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小説『007 逆襲のトリガー』が国内で発売

KADOKAWAは2017年3月24日、公認007小説『007 逆襲のトリガー』(原題:『Trigger Mortis』)を発売しました。著者はアンソニー・ホロヴィッツ。

『ゴールドフィンガー』(イアン・フレミング著)事件を片付けたばかりのジェームズ・ボンドが再びスメルシュらを相手に戦います。原書は2015年に出版、オーディオ版のナレーションは英国俳優デヴィッド・オイェロウォが務めました。

なお、アンソニー・ホロヴィッツの手がける007小説第2作は2018年春の出版予定です。

アンソニー・ホロヴィッツが2作目の007小説を執筆

The Bookseller(2016年10月3日付)によると、アンソニー・ホロヴィッツは新しい007小説を執筆するようです。

アンソニー・ホロヴィッツが手がけた最初の公式007小説『Trigger Mortis』は2015年に出版されており、今度の新作は同氏にとって2作目となる007小説。題名は未定ですが、前作同様に舞台設定は過去となり、イアン・フレミングが遺した未使用のアイディアが再び用いられるとのことです。

出版は Jonathan Cape。発売時期は不明です。

カナダでアートハウス系007映画製作の動き

イアン・フレミングの007小説の著作権保護期間が2014年末に終了したカナダで、新たに映画007シリーズを製作する動きがあるようです。

007映画製作の企画を明かしたのはカナダのフィルムメーカー、リー・デマーベとイアン・ドリスコール。CBC Radio(2015年11月27日付)の番組に出演した二人は、『ユア・アイズ・オンリー』を含む計4作品の構想を既に練っていると語りました。

イオン・プロダクションが制作する大作志向の007シリーズとは異なり、アートハウス版のジェームズ・ボンドを目指すとのことですが、著作権保護期間が続いているアメリカやイギリスなどでは完成しても上映ができず、資金集めは難航している模様です。

さいとう・たかをの007コミック復刻版が発売に

1968年に出版された「さいとう・たかを」の007劇画が2015年12月2日、復刻版として新たに小学館から発売されています。

タイトルは『007/死ぬのは奴らだ』と『007/サンダーボール作戦』。12月28日には追加で『女王陛下の007』、『007/黄金銃を持つ男』が発売予定のようです。この4作はイアン・フレミング原作の007シリーズに基づき、「さいとう・たかを」がオリジナルのストーリーでジェームズ・ボンドの活躍を描きます。

なお、日本における小説007シリーズの著作権保護期間は2014年末に終了した模様で(007小説第1作『カジノ・ロワイヤル』は戦時加算対象期間後の1953年に発表)、今回は最新作『007/スペクター』公開と原作のパブリック・ドメイン化というタイミングを見計らっての復刻なのかもしれません。

『コードネーム U.N.C.L.E.』 国内で公開

映画『コードネーム U.N.C.L.E.』が2015年11月14日から全国の劇場で上映開始となります。

本作は007原作者イアン・フレミングが制作に協力した1960年代の米テレビ・シリーズ『0011ナポレオン・ソロ』(『The Man From U.N.C.L.E.』)の映画化。冷戦下の60年代が舞台で、CIAのスパイ、ナポレオン・ソロとKGBのイリヤ・クリヤキンが、核兵器拡散を目論む犯罪組織の陰謀を打ち砕きます。

主人公ソロ役は『007/カジノ・ロワイヤル』のジェームズ・ボンド役オーディションの最終候補者で今なおボンド役を目指しているヘンリー・カビル。共演にアーミー・ハマー、アリシア・ヴィキャンデル、エリザベス・デビッキ、ジャレッド・ハリス、ヒュー・グラントら。監督はガイ・リッチーです。

デヴィッド・オイェロウォが黒人俳優初のジェームズ・ボンド役に 『Trigger Mortis』オーディオブックで

The Guardian(2015年8月13日付)によると、英国俳優デヴィッド・オイェロウォが007小説最新作『Trigger Mortis』のオーディオブックで、ジェームズ・ボンド役を務めるようです。

デヴィッド・オイェロウォはイギリス生まれ。両親はナイジェリアの出身。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでは黒人俳優として初めて英国王(ヘンリー六世)を演じた他、映画『グローリー/明日への行進』には主役のマーティン・ルーサー・キング・Jr役で出演しています。

オイェロウォがオーディオブックでボンドや他のキャラクターを演じることになったのは、イアン・フレミングの財団から直接のオファーが入ったからなのだそう。オイェロウォはボンド役について「大変な名誉」だとコメント。自分が地球上で唯一「新ジェームズ・ボンドは私だ」と真に言える人間で、ジェームズ・ボンドの自己紹介の台詞はシェイクスピアの「To be or not to be」にも匹敵する、と語ったようです。

アンソニー・ホロヴィッツ作の公式007小説『Trigger Mortis』オーディオブックは、ハードカバーや電子ブック版と共に、9月8日英国発売予定です。

ヘンリー・カヴィル ボンド役を得るにはタイミングの問題が

E! Online(2015年8月6日付)は、雑誌『Men’s Health』英国版2015年9月号が掲載したヘンリー・カヴィルのインタビュー記事を紹介しています。

ヘンリー・カヴィルは映画007シリーズ第21作『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)の新ジェームズ・ボンド俳優を決めるオーディションに参加、ダニエル・クレイグと共に最終候補者として残りました。結果的にはボンド役の座を逃しますが、その後も度々ボンド役への意欲を示してきました。

シークレット・エージェントを演じる主演作『コードネーム U.N.C.L.E.』の公開を控えたカヴィルは、同じスパイのジェームズ・ボンド役について尋ねられると、「007映画のスタッフは素晴らしい人たちで、共に働きたい」と返答。しかし、自身がボンド役を掴むには、監督の意向や脚本内容などの他に、タイミングの問題があることを指摘。

カヴィルが主役の『スーパーマン』がスタンドアローンで続行する可能性があるそうで、その撮影には1年間かかるとし、更に『コードネーム U.N.C.L.E.』がもしシリーズ化した場合、ジェームズ・ボンドを演じるスケジュール上の余裕が無くなることを危惧しているようです。

『コードネーム U.N.C.L.E.』で演じるナポレオン・ソロ役については、女の罠で捕まる泥棒だとし、「ジェームズ・ボンドとは全然違う」とコメントしています。

『コードネーム U.N.C.L.E.』は007シリーズ原作者イアン・フレミングが企画に参加した1960年代のテレビ・シリーズ『0011ナポレオン・ソロ』の映画化。北米は8月14日、日本では11月14日から公開予定です。

ジェームズ・ボンドがブロードウェイのミュージカルに

Playbill.com(2015年6月30日付)によると、ジェームズ・ボンドのブロードウェイ・ミュージカルが計画されているようです。

これは初期の映画007シリーズでプロデューサーを務めたハリー・サルツマンの娘、メリー・サルツマンが明かしたもの。メリーの会社 Placeholder Productions が舞台化の権利を取得したようです。

タイトルは『ジェームズ・ボンド:ザ・ミュージカル』(James Bond: The Musical)。ストーリーはイアン・フレミングの原作小説を使用せず、オリジナルになるとのことで、新しいボンド・ガールや悪役らが登場予定。加えて、小説中の悪役も数名は登場するようです。

公演時期は未定ですが、2017年末から2018年初頭の間で調整中。場所はブロードウェイ、もしくはラスベガスとなる可能性もあるようです。

アンソニー・ホロヴィッツ執筆の公式007小説タイトルは『Trigger Mortis』

Ian Fleming Publications は2015年5月28日、アンソニー・ホロヴィッツ作の新007小説の題名を『Trigger Mortis』と発表しました。

『Trigger Mortis』はアンソニー・ホロヴィッツがフレミングの出版社と財団からの依頼を受けて執筆した公式007小説。フレミングがテレビ・ドラマ向けに書き遺したアイディアが活かされています。

時代設定は1957年で、イアン・フレミング著『ゴールドフィンガー』から2週間後の出来事を描くもの。冷戦下での米ソ宇宙開発競争を背景に、映画版にも登場した『ゴールドフィンガー』のキャラクター、プッシー・ガロアが再登場。フレミングの小説中で暗躍していたSMERSH(スメルシュ)も復活します。

『Trigger Mortis』の英国発売は2015年9月8日の予定です。

カナダで非公認007小説集『Licence Expired: The Unauthorized James Bond』が出版へ

ChiZine Publications(2015年1月19日付)は、007小説アンソロジー『Licence Expired: The Unauthorized James Bond』をカナダで2015年11月に出版すると発表しました。

カナダでは2015年1月1日からイアン・フレミングの007小説がパブリック・ドメインに。少なくとも10人の作家が非公認でジェームズ・ボンドのストーリーを執筆する予定とのことです。