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小説『007 逆襲のトリガー』が国内で発売

KADOKAWAは2017年3月24日、公認007小説『007 逆襲のトリガー』(原題:『Trigger Mortis』)を発売しました。著者はアンソニー・ホロヴィッツ。

『ゴールドフィンガー』(イアン・フレミング著)事件を片付けたばかりのジェームズ・ボンドが再びスメルシュらを相手に戦います。原書は2015年に出版、オーディオ版のナレーションは英国俳優デヴィッド・オイェロウォが務めました。

なお、アンソニー・ホロヴィッツの手がける007小説第2作は2018年春の出版予定です。

アンソニー・ホロヴィッツが2作目の007小説を執筆

The Bookseller(2016年10月3日付)によると、アンソニー・ホロヴィッツは新しい007小説を執筆するようです。

アンソニー・ホロヴィッツが手がけた最初の公式007小説『Trigger Mortis』は2015年に出版されており、今度の新作は同氏にとって2作目となる007小説。題名は未定ですが、前作同様に舞台設定は過去となり、イアン・フレミングが遺した未使用のアイディアが再び用いられるとのことです。

出版は Jonathan Cape。発売時期は不明です。

アンソニー・ホロヴィッツ 007小説『Trigger Mortis』を書くために生まれてきた

Daily Mail Online(2015年8月29日付)は、新007小説『Trigger Mortis』の著者アンソニー・ホロヴィッツとのインタビューを掲載しています。

ホロヴィッツは8歳の時にシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』を劇場で鑑賞。それは人生における最も重要な瞬間のひとつだったと振り返ります。

そんなホロヴィッツは、007映画の脚本をやりたくてプロデューサーに会い説得したことがあるそうです。その願いは叶いませんでしたが、替わりに自分でスパイ物を新しく作ろうと考えたホロヴィッツ。当時50歳前後だったロジャー・ムーアを観て、もしジェームズ・ボンドがティーンエイジャーだったらどうなるだろうと思いつき執筆したのが、少年スパイのアレックス・ライダーを主人公としたシリーズでした。

007小説の執筆は生涯を通じてやりたいと思っていた事だったそうで、もし書くために生まれてきたといえる本があるとすれば、それは『Trigger Mortis』だと語りました。

アンソニー・ホロヴィッツの007小説『Trigger Mortis』は、9月8日英国発売予定です。

デヴィッド・オイェロウォが黒人俳優初のジェームズ・ボンド役に 『Trigger Mortis』オーディオブックで

The Guardian(2015年8月13日付)によると、英国俳優デヴィッド・オイェロウォが007小説最新作『Trigger Mortis』のオーディオブックで、ジェームズ・ボンド役を務めるようです。

デヴィッド・オイェロウォはイギリス生まれ。両親はナイジェリアの出身。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでは黒人俳優として初めて英国王(ヘンリー六世)を演じた他、映画『グローリー/明日への行進』には主役のマーティン・ルーサー・キング・Jr役で出演しています。

オイェロウォがオーディオブックでボンドや他のキャラクターを演じることになったのは、イアン・フレミングの財団から直接のオファーが入ったからなのだそう。オイェロウォはボンド役について「大変な名誉」だとコメント。自分が地球上で唯一「新ジェームズ・ボンドは私だ」と真に言える人間で、ジェームズ・ボンドの自己紹介の台詞はシェイクスピアの「To be or not to be」にも匹敵する、と語ったようです。

アンソニー・ホロヴィッツ作の公式007小説『Trigger Mortis』オーディオブックは、ハードカバーや電子ブック版と共に、9月8日英国発売予定です。

カナダで非公認007小説集『Licence Expired: The Unauthorized James Bond』が出版へ

ChiZine Publications(2015年1月19日付)は、007小説アンソロジー『Licence Expired: The Unauthorized James Bond』をカナダで2015年11月に出版すると発表しました。

カナダでは2015年1月1日からイアン・フレミングの007小説がパブリック・ドメインに。少なくとも10人の作家が非公認でジェームズ・ボンドのストーリーを執筆する予定とのことです。

イアン・フレミングの007小説がパブリック・ドメインに カナダで新作執筆の動き?

The Globe and Mail(2015年1月23日付)によると、カナダではイアン・フレミング作の007小説が著作権切れとなり、2015年1月1日からパブリック・ドメイン状態になっているようです。

ジェームズ・ボンド=007の生みの親はイギリス人小説家イアン・フレミング(1908 – 1964)。フレミングが執筆した12作の長編007小説は1953年から1965年にかけ出版、加えて9作の短編も発表されました。映画化された童話『チキ・チキ・バン・バン』もフレミングの作品です。

イアン・フレミング死後も遺族側公認でジョン・ガードナー、レイモンド・ベイソンなど複数の作家がこれまでに新作を執筆してきましたが、著作権保護期間が著作者の死後50年と定められているカナダでフレミング作品がパブリック・ドメイン化したことにより、リンウッド・バークレイやピーター・ロビンソンなどの作家がジェームズ・ボンドを主人公とした小説の執筆に興味を持っているようです。しかしアメリカやEU諸国等では保護期間がまだ切れておらず、出版が市場の小さいカナダ国内に限定されれば、商業的な成功は期待できないようです。

なお、映画007シリーズの著作権保護期間はカナダでも継続中の模様で、小説にはない映画版独自の設定(スペクター首領ブロフェルドの白いペルシャ猫やジョーズなど)を使用すれば、法的な問題が生じる可能性もあります。

また、日本の著作権法も保護期間は著作権者の死後50年と規定。より長い外国の保護期間に合わせる義務もない為、フレミングの007小説は既に日本でもパブリック・ドメインになっているものと思われます。日本人作家による007小説が読める日も近いかもしれません。

英諜報機関MI5本部の内部映像がテレビで初公開へ

BBC公式発表(2015年1月15日付)によると、イギリスの防諜機関MI5本部ビル「テムズ・ハウス」の内部映像が初めてテレビで放送されます。

MI5内部が明かされることになるのは英BBCの子ども向け番組『Blue Peter』内。同番組の新企画として、8歳から14歳の応募者の中から8人が選ばれ、一週間に及ぶスパイ・テストで好成績を収めた3人の子どもたちがMI5本部ツアーに招待されます。MI5本部ビルにテレビ・カメラが入るのは史上初とのことです。

同番組に専門家として参加するのはアンソニー・ホロヴィッツ。ホロヴィッツは少年スパイ「アレックス・ライダー」シリーズで知られる作家で、2015年9月8日には彼の007小説が世界各国で出版予定です。

BBCでは2011年までMI5を舞台にしたドラマ・シリーズ『MI-5 英国機密諜報部』(原題『Spooks』)を放送していましたが、「テムズ・ハウス」内では撮影をしていません。

MI5(公式名称:Secret Service = SS)はイギリス国内でのスパイ活動やテロを防止する政府機関。映画007シリーズの主人公ジェームズ・ボンドが所属する設定のMI6(公式名称:Secret Intelligence Service = SIS)は逆に対外活動を担う組織で、どちらの本部もテムズ川沿いに建っています。

thames

ロンドン・ミルバンクのMI5本部ビル「テムズ・ハウス」

オークション落札者が3万ポンドで007新作小説に登場へ

慈善団体 London’s Air Ambulance(12月8日付)は、12月4日、ロンドンでチャリティー・オークションを開催しました。

このオークションで最も注目を集めたのが、2015年9月に出版予定の新しい007小説に登場する権利で、出品者は著者のアンソニー・ホロヴィッツ。落札者の名前が使われるだけでなく、当人の外見、性格、人生の要素までもがストーリーの中に織り込まれるとのことで、さらには主人公ジェームズ・ボンドと出会い、場合によっては殺される可能性もある、とのことです。

UK Fundrasing(12月8日付) によると、落札者は2名で、落札額は3万ポンドのようです。