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007映画展覧会『Designing 007』 開催者を募集中

バービカンが公式サイトで『Designing 007 – Fifty Years of Bond Style』の開催会場を募集しています(2017年8月30日現在)。

『Designing 007』は映画007シリーズ製作50周年を記念し、ロンドンのバービカンがイオン・プロダクションの全面的な協力を得て、2012年に開催した007シリーズのデザイン展覧会。第1作『007/ドクター・ノオ』から始まるシリーズ全作のデザインやスタイルの内幕を披露するもので、ゲスト・キュレーターとしてコスチューム・デザイナーのリンディ・ヘミングが参加。制作で用いられた衣装、セット・デザイン、車両、ガジェット、特殊効果、グラフィック・デザイン、小道具などが展示されました。

ロンドンでの開催後はトロント、上海、メルボルン、モスクワ、ロッテルダム、マドリード、メキシコシティ、パリと世界各地で巡回。今年4月に終了したドバイが今のところ最後の開催地となっています。現時点で次の開催予定は入っていない模様で、最短で2017年10月からの開催が可能のようです。

国内の美術館・博物館やイベント・スペース運営に携わる方々など、開催検討をされてはいかがでしょうか。なお、各地での開幕イベントには007プロデューサーらも参加しています。007映画ロケ誘致を希望する自治体にとっては、街を直接PRできる又と無いチャンスになるかもしれません。

MI6に実在する秘密兵器開発部門の名も「Q課」 元諜報員が語る

Tech City News(2016年4月26日付)はMI6(英国秘密情報部)の元オフィサーで現在はスパイ小説家として知られるマシュー・ダン氏の話を紹介しています。

マシュー・ダン氏はMI6に入った直後、現実は007の小説や映画のようなものではなく、つまらない事務作業をやらされるのだろうと思っていたとのこと。しかし、特殊訓練を受けたダン氏はオフィサーとして世界を駆け巡り70件もの任務をこなすことになり、実際の仕事はかなり興味深いものだったようです。

そのマシュー・ダン氏によると、007シリーズに登場する秘密兵器開発部門である「Q課」は、現実のMI6に実在。イアン・フレミングの小説では「Q Branch」と描かれるこの部署、実際のMI6でも同様に「Q Department」と呼ばれているそうで、どちらがマネをしたのかは知らないのだとか。

本物の「Q課」も007風の変わったガジェットや装置を開発しており、ジェームズ・ボンドのようにダン氏も録音機能付き鞄、監視装置、特殊武器などを支給されていたそうです。しかし、本部で試用した際は正常に機能しても、海外の現場でうまく動かないことがあったとのことです。

機密解除文書が伝えるCIAと007秘密兵器の関係

BBC(7月17日付)は英ウォーリック大学助教クリストファー・モラン氏が発表した現実のCIAとジェームズ・ボンドの関係を伝えています。

機密解除された元CIA長官アレン・ダレスの手紙や公文書を研究していたモラン氏。それによると、1950年代、007小説の原作者イアン・フレミングと友人になったダレスは、ジェームズ・ボンドやその敵が使うガジェットを真似て制作するよう部下に命じていたらしく、『007/ロシアより愛をこめて』の毒が塗られたナイフ仕込みの靴は実際に作られたとのことです。また『007/ゴールドフィンガー』の車両追跡装置は当時のCIAにとって技術的に難しかったようで、制作は失敗したとのことです。

さらに、ダレス長官はフレミングとの友人関係を利用。007小説の中でCIAをよりポジティブな存在として書かせることに成功したとモラン氏は分析しているようです。