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『Bond 25』脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジは台詞修正に注力か

Deadline(2019年5月31日付)は、007最新作『Bond 25』脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジとのインタビューを掲載しています。

フィービーは、映画007シリーズは女性を適切に描いているか問われていると前置きしながら、ジェームズ・ボンドは間違いなく時流に乗っており、キャラクターを変える必要はない、とコメント。問題は映画が女性を正しく扱うかどうかだとしました。

また、ダニエル・クレイグの演じるボンドの台詞を書けるのはエキサイティングな経験だったそうですが、脚本は彼女が加わった時点で既にあり、自分が脚本を書いたと主張するのは適切ではないだろうと語りました。フィービーは台詞修正を主な仕事としていたことが伺えます。

ラッシャーナ・リンチ、レア・セドゥ、アナ・デ・アルマスらボンド・ガールについては、リアルなキャラクターとして書いたそうで、それにはフィービーの女優としての経験が活かされたようです。

レア・セドゥ 『Bond 25』ジャマイカ・ロケには参加せず

『Bond 25』でボンド・ガールのマドレーヌ・スワンを演じるレア・セドゥは、ジャマイカ・ロケには参加しなかったようです。

Varietyは、2019年5月20日に開かれたカンヌ国際映画祭ショパール・トロフィー・ディナーに出席するレアへインタビュー。レアは『Bond 25』撮影には未だ参加しておらず、今はハンガリーで別の映画を撮影中であることを語りました。

既にキャリー・フクナガ監督の第1班によるジャマイカ・ロケは終了済み。

プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは、ジェームズ・ボンドがジャマイカで休暇中との設定を明かしており、これは『Bond 25』冒頭であるとも語っていました。しかし、ジャマイカ生活を楽しんで送っているはずのボンドの傍らには、前作『007/スペクター』で苦楽を共にしたマドレーヌの姿はないのかも知れません。

なお、度肝を抜くアクションでお馴染みのプレタイトル・シークエンスはイタリアのマテーラで撮影されるとも報じられており、ブロッコリがここで指す「冒頭」とはクレジット直後を意味している可能性が考えられます。

ボンド・ガール候補だったリサ・レイ 『007/慰めの報酬』オーディションを振り返る

Scroll.in(2019年5月22日付)は、カナダ女優リサ・レイの自叙伝『Close to the Bone』からの抜粋を掲載しています。

カナダ出身のリサ・レイはモデルや女優としてインド、カナダ、アメリカ等で活躍。2008年製作・公開『007/慰めの報酬』のボンド・ガール、カミーユ・モンテス役オーディションに参加した経験を書いています。

自身の名前がプリントされている『007/慰めの報酬』台本を読んだリサ・レイ。チリのアクセント習得が必要だと思い、チリ人にセリフを吹き込んでもらい事前準備したそうです。

ファースト・クラスのチケットを渡されロンドンへ。宿泊は高級ホテルのザ・ランドマーク。そこには別のボンド・ガール候補者2人(オルガ・キュリレンコとガル・ガドット)がいたそうですが、顔は合わせなかったとのこと。

次の日はパインウッド・スタジオへ。ドレッシング・ルームにはマーク・フォースター監督や、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが顔を出し「頑張って」と声を掛けてきたのだそう。

スタジオにはこのオーディション専用に作られた荒野のセットが。そこで待機していると、後光が差す中、ダニエル・クレイグが登場。それは最高にドラマチックな出会いで、彼からオーラが放出されていたそうです。

場を和ませようと、クレイグにジョークを言ったものの失敗。最初のテイク後には、監督からそのアクセントはいらないと駄目出しされ混乱。緊張もあってか、思い通りにはいかなかったようです。

2007年のクリスマスが近づき、再度オーディションを開くという噂が耳に入ったそうですが、すぐにオルガ・キュリレンコに決まったことを知り、自分には元々チャンスがなかったと諦めたようです。

なお、リサ・レイは最後まで残ったカミーユ役候補者3人の中のひとりだった模様です。

『Bond 25』ベッドシーンにコーチを雇う?

The Sun(2019年5月19日付)は映画007シリーズ最新第25作『Bond 25』でインティマシー・コーチが雇われたと伝えています。

インティマシー・コーチ/コーディネーターの役割は、ベッドシーンの監修や指導。制作者と俳優の間や俳優間に入り込み、相手に対しどこまで触っていいのか・触らせていいのか、どんな表現まで許せるのか、その線引きを手伝っているようです。

プロデューサーは『Bond 25』を最新の流れに合わせようとしており、#MeToo時代を迎えて007映画も変化したとのこと。

インティマシー・コーディネーターはダニエル・クレイグとアナ・デ・アルマスのシーンが書かれた台本をチェック、セットでも立ち会うそうです。007シリーズでこのコーチ/コーディネーターが雇われたのは『Bond 25』が初めてとのこと。

#MeTooの始まったハリウッドやイギリスでは同様の動きが急速に広まっている模様です。

なお、007シリーズのボンド・ガールはセックス・シンボルとして注目を浴びてきましたが、劇中での性描写は比較的マイルドで、アメリカでのレーティングは第1作から第15作までが年齢制限のないPG。第16作はアクション場面のバイオレンスが原因でPG-13となり、以降も全作このレートで続いていますが、性描写はPG時代からほぼ変化を見せていません。

ハル・ベリー 依頼あれば再度ボンド・ガールを「演じる」

Metro.co.uk(2019年5月12日付)によると、ハル・ベリーには再びボンド・ガールを演じたいとの意欲があるようです。

2002年公開のシリーズ第20作『007/ダイ・アナザー・デイ』にNSAエージェントのジアシンタ・ジョンソン(通称「ジンクス」)役で出演したハル・ベリー。また007映画に出演したいかと問われると、「今は忙しい」としながらも、数年後にオファーがあれば「演じる」と返答。ボンド・ファミリーとの仕事はキャリアの中でも特に素晴らしい経験だったとし、最新作も楽しみにしていると語ったようです。

ハル・ベリーは『007/ダイ・アナザー・デイ』撮影中にアカデミー主演女優賞を受賞し、同作後にハル・ベリーの演じるジンクスを主人公にしたスピンオフ映画製作が決定。イオン・プロダクション制作、スティーヴン・フリアーズ監督、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド脚本で、ハビエル・バルデムを恋人役に想定したジェイソン・ボーン風のスパイ・スリラー映画になる予定でしたが、MGMの方針転換によりこのプロジェクトは潰れました。

しかし、イオンは女スパイ映画の制作を諦めず、ブレイク・ライヴリー主演の映画『The Rhythm Section』を制作。本作は2019年11月22日全米公開予定となっています。

ラッシャーナ・リンチ 『Bond 25』ジャマイカ撮影に参加

Mirror Online(2019年5月11日付)によると、ボンド・ガールのラッシャーナ・リンチが007映画最新作『Bond 25』ジャマイカ・ロケに参加したようです。

掲載されている写真には、ボンドのジャマイカの家とされるセットで待機している、ノミ役ラッシャーナ・リンチの姿が捉えられています。

他にも、ボンド役ダニエル・クレイグがSpiritヨットに乗船中の姿、拳銃を手に演技する様子、携帯電話で通話中の姿が写っています。

これまでのクレイグ=ボンド4作品は全てソニーモバイルとプロダクト・プレイスメント契約を結んできましたが、5作目となる『Bond 25』の携帯電話メーカーはどこになるのか注目されます。

これら写真の撮影日は不明。キャリー・フクナガ監督は5月10日の時点でジャマイカ・ロケは終了済みと伝えています。

『Bond 25』ジャマイカで制作発表 ラミ・マレック、アナ・デ・アルマスが出演

映画007シリーズ最新作『Bond 25』の制作基本情報の発表が2019年4月25日、イアン・フレミングの別荘だったジャマイカのゴールデンアイからインターネット中継されました。

冒頭にプロデューサーのマイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が登場。期待されていた正式タイトルの発表は見送られましたが、監督から主要キャストの案内がありました。

続いてフクナガ監督と、ダニエル・クレイグ、ナオミ・ハリス、アナ・デ・アルマス、ラッシャーナ・リンチ、レア・セドゥらが姿を見せ、ファンからの質問にも応えていました。また、アメリカでの仕事で参加できなかったラミ・マレックがビデオ・メッセージも紹介されています。

このライブ・イベントの様子は、YouTubeにて現在も視聴可能です。

イベント後には、007シリーズ公式サイト 007.com (4月25日付)と、日本の配給会社である東宝東和 (4月26日付)による『Bond 25』公式情報が公開されました。確認された基本情報は以下の通りです。


『Bond 25』基本情報

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
脚本:ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、スコット・Z・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
撮影監督:リヌス・サンドグレン
編集:トム・クロス、エリオット・グレアム
プロダクション・デザイナー:マーク・ティルデスリー
コスチューム・デザイナー:スティラット・ラーラーブ
スタント監修:オリヴィエ・シュニーデル
第2班スタント・コーディネーター:リー・モリソン
視覚効果監修:チャーリー・ノーブル
第2班監督:アレクサンダー・ウィット
特殊効果&アクション車両監修:クリス・コーボールド
キャスティング・ディレクター:デビー・マクウィリアムズ

出演:ダニエル・クレイグ、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、アナ・デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ラッシャーナ・リンチ、ビリー・マグヌッセン、ラミ・マレック

主要撮影開始日:2019年4月28日
撮影拠点:バインウッド・スタジオ
ロケ地:ロンドン、イタリア、ジャマイカ、ノルウェー

劇場公開日:英国=2020年4月3日、米国=2020年4月8日、日本=2020年(月・日未発表)
配給:英国=ユニバーサル/MGM、米国=MGM(ユナイト)、日本=東宝東和

あらすじ:ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、それは長くは続かない。ある日、旧友でもあり、CIAエージェントのフェリックス・ライターは、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねる。その想像を超える過酷なミッションよって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていくのであった…。

ナジャ・レジンさん死去 007映画2作でショーン・コネリーと共演

映画007シリーズ公式サイト(2019年4月8日付)によると、女優のナジャ・レジンさんが亡くなりました。87歳でした。

BBC(同日付)によると、ナジャ・レジンさんはセルビアのベオグラード生まれ。故郷やドイツで俳優として活動した後、1950年代にイギリスへ移住。007シリーズ第2作『007/ロシアより愛をこめて』(1963)ではケリム・ベイの恋人役を、続く『007/ゴールドフィンガー』(1964)のプレタイトル・シークエンスには、ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドにハニートラップを仕掛けるダンサーのボニータ役で出演しました。

タニア・マレットさん死去 『007/ゴールドフィンガー』に出演

映画007シリーズ公式サイト(2019年3月31日付)によると、『007/ゴールドフィンガー』(1964)に出演したタニア・マレットさんが亡くなりました。77歳でした。

The Hollywood Reporter(同日付)によると、タニア・マレットさんは1941年イギリス・ブラックプール生まれ。16歳でモデルに。プロデューサーのカビー・ブロッコリが彼女の水着写真に目を留め、『007/ゴールドフィンガー』のティリー・マスターソン役に抜擢したようです。

女優としてタニア・マレットさんの名前がクレジットされた唯一の作品がこの『007/ゴールドフィンガー』。俳優よりもモデル業が気に入っていたとのことです。

また、当初は『007/ロシアより愛をこめて』(1963)のタチアナ・ロマノヴァ役のオーディションも受けていたそうです。

ルピタ・ニョンゴは『Bond 25』に出演しない?

Deadline(2019年2月28日付)によると、ルピタ・ニョンゴは『Bond 25』に出演しないかもしれません。

007映画次回作『Bond 25』のボンド・ガールとして、プロデューサーはルピタ・ニョンゴを熱望していることが先週から報道されていました。Deadlineも28日付で同様に報じましたが、その直後に記事を更新。ニョンゴ側から、彼女の出演は難しい旨の情報が入ったそうです。

『Bond 25』には、『007/スペクター』でメインのボンド・ガールを務めたレア・セドゥが再出演することになっていますが、今度は脇役に回る模様で、セドゥの他にボンド・ガール二人が登場するようです。