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『Bond 25』のキャリー・フクナガ 2年前から監督候補だった

シネマトゥデイ(2019年5月12日付)は、007シリーズ最新第25作『Bond 25』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督との電話インタビュー内容を掲載しています。

インタビュー実施日はジャマイカで『Bond 25』の制作発表が行われた4月25日。

フクナガは『Bond 25』について話し合うため、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリからの依頼で約2年前に会っていたとのこと。

ダニエル・クレイグは同作続投を決断したのは2017年5月か6月頃と明かしており、クレイグの去就が明確になった直後の出来事だったと思われます。

その後、一旦はダニー・ボイルが監督に就任。ボイルの降板後にディスカッションが再開され、ようやくフクナガの監督就任に至ったとのこと。

『Bond 25』脚本は現在も修正を加えていることを認め、他の脚本家らとキャラクターやストーリーについて話し合っているとのこと。『Bond 25』をクレイグ=ボンド最終作という前提で撮ることはあまり考えていない様子です。

また、フクナガ監督はレア・セドゥの演じるマドレーヌ・スワンのキャラクターを『Bond 25』でさらに深く掘り下げる予定のようです。

この他、日系アメリカ人である監督は、日本についても語っています。

『Bond 25』は新しいストーリーでQネコが登場

シネマトゥデイ(2019年5月12日付)は、映画007シリーズ最新第25作『Bond 25』のプロデューサーとのインタビューを掲載しています。

インタビューはジャマイカで制作発表の行われた4月25日に電話で実施されたとのこと。

この中でバーバラ・ブロッコリは、ベン・ウィショーの演じるQについて、ジェームズ・ボンドとの絡みがたくさんあり、Qのネコも登場すると語ったそうです。

ウィショーはこれまで『Bond 25』にネコが登場する可能性を仄めかしていましたが、プロデューサーがこれを認めた形になります。

『Bond 25』はダニエル・クレイグにとって最後の007映画になるとされていますが、ブロッコリは同作をクレイグ=ボンドの完結編として作っている訳ではないそうで、独立した新しいストーリーが展開されるようです。

脚本リライトの人選に関して、スコット・Z・バーンズはキャリー・フクナガ監督、フィービー・ウォーラー=ブリッジはプロデューサーの要望だったとのことです。

また、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンは脚本修正が現状で続いていることを認めましたが、ストーリーにはひねりと驚きがあるとのことで、内容には自信をもっているようです。

『Bond 25』のボンドは休暇中か

ジャマイカ紙Jamaica Observer(2019年4月28日付)は、『Bond 25』プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

ブロッコリが明かした話によると、『Bond 25』冒頭にジャマイカで過ごすボンドは、MI6から完全に退職・引退している訳ではないようです。ボンドが以前から暇な時に過ごしたいと考えていたのが、ジャマイカという設定なのだそう。このボンドへ家とボートを準備したとも語っています。

4月25日の制作発表で配信された映像の最後には、建設過程のセットが映し出されており、これがボンドの家(別荘)だと思われます。また『007/カジノ・ロワイヤル』でボンドが利用したヨット「Spirit 54」を製造したSpirit Yachts社は、『Bond 25』制作発表直後にこれを歓迎するツイートをしており、同社のヨットが再び使われるのかもしれません。

また、プロデューサーらがジャマイカを『Bond 25』ロケ地に選定したのは、同国が007映画にとって心の故郷だった為。当初はジャマイカを断念する動きもあったそうですが、同国政府のサポートが得られたので、ジャマイカに決めたとのこと。

なお、ウィルソンは、ジャマイカには撮影コストの20%から30%を補助するといった、他国が提供しているインセンティブ制度がないことに言及。007映画はたまたま同国との縁があって今回のロケ地として検討・選定されましたが、一般的には魅力的なインセンティブが必要になることを指摘しています。

『Bond 25』はダニエル・クレイグ最終作か バーバラ・ブロッコリ語る

Daily Mail Online(2019年4月26日付)は、プロデューサーのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリとのインタビュー記事を掲載しています。

執筆者は007映画の独占スクープを数々放っているBaz Bamigboye氏。『Bond 25』の制作発表が行われた直後のジャマイカのゴールデンアイで二人に話を聞いています。

ブロッコリの話では、MeToo運動は007映画にも影響を及ぼしており、『Bond 25』はMeTooに対応した内容とのこと。ウィルソンは、元々007映画は時代に則してきた旨も語っています。一方で、ブロッコリは女性ジェームズ・ボンドを登場させるつもりはない事を強調。

『Bond 25』はクレイグのボンド最終作かとの問いに、ブロッコリは「彼はこれが最後の007映画と言ってる。残念ながら」と発言。今は『Bond 25』制作に集中しているところで、クレイグ後のことは全く考えられないらしく、戻ってくれるのなら嬉しいともコメント。プロデューサーとしては諦め切れていない様子です。

また、『Bond 25』に出演するラッシャーナ・リンチの役名はNomiで、非常に重要な役柄とのこと。アナ・デ・アルマスが演じるPaloma役はボンドの進む道を手助けするそうです。

ボンドの死を巡って揉めたことがダニー・ボイル監督の降板原因かと尋ねられると、ブロッコリは、ゴシップや噂についてはコメントできないと返答しています。


4/26追記:Daily Mail記事中の役名が修正されたため、本記事も同様に修正しました。

映画『リヴァプール、最後の恋』が日本で劇場公開

リヴァプール、最後の恋』(原題:『Film Stars Don’t Die in Liverpool』)が、2019年3月30日から国内の一部劇場で公開されています。配給はキノフィルムズ。

同作は、米女優グロリア・グレアムとピーター・ターナーの恋愛を描く、実話に基づいた映画。主演にアネット・ベニング。共演にジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴら。エンディング曲にエルヴィス・コステロ。監督はポール・マクギガン。

制作会社は007シリーズで知られるイオン・プロダクション。プロデューサーは同社のバーバラ・ブロッコリが、エグゼクティヴ・プロデューサーをマイケル・G・ウィルソンが務めています。

ジャマイカの大臣が007映画プロデューサーを訪問へ

The Gleaner(2019年3月29日付)によると、ジャマイカの大臣2人が、イギリスのパインウッド・スタジオを来週訪問するそうです。

訪問するのは、エドモンド・バートレット観光大臣とオリヴィア・グランジ文化娯楽大臣。この2人がイオン・プロのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンと会い、007映画最新第25作『Bond 25』のジャマイカ・ロケについて話し合うようです。

バートレット観光大臣の話では、交渉は既にかなり進んでいる模様。007映画はジャマイカに「凄まじい恒久的なマーケティング」をもたらす、とも語ったようです。

007映画が海外ロケ地に与える影響は大きく、これまでにも各国の担当大臣や地元市長などがプロデューサーと面談し、ロケ撮影の話し合いをしています。

バーバラ・ブロッコリ 『Bond 25』題名に『Shatterhand』を否定

007ファンサイトThe Bond Experienceのインスタグラム(2019年3月4日付)によると、イオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリは、007映画次回作『Bond 25』のタイトルとして、『Shatterhand』(シャターハント)を否定したようです。

同インスタグラムは、昨夜ファンがブロッコリから入手したとするサインの写真を投稿。このファンは自ら『Shatterhand』とプリントした紙を差し出したようですが、ブロッコリは「これじゃない」と書き添えたようです。

ハリウッドの映画制作情報サイトProduction Weeklyが『Bond 25』の“仮題”として、『Shatterhand』と記していたことから、これが『Bond 25』の仮題や正式タイトルではないかとする憶測が広まっていましたが、ブロッコリの行動はこれを事実上否定するものと思われます。

なお、『Bond 25』は4月初旬にパインウッド・スタジオで撮影が始まる模様。『Bond 25』題名は、その開始時に開かれる制作発表会での披露が期待されます。


3/7追記:
映画007シリーズ公式Instagramは3月6日、「これじゃない」と書き添えられたサイン写真をリポストしました。

007映画プロデューサー 『Bond 25』以降もダニエル・クレイグ続投を希望か

The Sun(2019年1月18日付)は、007映画プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが、007シリーズ次回作『Bond 25』以降もダニエル・クレイグが続投する望みを捨てていないと伝えています。

昨年から英国俳優リチャード・マッデンがクレイグ引退後のボンド役に相応しいとして騒がれていますが、クレイグに熱を上げるブロッコリは、次期ボンド役候補者の現時点での絞り込みを拒否しており、有力候補はいない状況とのこと。ブロッコリは、『Bond 26』にもクレイグを出演させることを考えているようです。

クレイグは2017年、トーク番組に出演し、『Bond 25』で有終の美を飾りたい旨を発言。これ以降、同作がクレイグ=ボンドの最終作として認知されるようになりましたが、制作会社のイオン・プロやMGMからこれを追認する公式発表は出ておらず、『Bond 26』続投の可能性は十分に考えられます。

イオン・プロダクション 映画学校をロンドンで設立

映画007シリーズ制作会社として知られるイオン・プロダクションは2018年10月10日、映画テレビ学校「London Screen Academy」の設立を発表しました。

ロンドンのイズリントンで2019年9月に開校する学費無料のこの学校は、16歳から19歳が対象。映画やテレビ業界で働く際に必要なスキルと知識を、教師や実際に現場で働くスタッフから学びます。分野は、監督・脚本、予算マネジメント、小道具、コスチューム・メイクアップ、撮影・照明・音声、VFX、編集、宣伝・配給など多岐に渡ります。2年間のコース修了後はそのまま業界の仕事に就いたり、大学進学への道も開くことに。

同校創設者は、イオン・プロダクションのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリの他に、ワーキング・タイトルのティム・ビーヴァンとエリック・フェルナー、ヘイデイ・フィルムズのデヴィッド・ヘイマンなど。

創設の背景としては、活況を呈するイギリスの映画・テレビ業界の人材不足があるようです。

バーバラ・ブロッコリ 女性ボンドを否定

The Guardian(2018年10月5日付)は、007映画プロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

ブロッコリは、女性がジェームズ・ボンドを演じる可能性を問われると「ボンドは男性のキャラクター。男性として書かれているので、おそらく今後も男性のままでしょう」と返答。また、「男性のキャラクターを女性に変える必要はない」ともコメント。一方で、新たな女性のキャラクターを生み出すことには積極的な姿勢のようです。

また、ジェームズ・ボンドのDNAに刻まれた特徴には、原作が出来た1950年代からずっと変わらないものがあるとしながら、クレイグ=ボンド作品では女性の描かれ方がより現代風になっている旨を語りました。

『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)でボンド・ガールを演じたロザムンド・パイクが、バーバラ・ブロッコリを「MeToo」の先駆者だったと評したことに質問者が触れると、父親のアルバート・R・ブロッコリや兄マイケル・G・ウィルソンの手厚いサポートがあり、自分の好きにさせてもらうことが出来たと前置きし、女優が嫌な思いをしない環境づくりを心掛けている、と語っています。

また、ブロッコリは珍しくアメリカ政治の話題にもコメント。米連邦最高裁判事候補が性的暴行疑惑を持たれ、被害女性が上院で証言、これをトランプ大統領が嘲笑した件について、「非常に腹立たしい」と一刀両断。大統領ともあろう人が被害者をからかうとは最低だ、と厳しく批判しました。

同紙は、ブロッコリがプロデュースに関わった直近3作品は、『Nancy』がクリスティーナ・チョー、『Trauma is a Time Machine』はブロッコリの娘、アンジェリカ・ゾロ、『The Rhythm Section』はリード・モラーノと、すべて女性が監督を務めていることに触れ、『Bond 25』の次の007映画『Bond 26』に、女性の監督か脚本家を雇う考えはないかと質問。これに対しブロッコリは「ええ、もちろん」と返答。女性プロデューサーとしてぜひ取り組みたい旨の考えを示しています。

007シリーズでは、女性の脚本家はこれまでに一人だけ。女性監督はまだ登場していません。