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アルバート・フィニーさん死去 『007/スカイフォール』のキンケイド役

The Guardian(2019年2月8日付)によると、英国俳優のアルバート・フィニーさんが2月7日、ロンドン近郊の病院で亡くなりました。82歳でした。

アルバート・フィニーさんは1936年イギリス生まれ。王立演劇学校で演技を学び、舞台や映画界で活躍。映画『トム・ジョーンズの華麗な冒険』(1963)ではタイトル・ロールを演じ、アカデミー賞の初ノミネートを受けました。ショーン・コネリーと共演した『オリエント急行殺人事件』(1974)でも主役のポアロを演じ、同賞にノミネート。

007シリーズ第23作『007/スカイフォール』(2012)には、ジェームズ・ボンドの実家「スカイフォール」管理人のキンケイド役で出演。ボンドのプライバシーをほとんど描かない映画007シリーズにおいて、少年時代を知る身内のキャラクターが登場したのは、本作が初めてとなりました。

同作で共演したダニエル・クレイグは「深い悲しみに包まれています。世界は偉大な人物を失いました」と哀悼の意を表しています。

なお、イオンのプロデューサー、ハリー・サルツマンは、フィニーさんを初代ボンドに検討したことがあったようです。

ミシェル・ルグランさん死去 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の音楽担当

BBC(2019年1月26日付)によると、フランスの音楽家ミシェル・ルグランさんがパリで亡くなりました。86歳でした。

ルグランさんは50年以上に渡る音楽活動で、『シェルブールの雨傘』(1964)など、200作以上の映画・テレビのスコア/ソングを作曲。

ルグランさんが作曲した、映画『華麗なる賭け』(1968)の主題歌『風のささやき』はアカデミー歌曲賞を受賞。この曲は、5代目ボンド俳優のピアース・ブロスナンが主演した同作のリメイク『トーマス・クラウン・アフェアー』(1999)でも再び使用されました。

その後、『おもいでの夏』(1971)、『愛のイエントル』(1983)ではアカデミー作曲賞を受賞。

1983年公開のショーン・コネリー主演007映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の音楽も担当し、ラニ・ホールの歌う同名主題歌を作曲。フランス語の同作挿入歌『愛のシャンソン』(『Une Chanson D’Amour』)は、ルグランさんが700人に及ぶ候補者の中から選んだというソフィー・デラが90人編成のオーケストラをバックに、文字通り愛を高らかに歌い上げる傑作となりました。

また同作のスコアも、映画の舞台となったバハマやコート・ダジュールなどの洗練されたリゾート地にマッチするジャズ・テイストに溢れた名曲揃い。モンテカルロのタンゴ・シーンで流れる『殺しのタンゴ』(『Tango To The Death』)も印象深い曲でした。

リッキー・ジェイさん死去 『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演

Variety(2018年11月24日付)によると、アメリカのマジシャンで俳優としても活躍したリッキー・ジェイさんが11月24日、病気のためロサンゼルスで亡くなりました。72歳でした。

リッキー・ジェイさんは1997年公開の映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』に出演、テロリストのヘンリー・グプタを演じました。マジックの知識と経験を活かし、『プレステージ』(2006)、『幻影師アイゼンハイム』(2006)、『オーシャンズ13』(2007)などの映画では、スタッフとしても協力したそうです。

ユーニス・ゲイソンさん死去 007シリーズ初登場のボンド・ガール

BBC(2018年6月9日付)によると、英国女優のユーニス・ゲイソンさんが6月8日、亡くなりました。90歳でした。

ゲイソンさんは映画007シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)のシルヴィア・トレンチ役。ショーン・コネリーの演じるジェームズ・ボンドがその姿を初披露し「ボンド、ジェームズ・ボンド」と自己紹介するカジノ・シーンで登場。これは、恋仲となるボンド・ガールがスクリーンに初めて姿を見せた場面ともなりました。ゲイソンさんは続く第2作『007/ロシアより愛をこめて』(1963)でも同じ役柄でコネリーと共演しています。

スーン=テック・オーさん死去 『007/黄金銃を持つ男』に出演

The Hollywood Reporter(2018年4月7日付)によると、俳優のスーン=テック・オーさんが4月4日、ロサンゼルスで亡くなりました。85歳でした。

スーン=テック・オーさんは1932年、日本統治下の朝鮮(現在の韓国)生まれ。アメリカへ移住後、同国で俳優としてのキャリアを構築。007シリーズ第9作『007/黄金銃を持つ男』(1974)には、ヒップ中尉役でジェームズ・ボンドを演じるロジャー・ムーアと共演しています。

その他の主な出演作には、『ファイナル・カウントダウン』(1980)、『チャック・ノリスの地獄のヒーロー2』(1985)、『バトルガンM-16』(1987)、『ビバリーヒルズ・ニンジャ』(1997)などがあります。

ルイス・ギルバートさん死去 007映画3作の監督

BBC(2018年2月27日付)によると、イギリスの映画監督ルイス・ギルバートさんが2月23日、モナコで亡くなりました。97歳でした。

ルイス・ギルバートさんは1920年ロンドン生まれで、幼少から俳優として活躍。

作品賞など5部門でアカデミー賞ノミネートを受けた『アルフィー』(1966)を監督した後、ショーン・コネリー主演『007は二度死ぬ』(1967)の監督に抜擢され、日本ロケを大々的に敢行。その後はロジャー・ムーアがボンドを演じた『007/私を愛したスパイ』(1977)と『007/ムーンレイカー』(1979)も監督しました。

他の代表作には『リタと大学教授』(1983)や『旅する女/シャーリー・バレンタイン』(1989)などがあり、日本を舞台にした『Seven Nights in Japan』(1976)も手がけました。

幻のボンド俳優 ジョン・ギャヴィンさん死去

Variety(2018年2月9日付)によると、ロサンゼルス出身の米俳優ジョン・ギャヴィンさんがビバリーヒルズで2月9日、亡くなりました。86歳でした。

ジョン・ギャヴィンさんの代表的な映画出演作として『サイコ』(1960)や『スパルタカス』(同)などがあり、1980年代にはメキシコへの大使としても活躍しました。

また、ジョージ・レーゼンビーのボンド役降板後、ジョン・ギャヴィンさんは007プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリからの支持を受け、新ボンドとして『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)の出演契約を結んだことでも知られています。しかしこの決定はユナイテッド・アーチスツ社長の反対を受け、結果的に007シリーズを引退していたショーン・コネリーが再登板。

この結果、ギャヴィンさんはボンド役を演じられなくなりましたが、ギャラは契約通り全額支払われることに。『007/ダイヤモンドは永遠に』のテレビ放映などから発生するロイヤルティも生涯受け取り続けていたようです。

また、コネリーが『007/ダイヤモンドは永遠に』で再びボンド役を降板した際にも、ブロッコリは『007/死ぬのは奴らだ』(1973)の新ボンド俳優にギャヴィンさんを一時期検討していました。

カリン・ドールさん死去 『007は二度死ぬ』のボンド・ガール

The Hollywood Reporter(2017年11月8日付)によると、ドイツ女優のカリン・ドールさんが11月6日、ミュンヘンで亡くなりました。79歳でした。

ドールさんは1967年の映画『007は二度死ぬ』に出演。ボンドの敵となるスペクターのメンバー、ヘルガ・ブラントを演じました。

バーニー・ケイシーさん死去 『ネバーセイ・ネバーアゲイン』フェリックス・ライター役

The Hollywood Reporter(2017年9月20日付)によると、アメリカ人俳優のバーニー・ケイシーさんが9月19日、ロサンゼルスの病院で亡くなりました。78歳でした。

バーニー・ケイシーさんは1939年、米ウエスト・ヴァージニア州生まれ。アメリカン・フットボールの選手として活躍後、映画界へ入り俳優に転身。

ショーン・コネリー主演の007映画『ネバーセイ・ネバーアゲイン』(1983)には、CIAエージェントのフェリックス・ライターとして出演しました。

ジョー・ロビンソンさん死去 『007/ダイヤモンドは永遠に』出演

Daily Mail Online(2017年7月12日付)によると、英国俳優のジョー(ジョゼフ)・ロビンソンさんが7月3日、イギリスのブライトンで亡くなりました。90歳でした。

柔道家・空手家であり、「タイガー・ジョー」としてレスリング界でも活躍したロビンソンさん。映画界ではスタントと俳優を兼任。『007/ゴールドフィンガー』(1964)ではオナー・ブラックマンに空手や柔道の指導も担当。

『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971)では、ピーター・フランクス役で出演。ショーン・コネリーが演じるジェームズ・ボンドとエレベーター内で格闘するシーンに登場しました。