タグ別アーカイブ: ロケ地

フェリックス・ライターの家が500万ドルで購入される 『007/消されたライセンス』舞台

Curbed Miami(2017年3月23日付)によると、『007/消されたライセンス』にフェリックス・ライターの自宅として登場した家が最近、500万ドルで購入されたそうです。

場所はフロリダ州キーウェスト。広さは約390平方メートル。寝室が5部屋にバスルーム6つで、ゲスト・ハウスや温水プールも付いています。2004年に売却された際の価格は110万ドル。その後は大幅に改築されたとのことです。

ボンドの友人フェリックス・ライターは映画007シリーズでCIA局員として登場しますが、『007/消されたライセンス』ではDEA側のエージェントとして活躍。この家は結婚パーティーなどのシーンで使用され、ライター役のデヴィッド・ヘディソンやジェームズ・ボンド役のティモシー・ダルトンらが訪れました。

『007/スカイフォール』の絵画を男が傷つけ逮捕 英ナショナル・ギャラリーで

Daily Mail Online(2017年3月19日付)によると、映画『007/スカイフォール』ロケ地として知られるロンドンのナショナル・ギャラリー「ルーム34」で3月18日、男が絵画をドライバーで傷つけ逮捕されたようです。

被害を受けた絵画はトマス・ゲインズバラの『Mr and Mrs William Hallett – “The Morning Walk”』(ウィリアム・ハレット夫妻:朝の散歩)。購入時の価格は3万ポンドでしたが、現在は数百万ポンドの価値がある模様。

男はその場でスタッフらに取り押さえられ、警察に逮捕。「爆弾を持っている」と主張していたという未確認情報もあります。この事件のため、ナショナル・ギャラリーはイースト・ウィング(東館)を2時間に渡って閉鎖。現在、ゲインズバラの絵を壁から取り外して損傷の程度を確認中ですが、少なくとも二本の長い傷が見られるようです。

「ルーム34」は『007/スカイフォール』でジェームズ・ボンドとQが落ち合う場所。スクリーンではボンドの座る後にゲインズバラのこの絵が映っています。

『Bond 25』 ドゥブロヴニクでの撮影に向けた交渉が進展か

Dubrovački Dnevnik(2017年2月18日付)によると、007シリーズ次回作『Bond 25』撮影をクロアチアの都市ドゥブロヴニク(ドブロブニク)で実施させるための交渉が進んでいるようです。

ドゥブロヴニクで2月18日、同地ロケが予定されているハリウッド映画『Robin Hood: Origins』の記者会見が開催され、撮影交渉で主導的な役割を果たしたとされる同市のアンドロ・ブラジック市長も出席。記者から007映画撮影の可能性について問われると、市長は「交渉は進展している」と返答しました。

『Bond 25』は脚本家、監督、配給会社などが今なお未定の様子。この段階で制作会社のイオン・プロダクションが具体的なロケ地の選定作業を進めているとは考えにくく、ドゥブロヴニク市側が好条件を提示し主体的に誘致活動を進めている可能性があります。なお、市長は2016年2月にも制作会社と交渉を開始した旨を明かしていました。

ドゥブロヴニクでは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の撮影も既に行われており、ハリウッド映画のロケ誘致には力を入れているようです。

イオン・プロダクションがアブダビを視察 フィルム・コミッションの招きで

Digital Production Middle East(2016年12月19日付)によると、『007/スペクター』や『007/スカイフォール』で共同プロデューサーを務めたイオン・プロダクションのアンドリュー・ノークス氏がアブダビ・フィルム・コミッション(ADFC)の招待を受け、18日にアブダビ入りしたようです。

ADFCは米英映画の撮影誘致に力を入れているようで、イオン・プロの他にディズニーやユニバーサルの幹部らが共に参加。5日間の予定で、アブダビ各地を訪問するとのことです。

現時点で007次回作の制作準備は本格化しておらず、今回の視察がそのままロケ地選定へと繋がる可能性は低そうです。しかし、ストーリーに合致した場所や魅力的なインセンティブなどが提供されれば、今後の007シリーズで撮影が行われることがあるかもしれません。

英国の旧陸軍省ビルがホテルとして開業へ

Evening Standard(2016年10月21日付)によると、ロンドンの「Old War Office」ビルがホテルとして生まれ変わるようです。

「Old War Office」ビルがある場所はロンドンの中心地ホワイトホール。その名の通り、以前は War Office(陸軍省)の本部が置かれていましたが、1960年代に国防省が陸軍省を組み込んでからは国防省の所有となっていました。入り口の一つは「スパイ・エントランス」と呼ばれ、かつてはMI5やMI6局員が訪れる際に利用していたそうです。

しかし、国防省は今年初めに同ビルをデベロッパーへ売却。計画では125の客室とアパート88室に25メートルのプールや屋上バーなども備えた高級ホテル&アパートメントへと変貌することになります。運営者は未定ですが、シンガポールのラッフルズ・ホテル所有者になる可能性があるようです。

旧陸軍省ビル(国防省ビル)は映画007シリーズの3作品『007/オクトパシー』(1983)、『007/美しき獲物たち』(1985)、『007/消されたライセンス』(1989)で、英国秘密情報部の本部としてその外観が登場。『007/スカイフォール』(2012)のラストでは屋上に佇むジェームズ・ボンドが眺める風景の一部となっている他、『007/スペクター』(2015)エンディングでアストンマーティンが走り去る際にも映っています。

メキシコシティ 『007/スペクター』の「死者の日」パレードを10月29日開催

メキシコ市は2016年10月20日、今年10月29日から11月2日まで開催される「死者の日」の詳細を発表しました。

「死者の日」は亡くなった家族や親しい人々の霊を弔う祭り。ユネスコの無形文化遺産に登録されており、メキシコの他に中南米各地でも行われています。

映画『007/スペクター』のプレタイトル・シークエンスは「死者の日」を迎えたメキシコシティが舞台。賑やかなパレードをバックにジェームズ・ボンドが敵を追撃します。しかし実際には同市でこの様なパレードはこれまで実施されておらず、映画の影響を受けて今年から催されることになりました。

フェスティバル幕開けは10月29日の大パレード。15時にメキシコシティの独立記念塔を出発後、レフォルマ通り、ファレス通り、セントラル通り、タクバ通り(『007/スペクター』冒頭、ボンドがボンド・ガールと歩く道)、5月5日通りなどを経由し、ソカロ(ボンドがヘリに乗り込む広場)まで約3時間をかけて行進します。このパレードには1,200人以上が参加予定。現地の伝統的な装飾に加え、『007/スペクター』で使用されたコスチュームやプロップも再現されます。

『007/スペクター』の「死者の日」パレードがメキシコシティで再現へ

La Jornada(2016年7月7日付)によると、メキシコ政府とメキシコシティ市当局は、『007/スペクター』のような「死者の日」カーニバルの開催を計画中のようです。

映画007シリーズ第24作『007/スペクター』のプレタイトル・シークエンスは「死者の日」を祝うメキシコシティが舞台。千数百名のエキストラが参加した大掛かりなパレードが行われる中、ジェームズ・ボンドが敵を追いかけます。

「死者の日」は10月末から11月初めにかけ、メキシコ各地で実施されている祭りですが、メキシコシティで『007/スペクター』のような派手なパレードはやっていないそうです。メキシコのエンリケ・デ・ラ・マドリッド・コルデロ観光大臣は、旅行代理店が参加するイベントに出席し、このままでは『007/スペクター』の風景を期待して訪れる観光客を落胆させてしまうので映画のようなカーニバルを作る必要がある旨をコメントしています。

この計画は進行中で、メキシコシティでのF1レースの開催に合わせて今年から始まる模様です。

『Bond 25』 クロアチアの都市ドブロブニクでロケ撮影の交渉中

Croatia Week(2016年2月23日付)によると、映画007シリーズ次回作『Bond 25』のロケ地に、クロアチアの都市ドブロブニク(ドゥブロヴニク)が選ばれるかもしれません。

『スター・ウォーズ/エピソード8』の撮影が2週間後に開始される予定のドブロブニク。同市の市長は2月22日、007の制作会社と撮影の交渉中であることを明かし、簡単にはいかないがとにかく話し合いは始まったと、語った模様です。

なお、映画『007/スペクター』とタイアップし、ダニエル・クレイグが出演したハイネケンのCMは、同国のロヴィニで撮影されたのだそうです。

世界を股にかける007シリーズでは毎回、ロケ地が話題のひとつ。第23作『007/スカイフォール』は映画館だけでも世界で1億3千万人が鑑賞しており、007映画ロケ地に選定されれば、大きな宣伝効果が期待されます。

『007/スペクター』東京シーンはロンドンのミルバンクで撮影

The Location Guide(2016年1月13日付)は、『007/スペクター』のロケーション・マネージャー、エマ・ピルとのインタビューを掲載しています。

エマ・ピルはエグゼクティヴ・プロデューサーの指名で2013年12月から『007/スペクター』に参加。本国イギリス以外にも、オーストリア、スイス、イタリア、モロッコでロケハンなどの作業を行ったそうです。

『007/スペクター』では、M(レイフ・ファインズ)、タナー(ロリー・キニア)、C(アンドリュー・スコット)らが出席し、英・日・南アなど9カ国の諜報機関が参加する情報傍受・共有ネットワーク「ナイン・アイズ」発足の是非を問う会議が開催されます。映画の設定上、会場は東京の公安調査庁となっていますが、実際に撮影されたのはロンドンのミルバンク・タワー内にある貸しイベント・ルーム「Altitude London」のようです。

新しいロケ地を見つけるため、ロンドン市内をよくドライブして回っているというエマ・ピル。ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)とMの車が急襲を受ける場面は、ロンドンのキャッスル・ベイナード通り(Castle Baynard Street)とのことです。

『007/スペクター』ロケ地 オーストリア・ソルデン/ice Q

『007/スペクター』では、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)がオーストリアのクリニックへ向かい、患者を装ってドクター・マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)に接近。しかし、ロンドンから追いかけてきたQ(ベン・ウィショー)に見つかり小言をいわれている最中にミスター・ヒンクス(デイヴ・バウティスタ)がマドレーヌを拉致します。

アルタウッセのクリニック「Hoffler Klinik」として劇中で設定され、ロケ撮影が行われたのは、オーストリア・ソルデン(ゼルデン)のガイスラッハコーゲル山頂、標高3,048mにあるレストラン「ice Q」。ダニエル・クレイグやレア・セドゥらの屋内場面は、ロンドン郊外のパインウッド・スタジオに組まれたセットで撮影されましたが、外観や屋外シーンは現地ロケによるものです。

『007/スペクター』ロケ地 - ソルデン - ice Q
『007/スペクター』ロケ地 – ソルデン – ice Q

劇中のクリニック内バーで、ダニエル・クレイグがボンド役になってから初めて、あの有名な台詞「shaken, not stirred(シェイクン、ノット・ステアード)」を使ってウォッカ・マティーニを注文するものの、「アルコールはありません」と断られてしまいます。しかし、2013年にオープンしたガラス張りが印象的なこの「ice Q」ではマティーニが飲めるのだそう(Qが注文した消化酵素シェイクはないそうです)。007映画に登場したことでレストランの人気は急上昇し、予約は必須。オープン時間は9時から16時、ランチは11時30分から15時まで。毎週水曜日はディナーの営業もしています(2016年1月現在)。

『007/スペクター』ロケ地 - ソルデン - ice Q
『007/スペクター』ロケ地 – ソルデン – ice Q

ロケ地として選定されるきっかけとなったのは、オーストリアのフィルム・コミッションが2014年1月に受け取った、イオン・プロダクションのロケーション・マネージャーからのメール。イオン・プロは山にあるモダンな建物を探していたそうで、コミッション側は条件にマッチする「ice Q」を提案。同月中に、デニス・ガスナー(プロダクション・デザイナー)、グレッグ・ウィルソン(アソシエイト・プロデューサー)、そして翌2月にはサム・メンデス監督、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが秘密裏に現地を訪問。4月には「ice Q」がロケ地に決定しました。

『007/スペクター』ロケ地 - ソルデン - ice Q
『007/スペクター』ロケ地 – ソルデン – ice Q

「ice Q」周辺での撮影は2015年1月7日から10日の間に実施。また、「ice Q」を所有している地元企業(Bergbahnen Sölden)が運営するリフトの中間駅(Gaislachkogl Mitte)も同時期にロケが行われ、Qがゴンドラに乗るシーンが撮影されています(後日、ゴンドラは「007ボンド・ゴンドラ」と名付けられたのだそう)。また、ソルデンでは他に、ティフェンバッハとレッテンバッハの両氷河を結ぶトンネルや道路で1月と2月の計11日間、ボンドとヒンクスらのチェイス・シーンが撮影されました。

『007/スペクター』ロケ地 - ソルデン - リフト
『007/スペクター』ロケ地 – ソルデン – 中間駅のゴンドラ
『007/スペクター』ロケ地 - ソルデン - リフト
『007/スペクター』ロケ地 – ソルデン – リフト頂上駅

「ジェームズ・ボンド」の名を宣伝目的で使用するにはイオン・プロ側の承諾が必要とのことで、「ice Q」は、今後イオンと協議しながら、「007映画ロケ地」としてどう活用するかを決めたいとしています。

なお、Bergbahnen Sölden社が所有するホテル「Das Central」公式サイトは、『007/スペクター』の特別ページを設け、ソニー・ピクチャーズ提供の珍しいロケ現場写真など(Q役ベン・ウィショーが撮影で乗ったゴンドラNo.7も)をスライドで公開しています。

また、ソルデンの5つ星ホテル「Das Central」では「ジェームズ・ボンド・エクスペリエンス」と題した特別パッケージを提供中。これに含まれるのはジュニア・スイート3泊、到着時にボランジェ・スペシャル・キュヴェのボトル、「ice Q」でのランチとピノ3000のワイン、ワイン・セラーでのフォンデュ・ディナー、スキー・パス2日間分。値段は998ユーロとなっています。- Special thanks to Das Central

Photos courtesy: Das Central