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『Film Stars Don’t Die In Liverpool』 英国公開始まる

映画『Film Stars Don’t Die In Liverpool』が2017年11月17日、イギリスの劇場で封切りとなりました。

制作は007シリーズで知られるイオン・プロダクション。プロデューサーは同社のバーバラ・ブロッコリら。

本作は、英国俳優ピーター・ターナーが執筆した、米女優グロリア・グレアムについての回想録『Film Stars Don’t Die In Liverpool』の映画化。グレアムは『悪人と美女』(1953)でアカデミー助演女優賞を受賞するなどハリウッドで活躍しましたが、ガンを患いターナーのリバプールの実家で看病されることに。

グロリア・グレアム役を演じるのはアネット・ベニング。ピーター・ターナー役にジェイミー・ベル。他、ジュリー・ウォルターズ、ヴァネッサ・レッドグレイヴらが出演します。監督はポール・マクギガン。

『Bond 25』監督は2018年頭までに決定か

RTÉ(2017年11月16日付)は、イオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

007次回作『Bond 25』制作準備の進行具合を問われたブロッコリ。最重要課題がダニエル・クレイグを戻すことだったとし、これについては満足気。そして、現在は脚本の作業中で、決定事項は少なく、監督も未だ決めていないことを明かしました。しかし、2018年頭までには、諸々の主要事項を決めたいとの希望を語っています。

また、ブロッコリが制作を手がけるスパイ映画『The Rhythm Section』は11月からアイルランドで撮影中。007映画を同国で撮影する可能性を尋ねられると、アイルランドのスタッフや風景は素晴らしいと評価。次回作での可能性は明言しなかったものの、将来また戻ってきたいと、答えています。

ポール・マクギガンは『Bond 25』を監督せず 制作側と意見の相違か

The Scotsman(2017年11月14日付)によると、ポール・マクギガンが『Bond 25』を監督しない理由には、意見の相違があったのかもしれません。

同紙はバーバラ・ブロッコリがプロデュースを手掛ける映画『Film Stars Don’t Die In Liverpool』で監督を務めたマクギガンにインタビュー。

ポール・マクギガンは『007/カジノ・ロワイヤル』の頃から、007映画監督就任の可能性をブロッコリと話し続けていたことを明かしていますが、『Bond 25』でも彼女と話をしたようです。

しかし、この次回作『Bond 25』はやらない、とマクギガンは明言。その理由についてマクギガンは、自分や制作陣が望んでいない為ではなく、彼らが違う所にいるからだ、とコメント。マクギガンとプロデューサーらとの間で、意見の相違が生じた可能性があるようです。

ただし、マクギガンは以前のインタビューで、007映画の監督は「夢」と語っており、将来の作品で監督に就任するのかもしれません。

バーバラ・ブロッコリ 『The Rhythm Section』は7年来のプロジェクト

The Hollywood Reporter(2017年11月2日付)は、バーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

現在、ハリウッドでは女性を主人公に据えたスパイ映画やアクション映画が流行中。シャーリーズ・セロン、ジェニファー・ローレンス、キーラ・ナイトレイなどが次々とスパイ映画で主役を演じることになり、ガル・ガドットの『ワンダーウーマン』も大ヒットを放ちました。

007シリーズを制作してきたイオン・プロダクションのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンも今年7月にブレイク・ライヴリー主演のスパイ映画『The Rhythm Section』を発表。ブロッコリの話では、流行を追いかけたというより、同作の映画化は7年前から計画していたのだそうです。

この流行の背景としてブロッコリは、観客の半分は女性(イギリスでは52%)という点がようやく注目されたこと、その女性たちが従来とは変わったものを求めていること、を指摘しています。

サム・スミスとバーバラ・ブロッコリ 『スタア誕生』リメイクを企画していた

WJBD(2017年9月19日付)が掲載している雑誌Attitudeの記事によると、サム・スミスとバーバラ・ブロッコリが映画『スタア誕生』のリメイクを検討していたそうです。

『スタア誕生』はスターダムへ駆け上がる女優と、その夫で人気を失う男優を描いた映画で、オリジナル版は1937年に製作。その後ハリウッドで2度リメイクされました。

サム・スミスが明かした話では、『007/スペクター』のメキシコ・プレミア参加時、イオン・プロダクションのプロデューサー、バーバラ・ブロッコリと「ゲイ版」のリメイクについて話し合ったのだそう。

この「ゲイ版」では、サム・スミスが1976年版でバーブラ・ストライサンドの演じた役に挑戦。相手役として、ライアン・ゴズリングを希望していたようです。

企画はある程度進行したようですが、途中でレディー・ガガが別のリメイク映画(ブラッドリー・クーパーが監督&出演、ワーナーで2018年公開予定)に出演することが判明。これに影響を受けたのかは不明ですが、最終的にスミス出演のリメイク話は立ち消えになった模様です。

バーバラ・ブロッコリ ダニエル・クレイグのボンド役続投で「夢が叶った」

HeyUGuys(2017年9月13日付)は007プロデューサーであるバーバラ・ブロッコリとのインタビューを掲載しています。

バーバラ・ブロッコリは最新プロデュース作品『Film Stars Don’t Die in Liverpool』でトロント国際映画祭に参加、同サイトに対して、ダニエル・クレイグのボンド役続投が決まったのは非常に嬉しく、「夢が叶った」とコメントしました。

また、007映画が人気を保っている理由として、ジェームズ・ボンドが私利私欲でなく、女王陛下と国のために働く真のヒーローだからと語っています。

007映画で女性監督登用の可能性も

Screen(2017年9月11日付)によると、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは、今後007映画の監督に、女性を採用する用意があるようです。

イオン・プロダクションのバーバラ・ブロッコリは、自身がプロデュースを手掛けた最新映画『Film Stars Don’t Die In Liverpool』を、現在開催中のトロント国際映画祭に出品。その上映前に応じたインタビューの中で話題が007シリーズに及ぶと、女性監督の採用は「当然ながら」検討していくと答えたようです。

007シリーズ全24作品の監督は11人いますが、これまでのところ全て男性です。しかし、バーバラ・ブロッコリが新たに制作する女性を主人公としたスパイ映画『The Rhythm Section』では、女性監督リード・モラーノの起用を発表。また最近のブロッコリは、英映画界の多様化を促進する活動にも力を入れています。

『Film Stars Don’t Die in Liverpool』 ソニー・クラシックスが北米配給権を取得

ソニー・ピクチャーズ・クラシックスは2017年8月7日、映画『Film Stars Don’t Die in Liverpool』の北米、東欧、ドイツ向けオールライツを取得したと発表しました。

『Film Stars Don’t Die in Liverpool』は、2017年トロント国際映画祭がプレミアとなります。劇場公開日は未発表。主演はアネット・ベニング、共演にジェイミー・ベルなど。監督は後に007シリーズ次回作『Bond 25』の監督候補との噂も流れたポール・マクギガン。プロデューサーはイオン・プロダクションのバーバラ・ブロッコリ。マイケル・G・ウィルソンはエグゼクティヴ・プロデューサーを務めます。

イオンが女性版スパイ・スリラー映画『The Rhythm Section』を制作へ ブレイク・ライヴリー主演でシリーズ化も

Deadline(2017年7月12日付)によると、イオン・プロダクションが女性を主人公としたスパイ・スリラー映画『The Rhythm Section』を制作するようです。

主演は米女優のブレイク・ライヴリー。メガホンをとるのは女流監督リード・モラーノ。プロデューサーはイオン・プロのマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリ。

原作はイギリスの作家マーク・バーネル著の『The Rhythm Section』(邦題『堕天使の報復』)。飛行機事故で家族を失ったステファニー・パトリックは、それが仕組まれた事件だったと知り、首謀者に復讐するため暗殺者となって立ち向かいます。

映画は2000年出版の原作を最新アレンジ。007シリーズよりもシリアスな作風で、ジェイソン・ボーンの様な作品に。撮影は2017年秋に開始。ロケ地はイギリス、アイルランド、スペイン、スイス、アメリカが予定されています。

ステファニーを主人公としたスリラーは『The Rhythm Section』から順に、『Chameleon』(邦題『素顔なき女豹』)、『Gemini』『The Third Woman』と計4作が出版済み。既にイオン・プロは複数の作品の映画化を計画中とのことで、第1作の成績が好調であれば、シリーズ化となる可能性があります。

出資は『Film Stars Don’t Die In Liverpool』でもイオン・プロと組んだ IM Global。配給会社や公開時期は未発表です。

イオン・プロダクションはジェームズ・ボンドが主人公の007シリーズ制作にほぼ特化した専門会社ですが、過去には『トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)でミシェル・ヨーが演じたウェイ・リンや、『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002)でハル・ベリーの演じたジンクスなどの女性キャラクターを主人公としたスピン・オフを企画。後者は脚本作成の段階まで進みましたが、いずれも実現しませんでした。

今回の『The Rhythm Section』は、スパイが登場するコメディ映画『腰抜けアフリカ博士』(1963)を除けば、イオン・プロが制作する非007のスパイ映画として初の作品となります。

なお、2009年にもイオン・プロは同じくマーク・バーネル原案の『Remote Control』映画制作を発表。ソニー・ピクチャーズが製作・配給予定でしたが、その後の進展は報じられていません。

バーバラ・ブロッコリらの主導で英映画界就業を支援へ

British Film Institute(BFI)は2017年6月28日、英映画界での就業を支援する計画「Future Film Skills – An Action Plan」を英国議会で発表しました。発表者はBFI代表者の他、カレン・ブラッドリー文化大臣、イオン・プロダクションで007シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリら。

計画では、国営宝くじの収入から2千万ポンドを投入、多様性に重点を置きつつ、既に他業界で経験を積んだ者や若者らを映画界へ導きます。BFIの報告によると、2022年までの5年間で新たに1万人の人材が必要となり、3万件分の就業機会が生じる模様です。なお、近年のイギリス映画産業は好調で、GDPへの貢献は年43億ポンド。現在の同産業従事者は6万6千人となっています。

「Future Film Skills」計画は、BFIや「Film Skills Industry Task Force」代表も務めるバーバラ・ブロッコリらの協力を得て作成されたもので、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディも参加しています。