タグ別アーカイブ: カビー・ブロッコリ

ジェレミー・アイアンズ ジェームズ・ボンド役の候補だった

The Telegraph(2016年3月29日付)は英国俳優ジェレミー・アイアンズとのインタビューを掲載しています。

現在公開中の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でアルフレッド・ペニーワース役を演じているジェレミー・アイアンズ。続編は5月に撮影開始とのことで、シリーズ映画に出演するのはこれが初の経験なのだそう。

話が「シリーズ」に及んだことからアイアンズが口にしたのが、ジェームズ・ボンド役の候補者だったという過去。『フランス軍中尉の女』(1981)をイギリスのライムレジスで撮影していたアイアンズを、007シリーズのプロデューサー、アルバート・R・ブロッコリ氏が訪問。このロケ地で話し合いの場が設けられたとのこと。しかし当時は、タイプキャストにはまるのではと思い込み、乗り気になれなかったそうです。

アイアンズがボンド役として検討されていた作品は、時期的にシリーズ第12作『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981)と思われます。

『007/ムーンレイカー』のベアトリス・リベール ボンド・ガールになった経緯を語る

ベルギーの女優ベアトリス・リベール(54)が思いがけず『007/ムーンレイカー』のボンド・ガールになった経緯を Nieuwsblad.be(5月12日付)は伝えています。

モデルを目指して20歳からパリで暮らすようになったリベール。ある日、近隣の女性が、一緒に007映画のオーディションへ行ってみないかと誘ってきたのだそうです。リベールは面白そうだと参加しますが、プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリに「ボンド・ガールには相応しくない」と言われてしまいます。当時の彼女はショート・ヘアーで、ボーイッシュな風貌だったとのこと。

しばらくしてジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーアとルイス・ギルバート監督が登場。監督はリベールが気に入ったらしく、彼女抜きでは映画を撮りたくないとまで言ったそうです。

ベアトリス・リベールは脇役ですが、『007/ムーンレイカー』にドラックス・ガールズの一人として複数のシーンに登場。当時の写真を今でも大切に持っているとのことです。

ティモシー・ダルトンが語るジェームズ・ボンド役の降板理由

4代目ジェームズ・ボンドのティモシー・ダルトンが The Week(5月12日付)のインタビューに応じています。

ダルトンは『007/リビング・デイライツ』(1987)と『007/消されたライセンス』(1989)の2作にボンド役で出演。その後は007シリーズ製作会社 MGM とイオン・プロダクションとの間に起きた放映権を巡る係争のため、ダルトン=ボンド3作目の製作が中断します。

『007/消されたライセンス』公開から約5年が経過し、ようやく法的な問題が片付き17作目の製作準備が動き出しますが、その時までティモシー・ダルトンはボンド役をもう1作だけ演じるつもりがあったようです。しかしプロデューサーのアルバート・R・ブロッコリは長い空白期間を置いた後にダルトンが1作だけでシリーズを去るのを認めず、合計で4、5作はやってほしいと頼み込んできたとのことです。ダルトンはそれではあまりにも長すぎると感じ、オファーを断ったとのことです。

ティモシー・ダルトン ジェームズ・ボンド役を振り返る

4代目ジェームズ・ボンドのティモシー・ダルトンが The A.V. Club(5月9日付)とのインタビューで、自身のキャリアを振り返りました。

ダルトンは20代の頃ジェームズ・ボンド役のオファーをされますが、絶大な人気を誇ったショーン・コネリーの直後に自分がボンドになるのは無理があると感じて断ります。しかし、ジョージ・レーゼンビーに加えロジャー・ムーアもボンド役を演じ、適切な年齢になったダルトンはムーア降板後のオファーを受けることに。

オファー受諾の決心をしたのは、マイアミ空港のホテルに宿泊している時だったそうです。フロリダ州ジャクソンビルで行われる『ブレンダ・スター』撮影のため、コンコルドに搭乗しロンドンからマイアミへ向かったダルトンはトラブルのため空港内のホテルに足止めされたそうで、何もやることが無くジェームズ・ボンド役を引き受けるべきか熟考する時間があり、最後にはホテルの部屋からプロデューサーへ「イエス」の電話を入れたとのことです。

プロデューサーのカビー・ブロッコリは、ダルトンの007シリーズを軽いタッチから原点であるコネリーの時代に近い作風へ戻そうとしたものの、スタジオなどの反対もあり、思うようにはいかなかったようです。しかし、ダルトンはボンド役を素晴らしい経験だったと語っています。

レイフ・ファインズ ボンド役就任話が20年前に

The Irish Times(2月8日付)は『007/スカイフォール』で新「M」を演じたレイフ・ファインズとのインタビューを掲載しています。

同作でのファインズの役柄は公開まで秘密とされていましたが、役について彼が唯一話した相手は、エージェントとパブリシストだけだったとのことです。

また、過去にボンド役候補者でもあったレイフ・ファインズ。約20年前にプロデューサーのバーバラ・ブロッコリから話があっただけでなく、カビー・ブロッコリともボンド役就任について面談していたとのことです。しかしファインズは自ら辞退。仮に引き受けたとしても、「自分はボンド役をうまく演じられなかったと思う」とファインズは語ったようです。

元ユナイト社長の語るコロンビアが007シリーズを製作できなかった理由

Contactmusic.com(10 月14日付)は自叙伝『Musts, Maybes, and Nevers: A Book About the Movies』をプロモーション中のユナイテッド・アーチスツ(ユナイト)元社長デヴィッド・ピッカーがBlogtalkRadio.comに語った話を掲載しています。

原作者イアン・フレミングから007シリーズ映画化権を取得したばかりのハリー・サルツマンとアルバート・R・ブロッコリ。製作・配給スタジオを探していた彼らは、当時社長秘書だったピッカーのいるユナイト社ロンドン・オフィスを訪問。以前からフレミングの小説を気に入っ ていたピッカーは「すぐに契約しよう」と申し出ますが、コロンビア・ピクチャーズと良好な関係にあったブロッコリはサインの直前「電話を一本かけさせて欲しい」と、コロンビアに最後のオファーを試みます。しかしブロッコリを知る担当者は昼休みの為に外出中で、話ができなかったようです。

もしこの電話にコロンビアの担当者が出ていれば、現在とは違う映画史が築かれていたのかもしれません。

ブロッコリと契約したユナイトは『007/ドクター・ノオ』(1962)から007映画の製作・配給を開始。80年代にはMGMと合併しますが、今日に至るまで007シリーズを続けています。またコロンビアは1967年にパロディ映画『007/カジノ・ロワイヤル』を製作。ソニーに買収された後も、ケヴィン・マクローリーと組んで新007シリーズ製作を計画しますが、MGMに裁判を起こされ断念。そして2004年のソニーによるMGM買収をきっかけに、 『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からコロンビア・ピクチャーズにとっては悲願とも言える007映画製作に乗り出します。ソニーは少なくとも 『Bond 25』まではMGMと共同で007シリーズを製作する模様です。

「007」ドキュメンタリー『エヴリシング・オア・ナッシング』 東京国際映画祭で上映へ 

10月20日から開催の東京国際映画祭は映画「007」シリーズ製作50周年を記念するドキュメンタリー『エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語』を上映する予定です。

監督はスティーヴン・ライリー。「007」のプロデューサー、アルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマン、原作者イアン・フレミングの3人に焦点を当て、「007」シリーズの舞台裏を紹介するドキュメンタリー映画です。上映時間は96分とのことです。

「007」ドキュメンタリー映画『Everything Or Nothing』 劇場公開へ

MGM や Columbia Pictures などは8月28日、ドキュメンタリー映画『Everything Or Nothing: The Untold Story Of 007』を今年10月5日に公開すると発表しました

このドキュメンタリーは「007」シリーズのプロデューサーであるアルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマン、「007」の原作者イアン・フレミングの3名に焦点をあて、「007」シリーズ制作の裏話などを取り上げます。

映画「007」シリーズのドキュメンタリーが劇場公開されるのは史上初。また公開日の2012年10月5日は、シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』 がイギリスで公開されてからちょうど50年目となります。

公開国などの詳細情報は別途発表されるとのことです。

BAFTA・ブリタニア賞 007プロデューサーの名を冠し名称変更

英国映画テレビ芸術アカデミー・ロサンゼルス支部は、今年からブリタニア賞に故アルバート・R・ブロッコリの名を冠し、名称変更する予定です。

ブ リタニア賞(Britannia Award)は英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)・ロサンゼルス支部が映画や放送業界の功績者へ毎年贈っており、複数の種類があります。今回変 更になるのは映画界での世界貢献を称える賞で、変更後の正式名称は「Albert R. Broccoli Britannia Award for Worldwide Contribution to Filmed Entertainment」になるようです。

変更後初となる受賞者はジョン・ラセターで、今年11月30日にビバリーヒルズで授賞式が行われます。

アルバート・R・ブロッコリは007シリーズのプロデューサーとして知られ、ブリタニア賞の最初の受賞者でもあります。

スティーヴン・スピルバーグ 007映画を語る

映画007シリーズのファンとして知られるスティーヴン・スピルバーグ監督は、Vanityfair とのオンライン・インタビューで、ボンド映画について触れています。

『スター・ウォーズ』の公開初日、共にハワイ滞在中のジョージ・ルーカスから次に何をやりたいかを問われたスピルバーグは、過去に断られたプロデューサーのカビー・ブロッコリに、ボンド映画の監督をやらせてもらえるよう2度目の連絡を取りたい、と語ったそうです。

ルーカスはそれを制し、スピルバーグにインディ・ジョーンズの話を提案したとのことです。