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『Bond 25』のQもベン・ウィショー同様ゲイか

ET(2019年6月14日付)は、007シリーズのQ役ベン・ウィショーとのインタビューを掲載しています。

インタビューの2週間後に『Bond 25』の撮影をスタートするというウィショーは、この時点で台本をまだ読んでいないとのことで、一抹の不安を抱えているようです。

インタビュー実施日は不明ですが、ニューヨークの舞台『Norma Jeane Baker of Troy』の上演期間中とのことで、5月と思われます。

ウィショーの他にもレア・セドゥやナオミ・ハリスなどがクランクイン後も台本がないことを明かしていました。キャリー・フクナガ監督やフィービー・ウォーラー=ブリッジは脚本の修正を撮影と並行して続けており、出番の遅いキャストへの台本提供は後回しになった模様です。なお、6月8日付のThe Independentは、フィービーが『Bond 25』の脚本作業を終えたと伝えています。

ETに、Q役は大好きだと語ったベン・ウィショー。

これまでの007シリーズでQのプライベートな部分は描かれてきませんでしたが、ウィショーがゲイであることから彼の演じるQもそうではないかとの憶測が。ウィショーはQのセクシュアリティについて尋ねられると、自分の答えはハッキリしているとしながらも、観客には焦れったいまま謎として残るだろうと語ったようです。

なお、『Bond 25』にはQのネコが登場予定になっており、Qのキャラクターの深掘りが期待されます。

『Bond 25』脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジは台詞修正に注力か

Deadline(2019年5月31日付)は、007最新作『Bond 25』脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジとのインタビューを掲載しています。

フィービーは、映画007シリーズは女性を適切に描いているか問われていると前置きしながら、ジェームズ・ボンドは間違いなく時流に乗っており、キャラクターを変える必要はない、とコメント。問題は映画が女性を正しく扱うかどうかだとしました。

また、ダニエル・クレイグの演じるボンドの台詞を書けるのはエキサイティングな経験だったそうですが、脚本は彼女が加わった時点で既にあり、自分が脚本を書いたと主張するのは適切ではないだろうと語りました。フィービーは台詞修正を主な仕事としていたことが伺えます。

ラッシャーナ・リンチ、レア・セドゥ、アナ・デ・アルマスらボンド・ガールについては、リアルなキャラクターとして書いたそうで、それにはフィービーの女優としての経験が活かされたようです。

『Bond 25』悪役は兵器に遺伝子工学を利用

Daily Mail Online(2019年5月30日付)によると、映画007シリーズ最新第25作『Bond 25』の敵側は、遺伝子工学を悪用するようです。

同紙がスタジオ関係者から得た情報では、遺伝子戦がテーマになっているとのこと。ラミ・マレックの演じるボンドの敵は、遺伝子工学を利用する武器を使うようです。4月に公式発表された粗筋では科学者が誘拐されることになっていましたが、どうやらこの科学者とは、遺伝子工学の専門家のようです。

フィービー・ウォーラー=ブリッジに求められた役割は、遺伝学やヒトゲノム計画が絡む複雑なプロットを分かりやすくすることなのだそうで、ダニエル・クレイグがプロデューサーに彼女を雇うよう求めたとのこと。

ボンド役のダニエル・クレイグは足首負傷で休暇を取っている最中ですが、この間もフィービーとキャリー・ジョージ・フクナガ監督は脚本の修正を続けているのだそうです。

フィービー・ウォーラー=ブリッジ 『Bond 25』脚本は今も「作業中」

Daily Mail Online(2019年5月10日付)は、007シリーズ最新作『Bond 25』脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジのインタビュー記事を掲載しています。

『Bond 25』脚本家に就任したことについて、歴史があり多くの観客を抱える映画の一部に加われたのは素晴らしい事と語り、興奮を隠せない様子のフィービー。

「脚本はあるけれど我々は作業を続けていて、みんながアイディアを出しながら一緒にキャラクターを作っている」とも話しており、フィービーは現在も『Bond 25』脚本の修正作業中であることを認めたようです。また、明言していませんが、この「我々」にはキャリー・フクナガ監督とダニエル・クレイグが含まれるものと思われます。

フィービーは、ジェームズ・ボンドが白でも黒でもない「グレー」な存在で気に入っているとし、ボンドは残酷な行動をとるが、それには正当な理由があると指摘。続けて、今は愛国主義が問われており、ボンドの行動全てが意義のあるものなのか、人を殺す必要性はあるのか…… こういった問い掛けは時流に沿っている、とも語ったようです。

ナオミ・ハリス 『Bond 25』台本は秘密保持でもらえず

British GQ(2019年5月9日付)は、007映画最新第25作『Bond 25』のミス・マネーペニー役ナオミ・ハリスとのインタビュー(テキストと動画)を掲載しています。

5月8日に開催されたBritish GQ主催の文化イベントGQ Heroesにゲスト登壇し、自身のキャリアを振り返ったナオミ・ハリス。

『007/スカイフォール』のオーディションにはボンド・ガール候補として呼ばれ参加、『007/カジノ・ロワイヤル』電車シーンのヴェスパー役を演技したそうです。3度目のオーディションで決まり、ようやくマネーペニー役と明かされたとのこと。サム・メンデス監督からは、台本で変えて欲しい所があれば相談してほしいと言われたそうですが、自分は台本はバイブルみたいなものと思っているので、その通りに演じるのが仕事と考え、変更は求めなかったとのこと。

#MeToo時代のボンドの姿について問われると、ボンドは変わらずにいるべきとの持論を披露。一方で、007映画は原作の本質をキープしながら、時代に合わせた調整を加えてきているとも語りました。

『Bond 25』の脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジについては、女性のキャラクターをしっかり描いてくれるだろうと期待、古い時代のボンドの居場所は無くなると続けました。

また、『Bond 25』詳細は本当に何もわからないとのこと。インタビュアーが秘密保持のため主役以外は出演部分の台本しか与えられない映画があることに触れると、ナオミは『Bond 25』が正にそうなると思うと発言。過去作でこんなことはなかったと、戸惑っている様子でした。

どうやらナオミ・ハリスは『Bond 25』の台本をまだ受け取っていないか、一部しか読めていない状況のようです。マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥも一部シーンの台本しか読んでいないことを明かしていますが、その理由としては、頻繁に台本が修正されることを示唆していました。

『Bond 25』の果てしなく続く脚本修正

Daily Mail Online(2019年5月10日付)によると、映画007シリーズ最新作『Bond 25』の脚本修正作業には撮影が進行している今も出口が見えてこないようです。

『Bond 25』は、ダニー・ボイル監督と彼の盟友である脚本家ジョン・ホッジが降板した後、ニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが脚本家として返り咲き、キャリー・フクナガ監督も執筆に加わりました。

その後、フクナガ監督はリライトをスコット・Z・バーンズに頼みますが、その出来に満足できなかった為、クレイグはフィービー・ウォーラー=ブリッジを起用したそうです。

そして現在は、フィービー、フクナガ監督、ダニエル・クレイグの3人が加わりエンドレスに脚本修正を続けているのだとか。

制作関係者はフィービーがリライトのリライトを書いていると表現。筋書きはあっても台詞は突然修正されるらしく、恐らく編集室でつじつまを合わせるのだろうとコメント。一般的な映画では見られることでも、007映画は本来もっとまとまりがあったと嘆いているようです。

なお、ラミ・マレック、レイフ・ファインズ、ベン・ウィショーらはジャマイカの撮影には参加しない模様で、今後はヨーロッパでダニエル・クレイグに合流するとのことです。

記事の執筆者は、007映画情報に関するスクープでは信頼と実績があるBaz Bamigboye氏です。


5/11追記
同紙は、ダニー・ボイル監督が007を死なせる提案をして降板したと断定的に伝えています。

フィービー・ウォーラー=ブリッジ 『Bond 25』のボンド・ガールはリアルに

BBC(2019年5月9日付)によると、脚本家フィービー・ウォーラー=ブリッジは『Bond 25』のキャラクターをリアルに描いたそうです。

フィービーはThe Hollywood ReporterのポッドキャストAwards Chatter(最新エピソード)に登場。『Bond 25』への参加は、非常にエキサイティングで楽しめた、と語ったそうです。

『Bond 25』で女性をどう描いたか問われると、直接的な返答は避けたものの、リアルに感じてもらえるよう描いたとし、クレイグ=ボンド作品で登場してきたボンド・ガールを引き合いに出しました。

007シリーズに脚本家採用された女性としては、シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』などのジョアンナ・ハーウッドや第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のダナ・スティーヴンスなどが知られています。特にダナは女性キャラクターの台詞と描写を中心に担当。『Bond 25』のフィービーも同様の作業を任されたものと思われます。

なお、脚本家としてこれまでにクレジットされた女性は、ジョアンナのみ。ダナはクレジットを強く求めなかった模様でその名は映画に残りませんでしたが、フィービーは『Bond 25』脚本担当として公式発表されています。

『Bond 25』脚本は撮影突入後も修正の繰り返し

007シリーズ最新作『Bond 25』脚本は撮影が開始された現在も、頻繁に修正が入っているようです。

Madame Figaro(2019年5月2日付)は、『Bond 25』のボンド・ガール、レア・セドゥとのインタビューを掲載。

息子への愛や、新作映画『Roubaix, une lumière』がコンペティション部門で上映されるカンヌ映画祭へ参加する意気込みなどを語ったレア・セドゥ。

007シリーズ最新作『Bond 25』について問われた際は、何も話せないと返答。しかし、読んだ台本は一部分だけらしく、シナリオは引っ切り無しに変わるとレアは明かしたそうです。

インタビュー実施日は不明ですが、話の流れから、ジャマイカで制作発表があった4月25日以降のようです。

ダニー・ボイル監督降板後の『Bond 25』脚本はニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドのシリーズ常連コンビが担当。キャリー・フクナガ監督が就任すると、監督も脚本作成に参加。その後は、リライトにスコット・Z・バーンズやフィービー・ウォーラー=ブリッジも加わっていました。

当初は主要撮影開始日が3月上旬に設定されていましたが、脚本作業の遅れが影響した模様で、3月末にようやくノルウェーで一部のシーンを撮影(先行撮影の理由をフクナガ監督は天候のためと説明)。4月28日にはジャマイカで主要撮影も開始されました。

しかし、主要キャストの一員であるレア・セドゥが現状で台本の一部しか読めていないのは、度々の修正が加えられ、制作側が決定稿を渡せない状況にあるためと思われます。

撮影台本の変更は珍しいことではなく、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』では主演のピアース・ブロスナンをスタジオで待機させながら撮影と同時進行で修正を加えることもありました。『Bond 25』では比較的大掛かりな変更が最初から何度も入ったり、修正に時間を要していることが伺えます。

ダニー・ボイル版『Bond 25』はユーモアが強すぎた?

The Playlist(2019年4月14日付)によると、降板したダニー・ボイル監督の『Bond 25』脚本は、ユーモア色が濃い内容だったそうです。

ダニエル・クレイグやプロデューサーらは、ダニー・ボイル&ジョン・ホッジ版の脚本を「ユーモラス過ぎる」と判断。特にクレイグは、007映画が『キングスマン』化したと評価されることを恐れたとのこと。

同サイトは、フィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本リライトに起用された理由はユーモアを加えるためと報じられていることを皮肉だと指摘しつつ、フィービーが脚本を書いたスパイ・スリラー且つブラック・コメディの『キリング・イヴ/Killing Eve』が示したスタイルこそ、クレイグの求めていたものではないかと記しています。

The Playlistはキャリー・フクナガ監督参加後の『Bond 25』脚本内容にある程度アクセスできた模様で、以前の記事ではそのエンディングについても触れており、スコット・Z・バーンズがリライトに参加したことを他メディアに先駆けて報道していました。

『Bond 25』に女007が登場か

Daily Mail Online(2019年4月13日付)によると、映画007シリーズ最新第25作『Bond 25』に女性の007が登場するかもしれません。

前作『007/スペクター』のエンディングでは、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)のMI6退職が示唆され、マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)との新たな人生に踏み出す様子が描かれていました。

同サイトが得た情報では『Bond 25』の脚本は未完成で流動的とのことですが、検討されている筋書きの一つに、007のナンバーを得た新しい女性エージェントが登場。この新007が任務を遂行する中、ジャマイカで引退生活を過ごしているボンドが復帰を余儀なくされるそうです。

ジャマイカでの撮影は数週間後に開始されるとのこと。

なお、原作者イアン・フレミングは諜報活動を引退後、「ゴールデンアイ」と名付けたジャマイカの別荘に滞在。この地で007小説を執筆しています。

この脚本に関わったとされるのが、フィービー・ウォーラー=ブリッジ。監督も手掛ける英国女優で、BBCのシリーズ『Fleabag フリーバッグ』と、女性MI5部員が主人公のテレビシリーズ『キリング・イヴ/Killing Eve』ではそれぞれ脚本を担当しています。

フィービーは今年初めにニューヨークへ飛びダニエル・クレイグと面談。その後に『Bond 25』脚本への参加が決まったとのこと。関係者は、MeToo時代を反映するモダンな007映画になりそうだ、とコメントしているそうです。

これまで「007」=「ジェームズ・ボンド」とされてきた映画007シリーズでは、ボンド以外のキャラクターが007のナンバーを背負ったことはありません。この話が実現すれば『Bond 25』は極めて画期的な作品になります。


4/15追記
The Observer(4月14日付)も複数の情報筋からの話として同様記事を掲載。ダニエル・クレイグがフィービー・ウォーラー=ブリッジをリライトに起用したのは、『Bond 25』脚本にフィービーが得意とするユーモアやオフビートなスタイルを加えて磨き上げる為だったと伝えています。