』主題歌として提出した楽曲は『Man Of War』。メンデス監督はこれを非常に気に入り、他の関係者も同様の感想だったそうです。監督はこの曲の採用を決定。

ところが、後になって、これは十年以上前に書かれた古い曲だと判明。オリジナル曲とは見なされず、アカデミー賞の候補曲の規定にも当てはまらなくなる為、監督は『Man Of War』を却下。

その後、サム・スミスが呼ばれることに。しかし、レディオヘッドはもう一度チャンスが欲しいと懇願。スミスはアカデミー歌曲賞を受賞することになる『Writing’s On The Wall』を提出する一方、レディオヘッドは『Spectre』を完成させます。

メンデス監督は映画にマッチしたサム・スミスの曲を主題歌として採用することに決定。メランコリック過ぎるレディオヘッドの曲は映画本編の中で挿入歌として使うことにしたそうですが、どう料理すればいいのか散々悩んだ挙句、最終的に使用を諦めたとのことです。ただし、メンデス監督は『Spectre』を素晴らしい曲だと評価しています。

レディオヘッドは幻となった『Spectre』を2015年12月にネットで公開し、翌年にヴィニール・シングルのB面としてリリース。『Man Of War』はこれまで正式リリースされていませんでしたが、2017年発売のアルバム『OK Computer OKNOTOK 1997 2017』に収録されました。

メキシコシティで2回目の「死者の日」パレードが開催

Reuters(2017年10月29日付)によると、メキシコシティで「死者の日」のパレードが10月28日に開催されました。

「死者の日」は、亡くなった人々に思いを馳せるメキシコ伝統の祭り。『007/スペクター』(2015)の冒頭シーンで大パレードが披露されますが、これはフィクションであり、実際には行われていませんでした。しかし、政府と市当局の協力を得て、観光客向けに映画を再現するパレードが2016年に初実施。今年が2回目の開催となりました。多くの参加者が、骸骨をモチーフにしたメイクや衣装でパレードに臨んだようです。

2016年のパレードの観覧者は約20万人でしたが、今年は少なくとも30万人以上が集まったとのことです。


「死者の日」パレード 写真掲載サイト
Desfile de Día de Muertos arriba al Zócalo capitalino (El Universal)
Mexico City’s Day of Dead parade honors quake victims (Daily Mail)