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『Bond 25』はダニエル・クレイグ最終作か バーバラ・ブロッコリ語る

Daily Mail Online(2019年4月26日付)は、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリとのインタビュー記事を掲載しています。

執筆者は007映画の独占スクープを数々放っているBaz Bamigboye氏。『Bond 25』の制作発表が行われた直後のジャマイカのゴールデンアイで二人に話を聞いています。

ブロッコリの話では、MeToo運動は007映画にも影響を及ぼしており、『Bond 25』はMeTooに対応した内容とのこと。ウィルソンは、元々007映画は時代に則してきた旨も語っています。一方で、ブロッコリは女性ジェームズ・ボンドを登場させるつもりはない事を強調。

『Bond 25』はクレイグのボンド最終作かとの問いに、ブロッコリは「彼はこれが最後の007映画と言ってる。残念ながら」と発言。今は『Bond 25』制作に集中しているところで、クレイグ後のことは全く考えられないらしく、戻ってくれるのなら嬉しいともコメント。プロデューサーとしては諦め切れていない様子です。

また、『Bond 25』に出演するラッシャーナ・リンチの役名はNomiで、非常に重要な役柄とのこと。アナ・デ・アルマスが演じるPaloma役はボンドの進む道を手助けするそうです。

ボンドの死を巡って揉めたことがダニー・ボイル監督の降板原因かと尋ねられると、ブロッコリは、ゴシップや噂についてはコメントできないと返答しています。


4/26追記:Daily Mail記事中の役名が修正されたため、本記事も同様に修正しました。

ダニー・ボイル版『Bond 25』はユーモアが強すぎた?

The Playlist(2019年4月14日付)によると、降板したダニー・ボイル監督の『Bond 25』脚本は、ユーモア色が濃い内容だったそうです。

ダニエル・クレイグやプロデューサーらは、ダニー・ボイル&ジョン・ホッジ版の脚本を「ユーモラス過ぎる」と判断。特にクレイグは、007映画が『キングスマン』化したと評価されることを恐れたとのこと。

同サイトは、フィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本リライトに起用された理由はユーモアを加えるためと報じられていることを皮肉だと指摘しつつ、フィービーが脚本を書いたスパイ・スリラー且つブラック・コメディの『キリング・イヴ/Killing Eve』が示したスタイルこそ、クレイグの求めていたものではないかと記しています。

The Playlistはキャリー・フクナガ監督参加後の『Bond 25』脚本内容にある程度アクセスできた模様で、以前の記事ではそのエンディングについても触れており、スコット・Z・バーンズがリライトに参加したことを他メディアに先駆けて報道していました。

ダニー・ボイル 『Bond 25』降板は「非常に残念」

イギリスの映画雑誌Empire(2019年5月号、3月21日発売)は、007シリーズ第25作『Bond 25』の監督を辞任したダニー・ボイルとのインタビューを掲載しています。

この中でボイルは辞任理由を説明。脚本家のジョン・ホッジと組み、作業は非常に上手く運んだそうですが、脚本の完成には至らなかったとのこと。内容には自信があった様子で、完成すれば素晴らしい出来になっていた可能性を語りました。

しかし、制作側は満足しなかったらしく、別の脚本家の参加を求めてきたのだそう。仕事に自信をもち、自分の選んだパートーナーとの関係を重要視したボイルは、制作側と袂を分かつ決断を下したそうです。

ボイルは、ホッジと作業した脚本は本当に素晴らしく降板は非常に残念、とも語った模様で、後悔の念が伺えます。

新監督に就任したキャリー・ジョージ・フクナガからは温かいメッセージが届き、祝辞を返したとのこと。

ボイル&ホッジ版『Bond 25』がどんな内容だったかについては明かしたくない様子。フクナガ監督がホッジ脚本の一部を採用する場合を考え、配慮したようです。

参照:Express.co.uk(2019年3月20日付)

ジャマイカで『Bond 25』撮影へ

Daily Mail Online(2019年3月8日付)によると、映画007シリーズ次回作『Bond 25』はジャマイカで撮影されるようです。

かつて、ジャマイカには原作者イアン・フレミングの家「ゴールデンアイ」があり、007小説もこの地で誕生しました。映画シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)や『007/死ぬのは奴らだ』(1973)のロケ地でもあり、007シリーズには関係の深い国です。

また、以前から報道されていたノルウェーの凍った湖で撮影されるシーンは『Bond 25』のプレタイトル・シークエンスで使われるそうで、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が間もなく現地入りし、氷が溶ける前に撮影を終える模様。なお、ダニー・ボイル監督の就任中は、カナダの湖で撮影する計画があったようです。

『Bond 25』脚本修正にスコット・Z・バーンズ 撮影開始が延期か

The Playlist(2019年2月16日付)は、映画007シリーズ次回作『Bond 25』の脚本に纏わる興味深い話を伝えています。

先日、『Bond 25』公開日は2020年2月から同年4月へ変更と公式発表されましたが、実は撮影開始日も当初予定の2019年3月4日から4月に延期となるそうです。この背景には脚本の問題がある模様。

『Bond 25』脚本に関わった人物としてこれまで伝えられているのは、ジョン・ローガン、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、ダニー・ボイルとジョン・ホッジ、キャリー・ジョージ・フクナガ、ポール・ハギス。

ローガンは2012年の時点で2部作構想の『Bond 24』と『Bond 25』の脚本作成に入っていることをMGM会長が明かしていました。しかし2部作構想は破棄され、ローガンも離脱。仕切り直しでニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが参加。この時点で監督は未就任でしたがボイルに決定すると、ジョン・ホッジへバトンタッチ。ボイルとホッジが降板すると、パーヴィス&ウェイドが呼び戻され、その後に脚本家としても知られるフクナガが新監督に就任し修正に参加していたようです。

ボイル降板後に加わったとされるハギスのリライトについてThe Playlistは、使われた形跡は見られないとしています。

また同サイトは、最新版脚本のエンディングを聞かされたのだそう。この内容をふまえると、ダニー・ボイル監督がボンドを死なせようとし、ダニエル・クレイグと衝突したとされる噂にはある程度の信憑性がある、としています。

なお、最初にボンドの生死をめぐるトラブルを報じたThe Sunの記事では、ボンドを殺そうとしているのがクレイグで、ボイルがこれに反対したことになっていました。いずれにしても、ボンドの最期を何らかの形で描くエンディングが、フクナガ監督就任後も残っていたことになります。

最終的に、脚本修正に呼ぼれたのは、スコット・Z・バーンズ。『ボーン・アルティメイタム』や、複数のスティーヴン・ソダーバーグ監督作品などを担当し、監督やプロデューサーとしても活躍しています。ハリウッドでトラブルが生じた際、真っ先に救援を頼み込む相手がバーンズとのことで、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『オーシャンズ12』などもリライトしたそうです。

イオン・プロ側は、過去作でもスコット・Z・バーンズを口説いていたそうですが、スケジュールが合わなかったとのこと。『Bond 25』でも数ヶ月に渡ってバーンズと交渉していたようで、サンダンス映画祭が終わり彼のスケジュールが空いた最近になってようやく参加が決まった模様。バーンズは現在ロンドンに滞在、少なくとも4週間をかけて『Bond 25』の脚本修正に取り掛かる、とのことです。


2/17追記:スコット・Z・バーンズは全面的な見直しを任されている模様で、これまでのバージョンとはかなり異なる脚本に仕上がる可能性があるようです。

ダニー・ボイル 『Bond 25』監督辞任について「喜んで語りたい」

ダニー・ボイルは2018年10月5日、8月の『Bond 25』監督辞任発表以降、初めて複数のメディアの前に姿を見せました。

ボイルはイギリス・ケント州フォークストーンのビーチで「Pages of the Sea」計画を発表。これは第一次世界大戦の休戦から100周年となる2018年11月11日に催される戦没者追悼記念行事の一環。当日はイギリス各地のビーチに住民が集結、砂の上にサンド・ペインティングで戦没者を描き、波で消え去る様を見守り最後の別れを告げます。

『Bond 25』辞任によってこの計画の準備に余裕が生じたかとの問いには「確かに助かった」とコメント。ボイルは『Bond 25』監督辞任が発表される前から、記念行事に参加する予定のあることが報道されていました。

また、『Bond 25』で具体的に何が起きたのかと尋ねた記者に対し、ボイルは「ボンドのことは喜んで話がしたい」としながらも「今日は適切ではない」と返答。今はフィクションのヒーローでなく、本当のヒーローを称える行事について語りたい旨を話しました。

いずれは、ダニー・ボイルが監督辞任劇を自身の言葉で語ってくれる日が来そうです。


参照:
iNews
Independent.ie (AP)
Channel 4 News

『Bond 25』新監督候補にバート・レイトンとS・J・クラークソン

Variety(2018年9月5日付)によると、ダニー・ボイル降板後の『Bond 25』新監督候補として、新たにバート・レイトンとS・J・クラークソンが検討されているようです。

バート・レイトンがこれまでに手がけた劇場作品は『The Imposter』と『American Animals』のみ。イギリスの新鋭監督です。

S・J・クラークソンもイギリス出身。テレビ・ドラマの監督として経験が豊富。次のプロジェクトは劇場映画デビュー作となる『スター・トレック4』。彼女が『Bond 25』の監督に決まれば、007シリーズ初の女性監督就任となります。

以上の二人はまだプロデューサーと面談しておらず、ミーティング日を調整中のようです。

以前から報じられているヤン・ドマンジュもまだ候補者リストに含まれているとのこと。ミーティングは済ませたようですが、MGMとイオン・プロダクションは、彼の最新作『White Boy Rick』をこれから視聴した上で、決断を下したい模様です。

なお、ダニエル・クレイグはライアン・ジョンソン監督の映画『Knives Out』への出演が決定し、2018年11月に撮影に入ることが先日報道されました。しかし『Bond 25』の制作スケジュールには影響しないとの情報があるそうで、『Knives Out』でのクレイグのシーンは短期間で撮影を終える可能性があります。

ダニー・ボイル監督 『Bond 25』降板理由をほのめかしていた

Daily Mail Online(2018年9月4日付)によると、ダニー・ボイルは『Bond 25』監督降板に繋がる理由を、直前にほのめかしていたようです。

監督降板が公式発表される5日前、ボイルはRadio Timesとのインタビューに応じていた模様。

ボイルは子供の頃、イアン・フレミングの小説を繰り返し読んでいたとのことで、彼の本が「自分にとって全てだった」そうです。先に原作から入っていた為、映画で描かれるキャラクターには違和感もあった様子。

007の熱心なファンが映画を監督したり脚本を書くのには無理があるとし、その理由として、深い知識のあることが障害になる、とコメント。映画制作陣は新鮮な何かを欲しがった、とも語りました。

彼のコメントを解釈すると、強い思い入れがある原作のスタイルで映画を作りたかったボイル監督と、斬新な変化を求めたプロデューサー側との間で対立があったことが伺えます。

なお、これまでの報道では、ダニー・ボイルとジョン・ホッジが作った脚本は、ロシアを相手とする現代版冷戦を描いていたことが、伝えられています。

ダニー・ボイル監督『Bond 25』降板の理由に脚本家交代要求

Daily Mail Online(2018年8月30日付)は、ダニー・ボイル監督が007シリーズ次回作『Bond 25』から降板した理由を伝えています。

記事によると、ダニエル・クレイグとプロデューサーが脚本家ジョン・ホッジの交代を求めてきたことが理由で、ボイル監督は辞任したそうです。

ジョン・ホッジは、『トレインスポッティング』『普通じゃない』『ザ・ビーチ』など、長編映画6本でダニー・ボイル監督とタッグを組んでおり、ボイル監督の盟友とも呼べる存在。

『Bond 25』ではボイルが監督就任の条件として、ホッジ脚本の採用を挙げていました。そのホッジを降ろそうとする動きに、ボイル監督は強く抵抗した模様です。このことからは、クレイグやプロデューサーが、脚本内容に不満を抱いていたことが伺えます。

また、新監督探しにはまだ時間が必要らしく、この件はダニエル・クレイグが主導するとのこと。

スタジオの複数のサウンド・ステージは現在もブッキングされた状態とのことで、制作側は、当初のスケジュールで撮影開始することを、現時点で諦めていない様子。

記事の執筆者は、内部関係者との繋がりを持つと見られ、これまで007映画に関し信頼度の極めて高い情報を度々発信してきたBaz Bamigboye氏です。

『Bond 25』ボイル監督の指示でナミビアをロケハン中だった

The Sunday Times(2018年8月26日付)によると、007シリーズ次回作『Bond 25』はアフリカのナミビアで撮影する計画があったそうです。

ダニー・ボイル監督の『Bond 25』からの降板は8月21日(日本時間:22日)に発表されました。しかし、事情通の話では、先週までの時点でスタッフがナミビア入りし、ボイル監督の意向に沿う形で、セットを建てられる場所を探していたとのこと。現在、ロケハン作業はストップしているそうです。

また、スタッフとは雇用契約を交わし、セットの建設許可も得てスタンバイ中になっているとのことで、当初の計画を再開する場合は、2ヶ月以内に監督を決める必要があるようです。

なお、21日に開かれたミーティングでボイル監督の降板が最終決定した模様。降板発表は正にその当日に行われたことになります。